リーダーシップを身につける為に大切な「〇〇の経験」




こんにちは、ちゃママです。

今朝もお友達に会うまで一緒に登校しました。

昨日の帰りも途中まで迎えに行きました。

息子が「もう大丈夫」と言うまで続ける予定です。

※詳細は【再々発】繰り返す「小学校に行きたくない病」(解決済)を見てください。


少し大変なようですが、朝は見送ったついでに遠回りして、20分ほど散歩をしながら帰っているせいか、体重が落ちてきました。ラッキー☆(←プラス思考?)


さて、今日は昨日の出来事から感じたことを書きたいと思います。

目次

積極的は得?消極的は損?

昨日の帰り道、

「今日も宿題が終わったら、公園に遊びに行く」

と言った息子。

でもなんだか怒っているのです。


「今日、学校で”校内探検”の計画を立てたんだけど、Rくんが頭に来るんだよ!」

「どうしたの?」

「オレは技術室を見たことがなかったから行きたかったのに、全然話を聞いてくれなくて、校長室と理科室になったんだよ」

「あれ?理科室って前に行ったよね?」

「そうだよ!前にも校長室と理科室は行ったことがあるのに。行ったことがないところに行きたかったんだよ」

「そっか~」

「Rくん班長だからって自分勝手に決めて、頭に来た!」

「班って何人なの?なんでRくんが班長になったの?」

「班は4人で、最初からRくんが”オレが班長になる”って、ずーっと言ってて」

「そうなんだ、他の子はどこに行きたいって言ったの?」

「理科室」

「え?そうなの?(笑) じゃぁ多数決って言って、多いほうに決まっちゃうかもね…」

「でも理科室は中に入ったこともあるし」

「そっか~…本当は班長はみんなの意見を聞いて、みんなが納得してから決めるのが理想だけどね…」

「そうだよ!なのに、オレの話は全然聞かないで勝手に決めて!」

「ん~…自分の意見を通したいときは、みんなが”なるほど~、それもいいね”ってならないと、通らないからね…」

「ん~…」

「今度チャンスがあったら、みんなを説得するか、自分が班長になってみんなの意見をまとめるか?」

「ほんと、オレが班長になればよかった」

「みんなの意見をまとめるのは大変だけどね」

「あ~~、次にRくんが勝手に決めたら、オレはストライキかクーデターを起こすよ」

「ストライキ!?クーデター!?意味わかってるの?」

「ストライキは、例えば会社で汚い、臭い、寒いみたいなところで働いてるのに給料が安いときに、”もっと給料を上げろー”って言って働かないことで、クーデターは、例えばトランプとか安倍総理に”辞めろ!辞めろ!”って言うこと」

「ははは、まぁだいたいそんな感じだね(そういえば、前にニュースを見て例え話をしたんだった…)」


というわけで、

最後、何の話をしていたのかわからなくなりましたが、

このようなことは小学校などの集団の中ではよくあることで、

理不尽なことがあったときに、そこからどう考えて、自分が納得できるようにもっていけるか

ということを学ぶチャンスですよね。

幼稚園での経験

そういえば、息子が幼稚園の年中のとき。

発表会で、劇、お遊戯、体操など、自分がやりたいことを選ぶ機会がありました。

そのとき先生が、

「劇の人が足りないので、誰か移ってくれませんか?」

と言い、困っているようだからと「劇」に移ったことがありました。


ところが、実際に毎日のように練習が続くと、何度も何度も同じことを繰り返して、全員のセリフや動きも覚えるくらい練習をするので、

「幼稚園つまらない、、発表会の練習つらい、、」

となってしまいました。


そして年長のとき、また発表会が近づいてきました。

(また息子は周りのことを考えて譲るのでは…)と思ったわたしは、


「自分でやりたいことは絶対に人に譲ったらダメだよ」


と、もしかしたら余計なことだったのかもしれないけれど、アドバイスしました。


その結果、やりたかった「体操」を選んでそのとおりになりました。

そして、ほとんど跳べなかった縄跳びの練習もがんばり、少しずつ上達し、発表会本番では一度もひっかかることなくやり遂げました。


失敗から学ぶことは大きいですね。

リーダーは偉そう

息子の中で、リーダーになるということは「偉そうで威張ること」らしく、

「オレは威張るのとか嫌いだから」

と言うのです。

なんだか勘違いしているような…?


クラスで係を決めて、希望通りの”生き物係”になったときも、

「オレは係長になりたくないから、残りの3人でジャンケンしてもらって決まった」

と言いました。


それなのに、係長に「オレが水を汲んでこようか?」とか「オレが~しようか?」とか、息子が一番積極的に活動しているようです。

「リーダーは、威張りたい人がなるわけではないし、偉いわけでもないよ」ということは伝えましたが、少しずつわかってくるかな?

ちゃママまとめ

ちょっとまとまりのない内容になってしまいましたが、

息子はどちらかというと、状況を客観的に見ていて、人に譲ったり消極的だったりすることが多い気がします。


プラスに考えれば「人の気持ちを考えられる優しい子」にもなるのかもしれませんが(←親バカ)、

いろいろな子がいて、いろいろな意見がある中で、人をまとめて引っ張っていく体験は、必ず社会に出ても役に立つ力だと思います。


もしも、次にリーダーシップをとれるチャンスが来たら、どんどん挑戦して経験を積んで欲しいと思いました。


そして、どんな子とでも付き合える子どもになって欲しいと思います。

切磋琢磨!!

そんなことを言っているちゃママですが、わたしはいつも「副会長」とか「副部長」とか補佐的?裏ボス的?な立場が多く、やんちゃなグループでもなく大人しいグループでもなく、どっちにも入れるような中立的なグループに所属していました(笑)

(余談)あれから解決していたこと

【悩】子どものケンカに親はどうすべき?

↑このとき息子を振り回して転ばせたSちゃん。

どうやら、同じ”生き物係”になったそうで、

「だんだんSちゃんと仲良くなってきた」

ということでした。

あの時に介入せず、見守っていましたが、息子なりにうまくやっているようです。


そして、

子どもの「問題解決能力」を信じて見守る大切さ

↑このとき息子の歯を折ったKくん。

たまに公園で一緒に遊んでいます。


実は先日、公園にお母さんとお父さんが来ていました。

わたしは少し離れたところにいたので、会釈程度しかしていないのですが、息子はKくんに歯を折られた話をKくんのお母さんにしたそうです。


そしたら「大丈夫だった?ごめんね」と謝ってくれたそうです。


ま、わたしにはひと言もなかったんですけどね…

ま、自分の子どもがしたことを、息子に謝ってくれたのでいいんですけどね…


わたしなら、そこで相手のお母さんに”ひとこと言っただろうな”と思った、という話でしたっ!


ロバート・フルガム
『子どもがあなたの言うことを聞かないからといって心配するな。子どもがつねにあなたを見ていることを心配せよ』