子どもは「言葉」の意味を知らなくても普通に使いこなしてしまう話




こんばんは、ちゃママです。

あなたは子どもの質問に、きちんと答えていますか?


うちでは息子が、いろいろな言葉を使いこなすようになってきました。

意味をわかって使っていると思っていたら、


「意味は知らない」


と言うことが多くて、ビックリします。

大人は意味が分からない言葉は使えないですよね?


そして、一緒にニュースを見ていると、言葉の意味を聞かれませんか?

ニュースに出てくる言葉を簡単に説明するって、意外と難しいです。


池上彰さんが一家に一人いたら、とってもわかりやすく説明してくれるんだろうな(笑)


わたしが普段どのくらい言葉をかみ砕いて息子に説明しているのか…

今日はそんなエピソードを書こうと思います。

目次

息子が意味を知らずに使っていた言葉

愛嬌

「ねぇ、ドラえもんって何に似てると思う?」

「何に似てるか?」

「オレは雪だるまに似てると思う」

「あ~カラダの形は似てるよね」

愛嬌あるよね」

「愛嬌って知ってるの?」

知らない

「(笑)」

「どういう意味?」

「ん~…いつもニコニコしてて、かわいらしい感じ?」

「ふ~ん」

「ママの友達でいえば、Mちゃんみたいな?」

「なるほどー」

幼稚

お風呂で私が洗髪中、いつもより騒いで遊んでいたとき。

急に静かになったと思ったら、


「な~んか幼稚なことしてるな…」

「幼稚!?意味わかってるの?」

知らない

「(笑)」

「どういう意味?」

「幼稚って、幼稚園の”幼稚”なんだよ」


曇った鏡に漢字を書いて見せて、


「この”幼稚”の”幼”が、”おさない”って読むんだけど、子どもっぽいっていうことかな」

「ふーん」

「いま自分のことを幼稚だな~って思ったんだ(笑)」

「なんかね(笑)」




最近はこの、


「漢字で書くと、〇〇って書くんだけど」


と、実際に聞かれた言葉を、漢字で書いてみせることもあります。

学校では、まだ漢字の「一(いち)」しか習ってないけど。

ニュースを見て息子に聞かれた言葉

たくさんありますが、覚えている範囲でダーッと書いてみます。


「損傷ってなに?」

「傷ついちゃったってこと」


「負傷ってなに?」

「ケガしちゃったってこと」


「延焼ってなに?」

「どんどん燃え広がっちゃったってこと」


「離脱ってなに?」

「みんなで仲良くしてたけど、その仲間から離れます、出ますってこと」


「押収ってなに?」

「証拠がないか、家の中のものを持ってっちゃうよってこと」


「学校法人ってなに?学校法人加計学園っていうじゃん?」

「よく聞いてるね(笑)学校って、県立とか市立っていうでしょ?あれは”県や市が作ってるよ”っていうことなんだけど、学校法人は”自分たちで学校を作りたいです”っていう人たちが作った学校のこと」




場合によっては、辞書を引いたり、ネットで調べたりしますが、だいたいこんな感じの説明でも納得してくれます(笑)

(おまけ)息子の疑問

寝る前に突然、


「ねぇねぇ、アラレちゃんっていつも『う〇こツンツーン』ってやってるけど、あれって誰のう〇こ?」

「えっ!?たしかに…誰のだろう?考えたことなかった!」

「犬とかじゃないだろうしね?」

「あんな形のは、なかなかできないよね(笑)」

「のりまきせんべいのかな?」

「えー!のりまきせんべいが外でお尻出してしてるの?」

「あははははっ!」

・・・誰のなのー??(笑)

ちゃママまとめ

昔はファンタジーなことも質問していた息子が、だんだん難しい質問をするようになってきました。


使いこなしている言葉は、どこかで聞いた言葉を前後のニュアンスで覚えて使ってみているということなのでしょうね…

聞かれたときにかみ砕いてでも自分なりに説明してあげる

わからなかったらそのままにしないで調べる、または調べ方を教える



アラレちゃんのこともそうだけど、


「なにバカなこと言ってるの」

「そんなこと考えなくていいの」


と、質問をバカにしたり、遮ったりするのではなく、


「子どもの発想はおもしろいなぁ」

「子どもっていろんなことを考えてるんだなぁ」


と、子どもの目線で一緒に考えると、毎日の会話がより楽しくなるし、親子ともども発想が膨らみますよ♪

余談・・・

今日は、息子と図書館へ行きました。

借りていた本を返却したので、また新しい本を借りようとカウンターへ持っていくと、


「あれ?まだ1冊返していただいてない本がありますね…」

「えっ!?」

「〇〇〇の~…」

「あっ!!また置いてきちゃった!」

「ママーーー(冷たい目の息子;)」


そうでした・・・

前回本を返しに来たときに、その本だけ忘れてしまい、延長してもらっていました。

なのに、その本を今日も忘れてきたという…


「明日必ず持ってきます!」

「あ、わかりました。じゃぁ上手くやっておきます」


と、本当は返さないと借りられないようなのですが、すべて貸してくださいました(涙)


図書館の外に出て、階段でひと遊びしている息子を、日陰でボーっと待っていたら、


「ママ、そこで人生見つめ直してるの?」


と(爆)

(その言葉はどこで覚えたのよ;)


ホントに、どうしたらこういうドジな性格?体質?は治るのでしょう??

どこか抜けてるんですよね…


以前、私のドジに見かねたのか、息子がキーボードの「ミ」「レ」かわりばんこに弾きながら、


♪ママ、ママ、ママ、ママ、絶望的、絶望的、絶望的~


と、作詞作曲してくれたことがありました;


さすがに「明日返します!」と約束したので、明日は返しに行きますよ!

もうカバンに入っています!
(これで絶対バッチリでしょ!)