子どもを「車好き」にすると得られる意外なメリット

こんにちは、ちゃママです。

今日は、息子がどうやって『車博士!』とお友達に言われるまでになったのか、書きたいと思います。

目次

本やDVDを一緒に見る

最初に車のおもちゃを買い与えたのは、息子が10ヶ月のころでした。

ホームセンターの一角にあるおもちゃ売り場で、ボタンを押すとサイレンなどが鳴る大きめのパトカーを買いました。

「パトカーがあるなら次は救急車?」「わが家の愛車がトミカになってる!」などと、少しずつ車のおもちゃが増えていきました。

1歳の誕生日にはDVD付の本を買ってあげました。

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これは本はもちろん、付録のDVDも何度も一緒に見ました。

外で実車を見て教える

春になり、だいぶ暖かくなってきた1才3ヶ月ころからは、自転車で子育て支援センターへ行くようになりました。

前乗せのイスにちょこんと座らせてヘルメットをかぶせ、風をガードするための”UVカット風防”もつけて。

(田舎でそこまでしている人はいないので、結構目立ちましたが気にしない!w)

行きも帰りも自転車で走りながら、

「白い車だね」

「あ!郵便車!絵本に載ってたね」

「いま信号が赤だから、青になったら横断歩道を渡るよ」

などと、たくさん話しかけました。

このとき、車をブーブー、犬をワンワンなどの赤ちゃん言葉は使わないようにしていました。

そのうち息子は、自転車に乗っているときにあちこち指をさすようになりました。

指をさされたものはとにかく答えます。

「あれは佐川急便っていう会社の宅配車だよ。いろいろな荷物をみんなに届けるんだよ」

「あれはトヨタっていう会社のプリウスっていう車だよ」

「このマークはホンダっていう会社のマークだよ」

などと、徐々に固有名詞を使って、より詳しく教えるようにしました。

2歳には車種や車名を記憶

そんなことを続けていた2歳を過ぎるころ。

支援センターに停まっている車を指さして、

「モコ」

「セレナ」

などと、車名を答えられるようになりました。

センターに来ていたママに、

「え!?いまモコって言った!?わかるの!?」

と驚かれました。
(2歳ころには2語文も出て、短文は話せるようになっていました)

そして、興味は働く車から乗用車へ向き、すれ違う国産車の名前はほぼ覚えてしまいました。

車の後ろ姿を見ただけで言い当てるので、後ろに書いている車名の英語を読んでいるのか!?と思えるほどでした。

どうやら、ライトなどの形で見分けられるようでした。

図書館の車関連の本を多読

3歳の春、主人の転勤で岩手内陸に引っ越しました。

図書館が近くなったので、2週間に一度、いろいろな本を借りました。

最初はもちろん子ども向けの絵本からで、もしかしたら図書館にある車が出てくる絵本は全部読んだかもしれません。

図鑑の気に入ったページはコピーして、ファイルに入れてあげました。

次第に、子供向けのものは物足りなくなり、機械工学のコーナーにある大人向けの車の本や雑誌を借りるようになりました。

もちろんまだ字は読めないので、写真を見るのが中心でしたが、

「これ、なんて読むの?」

と聞かれたら、家事をしていても必ず手を止めて答えました。

そして興味は乗用車から外車へ。

外車からスーパーカーへ。

スーパーカーからクラシックカーへ…。

誕生日やクリスマスには一緒に本屋へ行き、大人向けの雑誌でもかまわずに欲しいものを選ばせて買ってあげました。

興味から広がった知識

外車が好きになったおかげで、ベンツはドイツの車であること、ドイツの国旗、カールベンツという人物を知りました。

世界地図を見て、日本とドイツはどれくらい離れているか、ドイツはヨーロッパにある、ヨーロッパにはイタリアもある、イタリアの車はフェラーリにランボルギーニにアルファロメオに…などと、どんどん知識が増えていきました。

スーパーカーを好きになったおかげで、普通車にはないデザイン、時速100kmに達するまでの秒数、値段の高さ、なぜ高いのかなどを考えるようになりました。

クラシックカーを好きになったおかげで、西暦の存在を知り、車の歴史にも触れることができました。

今ではわたしのほうが話についていけないくらい、車に詳しくなりました。
(内部構造やメカ的なことはまだアバウトですが)

車の絵を上手く描くコツ

いまは車の絵を描くことにハマっています。

もともと家ではあまりお絵かきをしてこなかったのですが、

「字の練習をするときって薄い字をなぞるよね?車を描くのもなぞったらいいんじゃない?」

と提案したら、車の写真の上に薄い紙を置いてなぞり書きするようになりました。

すると、これまでは横から見た平面の絵ばかり描いていたのが、奥行のある立体的な絵が描けるようになりました。

かっこよく描けるため、どんどんハマっていきました。

始めたのが昨年の秋でしたが、もう400枚を超えました(驚)

絵を描くことは、入学前のえんぴつの練習にもなっていると思います。

そして、本の写真の下に書いてある車名などを書写するうちに、アルファベットを読み書きできるようになりました。

さらに、フェラーリは「F」、ブガッティは「B」で始まるなどの、子音の感覚も覚えているようです。

ある日、

「トランプ大統領ってこう?」

「TRANP」と書いてみせました。

ホントは「TRUMP」だけどw、英語の音を感じる通りに書いたらしくてちょっと驚きました。
(いいのか悪いのかは??)

