こんにちは、ちゃママです。
ネット検索の悪影響で、すでに日本の大学生がバカになってしまっている!?
2017年11月26日放送の林先生が驚く初耳学を見ました。
番組の冒頭、林先生の白熱教室のコーナーは、「ネット検索ばかりしているとバカになる」というテーマでした。
小さな子どもを育てている親は、今から絶対にやるべきことだと思ったので、レポします。
目次
小論文が自分で書けない大学生
人間の情報探索行動を研究している筑波大学大学院・図書館情報メディア研究科逸村教授の実験によると、
読書時間ゼロの学生と1日2時間は読書をする学生に、同じテーマの小論文を書いてもらったところ、驚きの結果が!
林先生
「普段、読書時間はゼロだという学生が書いた小論文は、ほとんどコピペで、見つけてきた情報をペタペタペタペタ貼っていって、最後にチョロチョロっと自分の意見を書く。そんなイメージで論文を書いていた。
1日2時間以上の読書をしている学生が書いた小論文は、ちゃんと「論文」になっているものが多かった。
論文の中身に決定的な差が出たということを先生はおっしゃっている。
もう1つ、もうちょっとショッキングな事件をお伝えしましょう」
論理的思考ができない東大生
東京大学教養学部が異例の公表!(2015年)
提出されたレポートの約75%がネットからのコピペ
澤部さん
「あの東大?!」
林先生
「『あの東大』の『あの』が何を指しているのかわかりませんが、僕からすれば、真ん中から下はスッカスカのカッスカスの『あの東大』から考えれば、まぁ妥当な結果だなと。
文章は構造体なんですよ。明確な構造がある。
イメージ的に言うと、技術を持った宮大工さんが、くぎを使わずに建物を立てるということを考えていただくと、
1つの情報を見つけてきた。これ(情報1)は、この柱として使おう。
この上の屋根の部分(情報2)は、自分で補って屋根に使えるようにして、ココのつなぎ方をどうしようか。
ココは、熟練の技術があって初めてつないでいける。
文章というのは、1つ1つの意味の塊をきちんとつないでいかなければ、全体のまとまりに欠ける。
でもよくあるまとめサイト、NAVERみたいなところを見つけて、しかもコピペする頭になっている人というのは、ちょっと難しいのは面倒だから(前のページに)戻るんですよ。
読みやすいのは拾う、難しいのはカットする。
柱がないところにネット検索をして集めてきた情報を適当に、感覚的につなぐ頭になってしまうと、論理的な思考ができるようにはならないんじゃないかなと僕は思う」
アンミカさん
「その立体構造は、どうすれば身につく?」
林先生
「やはり、まず本を読むことですよね。その『本を読む』ことについて、実はまた衝撃的な記事を見つけました」
書店がない市町村がある
書店が減り続けていて、全国の2割以上の市町村に、1軒もない!
林先生
「全国の400以上の市町村には、書店がないんです」
船越さん
「ネット通販で本を購入できるようになったからでは?」
林先生
「それもあります。でも本屋というのは、本棚をフラッと見ている中で『いいな』と思う本を見つけて買う買い方をしますよね。
ところがネット通販では、ピンポイントでコレ!と買う」
澤部さん
「本屋って『この1冊だけ買おう』と思っても、違う本を買っちゃったりしますもんね」
林先生
「その寄り道、余剰、それが『知』なんですよ。無駄なくピンポイントでコレというのは『知』ではないんですよ」
ちゃママ感想
東大生といえば、小さいころから親に読み聞かせをしてもらい、小学生の時には本好きになっていて、三国志や水滸伝なども読破していて、読書することは習慣になっているイメージを勝手に持っていました。
本を読むことで、文章を書けるようになる。
このブログでも、小さい頃の”絵本の読み聞かせ”が重要という話は何度も書いてきましたが、子どもが小学校に入学するまでに文字に慣れているか、慣れていないかでは、すでにスタートラインが違う気がします。
小学校に入学したときに、自分で簡単な本を読めるくらいまで活字に慣れていると、国語の教科書も難なく読めますよね。
ぜひ、読み聞かせしましょう!本屋や図書館を利用しましょう!
そして親子で”本好き”になりましょう♪
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