こんにちは、ちゃママです。
2017年12月10日放送の林先生が驚く初耳学を見ました。
今回の白熱教室のコーナーは、「東海道新幹線で『座席E』に座る子は賢い!」というテーマでした。
地方に住んでいるとそもそも電車に乗る機会は少ないのですが、乗ったときにはぜひ意識したいことなのでレポします。
番組を見たよというかたは、余談だけでも読んでいってください(^-^)/
目次
E席に乗る子が賢いかもしれない理由
新幹線に一回でも乗ったことがあるならば、そのときにE席をとっていたかいないかで、子どもの賢さに影響が出ているかもしれないという驚きの記事が出ました。
いったい、PRESIDENT Onlineにはどんなことが書かれていたのか。
林先生
「なぜEがいいのか、ちょっと見ていただきたい資料があります。いまは、こんな入試問題も出るんです。
これは、2015年の慶應義塾普通部(中学)の入試問題です」
次のア~ウの車窓の風景は主に下の図のどちら側の席からよく見えますか。それぞれAかEの記号で答えなさい。
ア.伊吹山 イ.富士山 ウ.伊豆半島
澤部さん
「でも別にCに座れば、両方見えたりね、Cが一番賢い」
スタジオ(笑)
正解は、アはE、イはE、ウはA。
林先生
「実際にCに座ってみてください。A席の人が窓にはり付いていたら何も見えないですよ。
普段からちゃんと意識してEを予約しているような親が育てている子どもであれば、こういう問題ができる確率は高いと思う」
※新幹線の座席は1か月前から予約が可能。計画性のある親がEに座らせている。
林先生
「何が言いたいかといえば、たとえば身内で不幸があって飛び込みで乗ったという方は仕方がないと思う。
ただ、”移動時間をどう過ごすか”にきちんとこだわりを持っている親とそうでない親の差が、子どもの座席に表れる。
ここで大事なことは、子どもが興味を持てばいい。あの記事を書いた方は『種まき』だという言葉を使われています。
東海道新幹線でなぜEが人気なのかと言ったら、右側に富士山があるということ。
たとえば一つの方法としては、
『だから昔、葛飾北斎という画家はあんなにたくさんの富士山の絵を描いたんだよ』
『ママ、北斎って誰?』
『北斎っていうのはね…。家に帰ったら富嶽三十六景を見よう』
『そうなんだ』
ってなるじゃないですか」
澤部さん
「ママが賢いな!」(笑)
林先生
「そんなことないです、
『ママ、富士山のふもとの煙突、あれは何?』
『あの辺りではね、紙とかパルプがたくさん作られているのよ。昔から湧き水がたくさんあって、紙を作るのに良かったの』
と」
澤部さん
「賢めのママがいるから!」(笑)
船越さん
「でもそういうことなんだよね。要するに親が勉強していないとダメということですよね」
林先生
「一つはそうですね。この東海道新幹線で景気を見ていくと、牧ノ原の茶畑があったり、大井川があったりというふうに、話題に事欠かないんですよ。どんどん話題が広がっていく席を確保できるんです。
何か移動しなければいけないときに、そこが何か学びの場にならないかと工夫がある親が早めにE席を予約して、子どもをE席に座らせているとするならば、あの記事にあるようにE席に座っている子は賢いのではないかという仮説、どうですか?」
親の意識しだいで電車の車窓も学びの場に。
しかも、それは新幹線に限ったことではない。
林先生
「たとえばいま大人気の江ノ電。鎌倉から乗っていくと左側に海がひらけていく。
ではその海で何があったかといったら、かつて太平記で書かれているように、新田義貞があそこを渡っていって鎌倉幕府を滅亡に追い込んだという話だってできますよね」
澤部さん
「さっきのママ!?」(笑)
林先生
「そういう知的な会話のきっかけを生みやすい席とそうじゃない席が、世の中には必ずある。
親が無意識にこぼす教養を子どもが拾うんですよ」
ちゃママ感想
今回は電車に乗ったときの話でしたが、つまりは”子どもと一緒にいる時間をどう過ごすか”ということですよね。
電車に一緒に乗ったときに、親はスマホ、子どもは3DSをして過ごすのか、一緒に景色を見ていろいろなことを話しながら過ごすのか。
家で子どもと一緒にテレビを見ているときに、バラエティー番組を見るのか、クイズ番組を見るのか、ニュース番組を見るのか。
でも実際は、林先生ほどの知識があれば会話が限りなく続くと思いますが、私のような中途半端な知識しかない親はどうしたらいいのでしょうか?(汗;
しかも、東北新幹線の景色は田んぼと山々…岩手山、奥羽山脈…って、ホント景色があまり変わらなかったりします(^-^;
それでも、とりあえず子どもは窓側に座らせましょう!
そして、過去に旅行したときの話やそのときのエピソードなどを話すのもいいかもしれませんね。
以前の記事を参考に↓ 親が意識するかしないかで、微差がそのうち大差になります。
余談)東北新幹線の盛岡駅でやるべきこと
じつは先週、身内に不幸があり、日帰りで東北新幹線に乗りました。
息子は行きも帰りも窓側の席に座りましたが、行きはずっとドラえもんの単行本を読んでいました。
帰りは親戚のおばちゃんにお小遣い(¥2,000)をいただいたので、盛岡駅に着くと、
「ママ、ここに本屋さんある?」
と。
駅ビルの中の本屋さんに行って、また車の本を一冊買いました;
自分のお小遣いだからいいんだけど、また「いい本に出会ってしまった…」と;
ラジコンやミニカー(トミカやホットウィール)がたくさん載っています。
そして、新幹線に乗るために早めにホームへ行くと、はやぶさとこまちが連結した状態で東京からやってきました。
盛岡駅では、このはやぶさとこまちの連結を切り離すのですが、その切り離しの瞬間を息子と一緒に見てきましたよ♪
切り離しは、先頭のこまちの発車と同時に行われます。なので、こまちに乗る方は要注意!
車好きの息子でも、この瞬間はカメラをかまえてちょっと興奮ぎみでした。
息子が切り離しの瞬間を撮影↓
こまちちゃん、バイバーイ!ライトが目に見える(>w<)
切り離したあとは、はやぶさの先端の扉が閉まります。
わたしも「おぉ~!!」と、ちょっと感動しました(^-^;
そして、帰りの新幹線の中では、ずーっと車の本を見ていた息子でした。
はやぶさの連結や切り離しは、新幹線に乗らなくても入場券があれば見ることができますので、盛岡駅で時間がある方はぜひナマで子どもと見てください♪