小学校2年生の知能テストの結果「サポート」のアドバイス

こんにちは、ちゃママです。

小学校2年生になってから受けた知能テスト

結果はもらえないと思っていたのですが、先日息子が封筒を持ち帰ってきました。

中を開けてみると、14㎝四方の紙が1枚入っていました。

目次

息子が受けた知能テスト

紙切れの下に「数研式 図書文化」と書かれていました。
1年生のときに受けたCRTテストと同じ会社です。

さっそく図書文化社のHPを調べてみると、どうやら息子が受けた知能テストは「サポート 学習支援システム:新学年別知能検査」というものでした。

以下、図書文化のHPより一部抜粋。

<内容・特徴>

  • 知能を、認知・記憶・拡散思考・集中思考・評価の能力面から総合的・分析的に把握する。
  • 学習スタイル診断カードにより、個性を生かす指導に役立つ。
  • 診断結果を様々な角度から分析した、学習スタイル活用シートがある。
  • NRT学力検査との合理的相関利用ができる。

息子はNRT学力検査(全国基準の相対評価のテスト)はやっていませんが、CRTテストと同様に、先生がその生徒の発達段階や知的な機能の特性を理解して、一人ひとりの学習を指導するために役立てるのだそうです。

息子の結果

結果といっても「IQ」などではなく、「あなたに合った勉強法」というアドバイスが書かれています。

1 得意なところを勉強に生かそう

◎は最も得意、◯は次に得意

あなたは、学習したことがらを正確に思い出し、新しく学習することがらを結びつけて考え、理解することができます。
それに、先生や友だちの話の中からヒントを得て、新しい考え方を思いついたり、問題の解き方を考え出したりすることもできるはずです。
正確に思い出すだけでなく、できるだけ新しい方法で問題を解いていくように心がければ、いっそう楽しく勉強ができます。

2 家での勉強はこうしよう!

あなたには、教科書などの内容を自分で理解できるだけの力があります。
学校で勉強したことを手早く復習し、次の日の勉強に備えて、予習に十分時間をかけるようにしましょう。
予習したことをカードや絵・図表にまとめたり、実物を作ったりして、実際にやってみながら勉強しておくとよいでしょう。
授業中の意見発表のために、絵や図表やグラフなどを用意するのも効果的です。

3 こんなことにも気をつけて

あなたは、与えられた問題に対して、自分の考えをまとめたり、結論を出したり、答えを出したりすることがとても正確にしかもすばやくできます。
これはあなたの長所です。
このようにすばらしい長所をもっているのですから、ある問題が解決できてもそれで満足せず、より難しい問題にチャレンジしたり、解決できていない友だちの考えを助けたりするように心がけてください。

裏面の保護者の皆様へ

勉強のもと、それは何と言ってもやる気(意欲)です。
「やる気」を支えているのは、「おもしろい」「もっと知りたい」という興味と、「やればできる」という自信(効力感)です。

家での勉強というと、教科書の暗記やドリルの繰り返しを思い浮かべがちですが、このような勉強法ばかりだとかえって子どもの興味をそぎ、効力感を弱めることにもなりかねません。

現代の学習理論では、子どもの興味を持続させ効力感を高めるためには、子どもの学習スタイルに合った方法で勉強を続けさせることが最も効果的だと言われています。

生まれてからこれまでに知らず知らず身につけてきた、得意な(好きな)ものの見方・考え方が学習スタイルです。
学習スタイルは人それぞれ異なっています。

サポートは、一人ひとりの学習スタイルを知り、その学習スタイルにぴったり合った勉強法を見つけ、楽しく無理なく勉強が身につくように願って作られたものです。

表の「1 得意なところを勉強に生かそう」では、お子さんのいちばん得意なこころのはたらき、言ってみれば得意わざをみつけて、その得意わざをどのように発揮すれば、楽しく効果的に授業が受けられるかをアドバイスしています。

「2 家での勉強はこうしよう!」では、『文章を読んだり話を聞いたりする学習活動』と『視聴覚教材を用いたり実際のものを直接扱ったりする学習活動』のどちらが得意かをみて、その得意なほうを家庭学習にどのように生かすとよいかをアドバイスしています。

「3 こんなことにも気をつけて」は、授業やテストなどのとき、どのようなことを心がけるとより自信がもてるようになるかをコメントしています。

今、学校では、お子さん一人ひとりに応じた教育を進めています。
一人ひとりの学習スタイルに合った指導のくふうもそうした教育の一つです。

ご家庭でも、この資料を参考に、お子さんが楽しく無理なく勉強ができるように支援してあげてください。

ちゃママが気になった点

「一人ひとりに応じた教育」という言葉が引っ掛かりました。

いまのところ学校では、テストの直しが終わった子は自由帳に絵を描いていたり、先生に頼まれたらお友だちに教えたりしているようです。

まだ低学年で基礎が大事とはいえ、「この問題もやってみる?」なんて少し難しい問題にチャレンジさせるなどということはないわけです。

「一人ひとりに応じた教育」。

授業が分かっている子はとりあえず放置されて、遅れそうな子のサポートは手厚いというイメージがある学校でできるのだろうか?

あ、だからこそ、このアドバイスをもとに家庭でも支援してくださいということ?

高学歴ママならまだしも、わたしのような勉強法も知らない親では、アドバイスをもらったところでどうしたらいいのかむしろ不安になってしまいました;

ちゃママ感想

「学力」がこれまでに「学んだ力」だとすると、「知能」はこれから「学び取る力」なのだそうです。

「予習に十分時間をかけるようにしましょう」と書かれていましたが、息子の場合「今日はどんなことを勉強するんだろう?」という姿勢で授業にのぞんだほうがいいと思って、先取りなどはまったくしてきませんでした。

でも、高学年になるにつれて、予習も大切になってくるのでしょうかね?

ちなみに、ドラえもんの学習法によると、予習・授業・復習は三点セットとしていて、

ドラ「予習をしたとき理解できることと、わからないことに分けておくんだ。わからないことのうち、調べられることは調べておく。どうしてもわからなかったことを次の日の授業で先生に聞く。こうすれば、よゆうを持って授業を受けられるようになる」

なるほどー!って、息子が宿題以外のことを率先してやるとは思えない…;
ましてやわたしが「やったら?」と言うことは「やりたくない」。

なので、これまで通り、そっとマンガを置いておきますw
(わが家にあるのは古いバージョンなので、買い直すか検討中)

こういう結果をもらうと「何かしなきゃ!」と思ってしまうけど、これまでどおりノートやプリントを見て、授業を理解しているかだけは見ていきたいと思います。

 

「サポート 学習支援システム:新学年別知能検査」に関しては、こちらが詳しいです。

www.nit.or.jp/iframes/images/kyouzaikatsuyou_150525.pdf

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