点数だけじゃダメ!「テスト」で親が見るべきポイントとは

こんにちは、ちゃママです。

朝自習や授業でおこなうプリントやテスト。

息子も毎日ではないけれども、一度に5~6枚持ち帰ってくることがあります。

あなたは、そのプリントやテストのどこを見ますか?

今日は、小1息子のテストでミスしたところもこっそり紹介します。

目次

点数以外をチェックする

家庭と学校のパイプ役といえば通信簿ですが、通信簿だけではどのくらい理解しているのか、詳しいことはわかりません。

プリントやテストの結果を持ち帰ると、点数を見るのはもちろんですよね。

そのあと、答案用紙をじっくり見ると、「意外と難しいところがわかっているな」とか「文章の意味がとれていないな」とか、親としてもわかることがたくさんあります。

答案を見て、「どうしてこんなとんちんかんなことを書いているんだろう?」と、本人に聞いてみたら「それ」というのを取り違えていたことが分かったりします。

そういう基本的なところで間違っているとしたら、「少し本を読ませるように努力したほうがいいのかもしれない」などと対策がとれます。

子どもがどのくらい理解しているのかどのあたりが苦手なのか、答案を冷静に観察してみましょう。

悪い点数を叱ってはいけない

子どもがひどい点数をとったときは、子ども自身もショックを受けているかもしれません。

そんなときに「なんなのこの点数は」などと感情任せに叱っても、子どもは「よし、やるぞ」という気にはなりません。

それよりも、どういうところがわかっていなくて、どういうところを間違えているのかを冷静に見る必要があります。

よく見た結果、「こんな勉強をしているのか、いまの子は」となれば、むしろ「大変だね」と共感してあげたほうがいいのです。

その冷静さが、子どもにとっての救いになります。

息子がミスしたところ

わたしは息子が持ち帰ったプリントやテストは、必ず目を通すようにしています。

国語でよくあるミス

漢字や読みは今のところ大丈夫そうだし、文章問題も基本的には読み取れていると感じます。

がっ!

「だれが~しましたか」という問いに対して、答えはわかっているのに間違うパターンがあります。

たとえば、答えは「ゆうびんうさぎさん」なのに、「ゆうびんうさぎ」と書いているという感じ。

素人のわたしとしては、「示しているのは同じだから〇でいいじゃん」と思うのですがw、文章の中に何度も「ゆうびんうさぎさん」と出てくるので、「さん」もいるのでしょうね…。

 

あとは、「答えを2つ選んで」なのに、1つしか選んでいないパターン

問題をきちんと読んでいないということですね。これは”あるある”でしょうか?

算数でよくあるミス

タイトルに「たしざん」と書いてあるのに、なぜか引き算をしているパターン
50~100問もある中での間違いだったので、集中力が切れたのかな?

でもこういう凡ミスはもったいないですよね。

 

あとは、「物と人の数」が苦手なようでした。

たとえば、

こどもが一列に並んでいます。
りかさんはまえから8番目にいます。りかさんの前には何人いますか。

という問題や、

10人が1列に並んでいます。
たくやさんの前に6人います。たくやさんは前から何番目ですか。

という、たしざんやひきざんの式と答えを書く問題

息子は問題用紙には答え以外を書いてはいけないと思っていたらしく、頭の中で考えてわからなくなってしまっているようでした。

「問題用紙の空いているところには〇でも絵でもなんでも書いていいんだよ?」

「え?ダメなんだよ」

「いやいや、最終的に答えの欄に答えが書いてあれば大丈夫だよ」

と、文章だけで考えるのではなく、図を描いて視覚化することを教えました。

すると、式も答えもすんなり答えられるようになりました。

こんな少しのアドバイスですが、意外と知らなくて勝手な決まりに縛られていることがあります。

ちゃママまとめ

プリントやテストの結果には、子どもの学力の到達度や苦手があらわれます。

「ここ、惜しかったね~」

と親が残念がりながら一緒に確認することで、感情を伴なう記憶になるので、「次は気をつけよう」という気持ちになると思います。

小学校2年生のさんすうでは、「2ケタ+2ケタの筆算」「2ケタ-2ケタの筆算」、「九九」などを習います。

小学校1年生で習う、くり上がりやくり下がりのある計算はこれからのさんすうの土台になるので、「できる」という自信を与えておきたいですね。