ちゃママまとめ

男の子は車好きか電車好きになるなんて言うけれど(もちろん戦隊ものなどその子によるけど)、車好きは、好きになればなるほど世界が広がると思いました。

もちろん親がその子のいまに適したものを与え、本であれば一緒に見て話し、一緒に好きになることが大切になってきますけどね。

「将来ママにはポルシェ911を買ってあげるからね」

ちゃママはその言葉だけでうれしいよ(涙)

子どもの「没頭」を邪魔するな!「すべての教育は洗脳」堀江貴文 子どもの「どうして勉強しないといけないの?」に対する答えとは

6 Comments

車好き高校生

これは一理あると思います!俺も幼稚園の頃、車が好きで車種名からカタカナとか覚えてました!自分で言うのも何ですが、カタカナを覚えたのは早い方だったと思います。俺の小さい頃を思い出して懐かしくなりました。因みに高3の今も車好きです!免許取ったらMT車運転したいです!何を買おうか今から楽しみです!

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ちゃママ

はじめまして、コメントありがとうございます!
経験者からのお話が聞けてうれしいです(๑˃̵ᴗ˂̵)
子どものころって好きなことからどんどん吸収できてしまうのでしょうね。
息子も「将来何の車に乗ろう?」と今から悩んでいますよw
車は凶器にもなるので、ぜひ安全運転で、初心を忘れずにドライブを楽しんでくださいね♪
MT車が運転できないちゃママより(←AT限定)

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さやママ

中々寝れなくてスマホいじりながら色々考えていたら、息子(小5)の車好きな事どうにか役にたつことはないのかと、ちゃママさんのブログにたどり着きました。旦那も車が好きで未だに苦労しているので、息子にはならせたくないなと思っていたんですが、見事に同じ道を行く(笑)
やはり、好きじゃない事は何をしても続かないし、勉強もやりたくない。だけど、車なら集中できる。それにむけて、勉強が必要なんだ!と学べば、進んでやる気が出せることとても勉強になりました!参考にさせていただきます!

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ちゃママ

コメントありがとうございます☆
「車なら集中できる」
集中できることを持っていることは、素晴らしいことですよ!
きっと息子さんは、さやママさんに自分の車好きを否定されるのではなく、車の話をたくさん聞いてもらいたいハズです。
わたしは息子が何時間でもやり続ける車のゲームには全く興味がありませんがw、
「どんなところがおもしろいと思うの?」
「◯◯するときは~~なの?」
なんて聞いています。
これは「人に自分の言いたいことを説明するときの練習」、つまりプレゼンテーション能力を鍛えているんだと思えば、たくさん話してもらったほうが言葉をあやつる練習になるなぁと(←前向きに笑)
そうはいってもゲームのやりすぎは心配になります。
でも、車ゲームのクリエイターになるかもしれないし、VRに興味を持つようになるかもしれない。
AI搭載車を見て、未来の車を作る人になるかもしれないし、 AI自体に興味を持つかもしれない。
いまはどんな方向に枝分かれしていくのかわからないけれど、現時点では
「この子は車に関係した仕事に就いたらきっと幸せなんだろうな」
と思うと、自然に車好きを応援することができると思います。
お互いに車好き息子を持つママとして、車好き息子を信じましょうp(^-^)q

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とまとママ

はじめまして(^^)こども(年少)が、乗用車好きで同じような子はどんな遊びしているのかなと検索してたどり着きました。現在3歳ですが、街中を走る車の車種はほぼ知っています。文字もまだ読めないのに、本屋へ行けば絵本コーナーではなく車のカタログを読みにいき興奮しています。寝る前の絵本もカタログです。息子さんの車好きの様子がそっくりだったので、笑ってしまいました。レゴも好きなので、レゴのスピードシリーズみせてみようと思います。4歳だとまだ早いかな…

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ちゃママ

とまとママさん、コメントありがとうございます☆
車への興味、車への愛がわが家と一緒で、小さいころの息子を思い出しました。
ぜひカタログでも本でも読んであげたり、質問したりしてたくさんの言葉のシャワーを浴びせてあげてください。
そのうち文字や数字への興味も自然に出てくるかもしれませんよ?
レゴスピードですが、1人で作るのはまだ難しいと思います。
でも箱を見ただけで、タイヤが4つついているだけで大興奮間違いなしなのでw、
手伝いながら一緒に作って、「できたね!」と一緒に喜んであげればいいと思います。
もう少し大きくなったら、「バラバラにして1から作ってみる!」となるかもしれませんしね♪

いまブログは更新していませんが、息子は4年生の今でも車が大好きです。
将来自分で乗りたい車があるようなので、勉強もがんばっています。
「(まさか車好きが勉強の原動力になるとは…)」と驚いていますが、これからも車好き息子を見守っていきたいと思います。
それにしても、時が過ぎるのは本当に速いですね。
3~4歳は体力があり余ってくるので大変な日もあると思いますが、とまとママさんも楽しんで過ごしてくださいね☆

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