「音読」を活用する方法と小1の宿題の話

 

こんにちは、ちゃママです。

昨日は息子と同じ、小1男子がいるママ友のおうちへ遊びに行ってきました。

そこで、宿題の音読の話になったのですが、「音読ってなんの意味があるの?」なんて思っていませんか?

実は、教科書の音読は最高のインプットなのです。

目次

マンネリ化しがちな音読

音読の宿題は、形に残らないため、音読をした証拠として「音読カード」などに親がサインをするという学校が多いと思います。

しかし、子どもは同じ文章を何度も読むことを面倒くさがったり、親のほうも毎日聞いてサインをするのが面倒と思ったりしがちです。

さらに、毎日読んでいると子どもは文章を覚えてしまい、教科書を開くこともなく暗唱をはじめ、親は「その文章は合っているの?」なんて思いながら正しいかどうか確認することなくサインをしてしまう。

あるあるですよね(^-^;

音読の効用とは

音読の一番のメリットは、記憶の定着がよくなることだそうです。

教科書に書かれた文字を音に出して読むことで、音を自分ので聞きます。

自分の声を聞くことで、頭に入りやすくなります。

頭が柔らかく、吸収力のある小学生は、同じ文章を10回も音読すれば、自然に覚えてしまいます。

すると、学習内容が抜群に記憶に残りやすくなるのだそうです。

読みを深める音読法

音読は、ただ漠然と文章を読んでいたり、内容を深く考えないでただ読んでいる場合があります。

そこで、子どもが音読し終わったあと、褒めるだけではなく内容について質問をしてみます。

「〇〇くんは、どんな気持ちだったと思う?」
「〇〇ちゃんは、なぜ~~したんだろう?」

そう聞かれると、子どもは考え始めます。
こういう質問は、授業の予習や復習にもなります。

小1の教科書によく出てくる物語文で質問する場合は、

気持ち ⇒ 主人公はそのときどんな気持ちだったと思う?
様子 ⇒ そのとき〇〇くんは、どんな様子だった?
理由  ⇒ なぜ~~したんだろう?
証拠の文  ⇒ さっきの「気持ち・様子・理由」について、それがわかる文はどれ?
感想 ⇒ 〇〇くんについてどう思う?

と聞きます。

こうした質問をすることで、子どもの読む力がグンとついてくるそうですよ。

ちゃママまとめ

音読をすることで、教科書の理解を深める。

親は「ちゃんと聞いているよ」という姿勢で聞くことが大切ですね。

ちなみに、わたしは暗唱していたら「すごいね!」「もう覚えたの!?」などと褒めることで、息子のモチベーションを保っています。

 余談)学校によって宿題の量が違う!?

その後もママ友と宿題の話をしていたら、「息子の2~3倍は宿題してない!?」という印象を受けました。

息子の宿題は、

  • 音読…教科書の指定されたところを1回読む
  • 国語か算数のプリント1枚
  • 漢字ノートに指定された文章を書写…書きたいだけ何ページでもOK

です。
ほかの子に触発されて、漢字ノートを昼休みにやったり、3ページ以上やることもあるけど、たいてい1ページしかやりません。

ところが、その子がやっている宿題は、

  • 音読…教科書の指定されたところを初日は1回、翌日は2回と増えて、最終的に暗唱
  • プリントの宿題…(枚数は聞き忘れました)
  • 自主勉強をノートに…内容はなんでもOK。自分で算数の問題を作って解いて丸つけするなど

をやっているのだそうです。

この”自主勉強”は強制ではないのですが、やっていけば先生がシールをくれるし、クラスのみんながやってくるため、その子も何ページもやっているのだそうです。
1日で20ページくらいやった日もあったとか(驚;

さらには、「クリスマスはもっと難しいドリルが欲しい」と言っているそうです。

「進研ゼミもやってるし、ドリルと言われてもね…。勉強するのが楽しいと思うようになったのかもしれないけど…わたしが勉強を楽しいと思ったことがないから理解できなくてw」

「あはは…でもすごいよ!『やりたい!』っていう意欲は大事にしてあげたいよね。でもあまり難しいドリルだと今度は勉強が嫌いになりかねないから難しいね…」

「だから、前にちゃママが言ってたドラえもんの学習マンガを何冊かあげようかと思って」

「マンガで覚える系ね、たしかに(息子)は何回も読んでるし、いつのまにかいろいろ覚えてるよ(^-^;」

なんていう話をしてきました。

家に帰ってから、息子にその子の宿題の話をしたら、

「うわぁ~、その学校レベルが高いね!うちの学校で良かった~♪」

と言いました。はははっ;

「オレも学校の授業が簡単すぎる」

なんて言ってたけど、クリスマスには、

「ドラえもんの単行本を全巻欲しい」

「ミニカーが欲しい」

などと言っている息子とは大違いですね(笑)

でもま、いまはドリルをやるよりも、ドラえもんのマンガのほうがいろんなことを学べると思っているわたし。

低学年のいまは、たくさんの活字を読んで発想をふくらませて欲しいと思うのでした。

 

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