こんにちは、ちゃママです。
2018年2月5日放送、「天才キッズ全員集合 君ならデキる!!」を見ました。
番組後半は、天才キッズ中学受験に密着ドキュメント。
以前番組に出演したIQ153の天才キッズ、高居玲奈ちゃん(小6)。
全国模試1位を4回とったことがある天才少女。
そんな彼女が今年、中学受験に挑戦するとのことで、入試直前1ヵ月に密着。
その驚きの勉強法と家族のサポートとは?
目次
加熱する中学受験
年々増加する中学受験生。東京では4人に1人が受験するというデータも。
もはや他人事ではすまされない中学受験。
しかし、トップ校に受かるのは1割程度。
中でも偏差値最高峰と言われる開成中、桜蔭中、渋谷幕張中などの名門校は、東大に入るよりも難しいとも言われている。
玲奈ちゃんが目指すのは、渋谷幕張中学。海外への進学者も多い。
(四谷大塚によると男女共学日本一、偏差値72)
入試まであと21日(元日)
過去問を解く
自宅を訪れると、新年のあいさつをする玲奈ちゃん。
すぐに部屋に戻り、元日から正月返上で猛勉強を開始。
受験生にとっては正月が正念場。
全国各地の塾で正月特訓が行われるなど、休んでいる暇はない。
玲奈ちゃんもひたすら過去問を解いていた。
中学受験指導の四谷大塚 情報本部本部長 岩崎さん
「本当に第一志望校、上位志望校を目指す生徒は、過去問を10~20年、徹底的に仕上げてくる時期」
玲奈ちゃんがこれまで解いた過去問は、なんと、およそ100年分!
テストは本番同様、制限時間を設けてスタート。
通常25分のテストを、なぜか玲奈ちゃんは20分に設定。
玲奈ちゃん
「時間を5分短くしたり、10分短くしたりしてタイムプレッシャーをかけてやることで、本番はそれより長いから少し余裕を持って解ける」
少し気が緩んできたら…と、机にあるタブレットで再生したのは、ZARDの負けないで(’93)。
大好きなZARDの曲で気持ちを高めていく。(ちなみに玲奈ちゃんは2005年生まれです)
脳を意識した復習方法
4年生の9月にはじめた受験勉強も残り3週間。まさにラストスパート。
さらに、こんなことまでやっていた。
玲奈ちゃん
「エビングハウスの忘却曲線っていうのがあるじゃないですか」
スタッフ
「???」
エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者エビングハウス氏が発表した、時間経過による記憶の忘れ具合を表した曲線。
これによると、人間は1日後には74%忘れてしまうとある。
それに従い、玲奈ちゃんは1日後、1週間後、1か月後に復習をして記憶を定着させているという。
入試まであと10日
今年はインフルエンザが大流行。1週間でおよそ283万人が受診。(平成30年1月15~21日)
患者数は過去最多を記録。
学級閉鎖の数も急激に増えている。
そして、試験会場でもインフルエンザの疑いのある児童には、専用の受験会場を用意するほど。
体調管理は何よりも大切な問題。
そこで、お母さんの出番。
夕食にレンコン料理をたくさん作ったお母さん。
レンコンに含まれる成分が、免疫力をあげてくれるという。
他にも、脳の活性化に黒糖クルミ、風邪対策にはちみつレモンを作り、体調面をサポート。
中学受験指導の四谷大塚 情報本部本部長 岩崎さん
「中学受験は二人三脚と言われているくらい、親が9割以上関与しないと進まないと思う」
入試まであと2日
1月20日、この日は千葉県の入試解禁日。
玲奈ちゃんは、市川中学校の入学試験へ。
マンモス入試と呼ばれる今年の受験生は、なんと、2665人。
中学受験指導の四谷大塚 情報本部本部長 岩崎さん
「入試の本番は特別。普段通りの力を発揮できない。もし同じ試験を2回受けたら、合格者の半数は入れ替わるくらい1点に重みがある」
入試まであと1日
明日はいよいよ渋幕の入学試験。
父・宏武さん
