こんばんは、ちゃママです。
息子がおでこに吸盤をくっつけて遊んでいたら、内出血痕が!!
冷えピタを貼っていますが…ど真ん中だから最悪;
みなさん、子どもが顔に吸盤をくっつけていたら要注意です(涙
さて、今日は息子が半泣きで帰ってきました。
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遊びに行ったけれどすぐ帰ってきた息子
息子が、
「今日はKくんと遊ぶ約束をしてるから」
と、出かけていきました。
ところが、10分ほどで帰ってきました。
「ただいま!Kくん頭にくる!」
と怒っているのです。
「どうしたの?」
「Kくんが、Rくんの家まで自転車で行ってたんだよ!あそこまでは自転車で行ったらダメなのに」
「自転車で?」
「そうだよ!Rくんちの前の道路でぐるぐる自転車に乗ってて。1、2年生は家の近くじゃないと乗ったらダメなのに」
「そうだよね…」
「つまらないから帰ってきた。ホント頭にくる!」
「うぅ~ん、、そっか…」
怒りが収まらない様子の息子。
その目には、薄っすら涙まで浮かべています。
それぞれのおうちのルールがわからない
「もう顔も見たくない。もう一緒に遊びたくもない!」
と、だんだん感情が高まってきて、悔しいのか涙ボロボロの息子。
わたしはその気持ちを肯定するでもなく否定するでもなく、ひたすら「そうなのか…」「うんうん…」と傾聴。
ようやく落ち着いてきたかな?というころに、
「ルールを守らないと、一緒に遊んでも楽しくないもんね」
「そうだよ!」
「一緒に遊びたいけど、ルールを守ってくれないのがイヤなんだね?」
「うん」
「ここまで自転車で来たらダメだよって言ったの?」
「言ったけど、”いいんだよ”って」
「そっか・・・聞いてくれないとまた悲しいよね」
「だから頭にきたんだよ」
「近所っていうのがね…それぞれの家庭によるからね。Kくんの家ではRくんの家も”近所”に入るのかもしれないし…。
だからKくんも”自転車で行ってもいいっ”て思ってるのかもしれないよ?」
「ん~・・・」
「でもKくんのお母さんとお父さんがダメって言ってるのに、”Rくんの家までなら大丈夫だ”と思って勝手に乗っていってるのかもしれないし…」
「ん~・・・」
「どういう約束をしているのかわからないから、怒ってもしょうがないのかもよ?」
「ん~・・・」
「でもまぁRくんの家までは曲がり角も多いし、車も通るから危ないよね」
「そうだよ!」
「もし車にひかれたらって思うと心配だよね」
「ホント、ひかれるって思ってないんだよ」
「どうしたらいいんだろうね?」
「知らない。もう遊びたくない」
「泣かないの!」と押さえない
というわけで、今日話したかったのは「子どもが泣くこと」についてです。
悲しかったり、悔しかったりして泣いている子どもを見ていると、弱気でくじけやすい子になってしまうのではないかと考えてしまいます。
そして、早くそのネガティブな感情から抜け出させてあげたいという思いで「もう泣かないの!」と言いたくなります。
でも、このネガティブな感情にもきちんと向き合えるようにしたほうが、心の強い子になるそうです。
親は「いまどんな気持ちを抱いているのか、そのことに関心があるよ」という姿勢を示すことで、「ネガティブな感情でも、口に出していいんだ」ということが子どもに伝わります。
子どもが抱いている感情をそのまま受け止めることで、子ども自身が自分はいまどんな気持ちでいるか気づくことができます。
心理学では、『感情の中には良い感情と悪い感情の区別はない』ということになっているそうです。
どんな感情でも、大切な気持ちなのです。
気持ちの言語化で頭も良くなる?
自分がどんな気持ちかを言葉にすることは、言葉をつかさどる左脳と、感情やイメージをつかむ働きをする右脳のつながりを良くするそうです。
左脳と右脳のつながりが良くなると、 算数の応用問題を解くときに必要な左脳で言語的に理解しながら、右脳で図形をイメージする力もつくのだそうです。
ちゃママまとめ
むかしは「泣くな!男だろ!」なんていう言葉をよく聞きましたが、男でも女でも悲しい時は悲しいのです。
悲しい時は、思いきり泣いてもいいと思います。
大人になっても、一人で悩みを抱えている状態はつらいですよね。
「男は泣いてはいけないもの」と教えてしまうと、本当に子どもが困ったときに、誰にも弱音を吐けなくなります。
泣いているからといって「強くなれ!」「しっかりしろ!」と何度言っても、子どもは強い子にもしっかり者にもなりません。
子どもが抱いている感情をそのまま受け止めてあげる。
子どもの気持ちを尊重することは、子どもの自己肯定感を高くするそうですよ。
その後・・・
夕方になって、
「明日、Kくんにどうやって謝ろうかな?」
「謝る?」
「”なんだよ!”って言っちゃったから」
「何に対して”なんだよ!”って言ったの?」
「・・・忘れた」
「え?忘れた?w」
そのとき感情的に怒って発してしまった言葉は取り消せないけれど、「もう遊ばない!」とまで言っていたのに、時間が経って自分なりに考えて、自分から謝ろうと思ったようです。
後悔するということは、現実に自分がとった行動と、こうすればうまくいったのにという想像との比較が行われている状態です。
脳の中の眼窩(がんか)前頭皮質という、脳の中でも環境の変化に対応する「適応力」をつかさどる部位が働いているそうです。
後悔は未来を変えるために起こっている。
あとは息子に任せておけば大丈夫そうですね♪