子どもが簡単に自転車に乗れるようになる練習方法【わが家編】




こんにちは、ちゃママです。

息子は年長になった5月下旬、自転車に乗れるようになりました。


今日は、息子が自転車に乗れるようになるまでの道のりを書こうと思います。

ちなみに息子は、補助輪をはずしてから30分もかからずに乗れるようになってしまったため、あまり参考にならないかもしれませんが、練習方法としては良かったと思います。


結論から言いますと、自転車に乗るためには「本人のやる気」が最も大切です。

目次

コンビカーデビュー

息子が10ヶ月のころに、父がアンパンマンのコンビカーを買ってくれました。

そのときは、まだ歩けなかったのですが、自分で歩いたり、またいで乗れるようになってからは、家の中を両足でこいで乗り回していました。


そして、子どもが歩ける距離は「年齢×1km」と本で見たので、幼稚園に入るまで、晴れた日はほぼ外へ散歩に行っていました。

公園やスーパーまでの道は、発見がたくさんあって息子にはいい刺激になったし、脚力をつけるのにも良かったと思います。

三輪車デビュー




2歳ころ、おさがりでもらった三輪車でも散歩に行くようになりました。

最初は自分でこげないので、わたしが押していました。

背中を押すにも、低くて結構腰がつらかったなぁ…(懐;)


でも、コツを掴んだら、上手にこげるようになりました。

歩いたり、三輪車だったり、脚力や骨を着々と鍛えています(笑)

補助輪自転車デビュー

3歳になり、岩手内陸の町に引っ越してからは、補助輪自転車で公園へ行くようになりました。


道路に出る前に、ブレーキの練習をしました。


道路では、最初は縁石の段差などが上れないので、わたしは後ろを歩いてサポート。

だいぶ慣れてきたら、わたしも自転車で後ろを走り、公園へ行くようになりました。

自転車に乗る練習をした日

年長の5月下旬。

補助輪自転車を車に乗せて、家族3人で大型アスレチックのある広い公園へ行きました。

午前中はアスレチックなどで遊び、昼食後、


「自転車の練習してみる?」

「うん!」


となり、いきなり補助輪を2つはずしました

そして、ペダルもはずしました

ペダルのネジ?留め具はかたいので、女性には厳しいかも?

サドルは一番低くして、足が地面になるべく着くように。

そして、ストライダー(ペダルなしの自転車)のように、足でこいでバランスを取りながら進む練習をしました。

このとき、視線はまっすぐ、遠くを見るように声かけします。


次に、誰もいない緩やかな下り坂になっている芝生で、


「足でこがないでどこまで行けるか」


という練習をしました。

すると、あっという間に一度も足をつかずに下まで行けるようになりました。


ならばっ!


と、ペダルを装着。

いよいよ、自転車に挑戦です。


主人が自転車の後部を押さえてこぎ出しました。

ペダルをこぐことには慣れていますが、ハンドルがちょっとグラグラ。


「遠くを見て~!」


と言うと、グラつきが減りました。

一度降りて方向転換をし、今度はわたしのほうに向かってこいで来ました。


(調子良く進んでいるぞ~)と思ったら、主人が手を離しました!


(ちょっと!まだ早くない!?)


と思ってひやひやしましたが、ちゃんとブレーキをかけて、わたしの前で止まりました。


「すごい上手に乗れてたよ!」

「もう一回やってみる!」


次もこぎ出すときは、主人が押さえて補助

そして、まだ半分も進んでいないのに手を離す主人。

それでもスイスイ進んでいく息子。


「パパ!押さえてる!?」


もう私たちは、息子があっという間に自転車に乗れた感動と面白さで大爆笑なのでした。

こぎ出しがうまくできない問題発生

自転車には乗れるようになったのですが、最初のこぎ出しはバランスを取るのが難しそうでした。


ペダルをこぎ出しやすい位置まで片足でセットする間も、自転車が倒れないようにもう片方の足で立って、ハンドルを握っているわけですよね。

さらに、自転車をこぎ出すときは、ハンドルをしっかり握ってグラつきを抑えないといけません。


この片足でこぎ出してから、すぐにもう片方の足もペダルに乗せて、バランスを取ってスピードに乗るという練習は数日しました。


このとき乗れるようになったのは16インチの自転車。

いまは、20インチのマウンテンバイクをおさがりでいただいて、それに乗っています。

20インチになったときに、やはりこぎ出すときの練習は何度かして、一人で乗れるようになりました。

コツをつかむまでは、付き合ってあげることが大事ですね。

ちゃママまとめ

息子は、補助輪自転車を2年ほど(冬季以外)乗り回していたので、”自転車に乗るための能力”が自然と身についていたのかもしれません。

その能力とは、

  • 脚力…自転車をこぐ力
  • ハンドルを扱う力…コントロール力
  • 握力…ブレーキを握る力
  • 制御力…危ないと思ったら止まる判断力

などです。

自転車は、早く乗れたからいいというものではなく、最終的には、


「乗れるようになりたい!」


という本人の意欲の有無が大きく影響します

個人差がありますので、強制したり、怒ってまで教えることではありません。


不得意なものに執着すると、苦手意識を持ってしまうので、嫌いにならない程度に子どもの様子を見て親しませるようにしましょう。

あっ!ヘルメットは忘れずに!

余談・・・

わたし自身は、小学校4年生くらいで乗れるようになった覚えがあります。
(小学校で、低学年のうちは自転車に乗ってはいけない決まりがあった)

そのときは、父が教えてくれたのを覚えています。


この”初めて自転車に乗れたときに、そばにお父さんがいてくれた”という思い出は、大人になってもずっと残っています。


ということは、

息子が初めて泳げた瞬間に立ち会ったわたしや、初めて自転車に乗れた瞬間に立ち会ったわたしなども、自分が愛された記憶として息子のなかに残るのでしょうか?


あなたも、子どものときに大きな壁を乗り越えるような体験をしたとき、どんな大人が寄り添っていたかという記憶はありますか?


赤ちゃんのころよりは数が減ってしまったけど、これからも”息子の初めて”を見届けていきたいと思いました。


あれ?自転車の練習方法を書いていたのに、しんみりしちゃった(笑)