「けっして手を抜かない、いつもの玲奈らしさを最後まで貫いてもらえれば、きっと良い結果が出ると信じています」
試験当日
午前7時50分。玲奈ちゃん一家が試験会場へ到着。
今年の受験者は、2004人。倍率はなんと、9.3倍。
塾の先生からの激励を受けながら、いよいよ試験会場へ。
父・宏武さん
「いままで学んだことをすべてぶつけてこい、がんばれ」
と家族で送り出す。
そして午後2時、試験が終了。
お母さんも不安そうに見つめるなか、会場から出てきた玲奈ちゃん。
なんだか冴えない表情。
父・宏武さん
「今年激ムズだったらしいです」
玲奈ちゃん
「算数と国語が難しかった」
母・縁さん
「全力を尽くしたからいいんじゃない?」
冴えない表情の理由は、翌日お父さんから送られてきたメールで分かった。
渋幕は、さすがに思い通りにいかなかったようです。
得意の算数で4問間違え、苦手の社会もできていないようです。
国語もあまり自信がないようです。
今までで一番自信がないと言っています。
こんなこと言うのは珍しいです。
今日四谷の先生と自己採点をして分かりました。
1月24日 合格発表日
合格発表を見にきた玲奈ちゃん一家。
お父さんは気を遣ってか、少し玲奈ちゃんと離れて歩く。
この先には合格発表の掲示板が。
玲奈ちゃんの受験番号は、859。
結果は、見事!志望校に合格!!
玲奈ちゃん、おめでとう!!
ちゃママ感想
難関中学の過去問100年分には驚きました!
そもそも、全国模試1位を4回もとること自体「いままで家の中でなにをしてきたんだろう?」ですよね。
高居玲奈さんは以前、プレジデントファミリーでも取材を受けていましたので、どのように育ってきたのかはこちらが参考になると思います。
育児書を読んでいると、中学受験に向く子、向かない子がいるという記述をよく見かけます。
昨日紹介した本にも、中学受験で燃え尽きてしまっては意味がないという話が書かれていました。
でも、受かっても受からなくても、どんどん脳が吸収してくれるこの時期に、一生懸命目標に向かって勉強したことは決して無駄にならないと思います。
受験生のみなさん、がんばってくださいね!
余談)息子が入試について聞いてきた話
昨日の天才キッズの放送の前、たまたまローカルニュースを見ていたときに入試の話が取り上げられていました。
「ママ、入試っていつからあるの?」
「んん~……東京だと、幼稚園や小学校に入るための試験があるところもあるよ。いまは中学校に入るための試験を受ける子が多いんだって。
まぁここに住んでいれば、高校に入るための試験が最初になるかな?あとは大学に入るための試験ね」
「ふ~ん…」
「東大王に出ているような人は、中学から受験して、天才たちが集まる中学校、高校に入って、東大に入っていたりするんだよ。でもま、地方の高校から東大に入る人もいるからね」
「へ~…」
天才たちが集まる中学校…
そう言ったときに、息子の目が驚きで?大きくなりました(笑)
井の中のオタマジャクシ、大海を知った…?
息子は、漠然と言っているだけだと思われますが、とある大学に入りたいと言っています。(東大ではありません)
その大学に入るためにはどうしたらいいか…と考え始めて「中学受験してみたい」なんて言ったら…
どうしましょう!?(←親があわてるパターン?;)
全国統一小学生テストなんて受けてみて、火がつくか、撃沈するか?(笑)
小学生の勉強法は、ドラえもんの学習シリーズがオススメです。
さりげな~く置いておくといいかもしれませんね☆
ちなみに、息子はいとこからもらった古いバージョンを何度も読んでいます。
エビングハウスの忘却曲線も出てきますので、新しいバージョンにも載っているはず?
親が言うよりもドラえもんに教えてもらったほうが、すんなり入るかもしれませんよ。
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