こんにちは、ちゃママです。
以前、
という記事を書きました。
男の子の育て方で悩む親が多いですが、女の子の子育ての難しさは奥が深いそうで…
子どもが”男の子”か”女の子”かで、アプローチの仕方を変えると「伸び」が違うそうです。
では、女の子の子育てに必要なこととはどんなことなのでしょうか?
諸富祥彦さんの本などを参考にまとめてみました。
目次
女の子育ての基本姿勢
女の子は、基本的に「素直に人の言うことを聞き、マネすることが得意」なので、親が「手本やルールを掲示してあげる」のが基本です。
女の子は男の子よりも人間への関心が強く、人を観察する力が強いです。
子どもが最初に出会う他者は、母親。
すなわち、母親が子どもと信頼関係を築き、人生の先輩として立ち居ふるまい、礼儀作法、コミュニケーションの手本を示してあげると、そのとおりにマネしてくれます。
お母さんがいつも笑顔で、明るく、礼儀正しく、人に優しくふるまっていれば、子どももそのとおりに育つのです。
女の子はルールを好む傾向があるので、「手本を示す⇒マネさせる⇒努力を褒める」を繰り返していくと、しつけも勉強も習い事もどんどん成長していきます。
男の子と同様に、「お母さんはいつでも絶対に私の気持ちを受け止めてくれる」と子どもが思えるように、心の安全基地になってあげます。
親の思いを強いないよう自由にさせる
お母さんは、娘を自分の分身のように思ってしまい、娘のことをわかったつもりになりすぎて厳しくしてしまいがちです。
一方で、娘はお母さんの期待に応えようと頑張ります。そして、つらく苦しい人生が始まるのです。
30代、40代の女性で、母親との関係が人生最大の悩みという人は多く、母親との関係がこじれると一生確執が続くのが母と娘の関係なのです。
大きな弊害は、自分が母親になって子育てするときに表れることがあります。
自分の母親に褒められるような子育てをしたいと思い、母親に子育てについての意見を言われようものなら、ものすごくつらくなる。
そして、子どもにあたってしまい、自分を責めてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
自分が母親にしてもらいたかったことを自分の娘も求めているとは限りません。
女の子がいるお母さんに一番気をつけて欲しいのは、「娘はまったく別人格だ」ということを自覚することです。
女の子は一生、親の期待に応えようとしてしまいます。
小学生になったら「あなたの人生はあなたのものだよ」と言葉にして伝え、娘のしたいことを支えてやる存在であることを伝えましょう。
女の子を育てるときこそ、自由にさせることが重要で、お母さんの”自制”が必要なのです。
結婚、未婚、離婚しても幸せでいる力を育てる
女の子が40代、50代になったときに幸せでいられるか、という視点で考えると職業的なキャリア教育が必要です。
これからは、女の子も経済的な自立を含めて「自分で生きていく力を身につけさせておく」べきです。
未婚でいる女性や離婚が増えているいま、結婚して生涯離婚をしない女性は5割しかいません。
夫の経済力だけを頼りにしていても、夫がリストラされたり、離婚の可能性もあります。
離婚をしたいと思っても、自分で生きていく力がないことで離婚できないのなら、不幸です。
女の子には結婚していてもしていなくても、あるいはシングルマザーになっても、どの道を進んでも生きていける力をつけてやるべきです。
母親が幸せだと幸せな娘に育つ
小学校3、4年生くらいから、お母さんのハッピーな姿を見せるというのが、女の子の将来を考えるうえで重要です。
お母さんの生き方が人生のモデルですから、我慢ばかり見せられた人生は我慢するものと思い、楽しむことに罪悪感を覚える女性になってしまいます。
仕事や趣味を我慢して、育児に専念し家事を完璧にしても、お母さんの不満な気持ちは子どもに伝わってしまいます。
友達とゆっくりお茶を飲んだりして自分の時間を作る、やりたい習い事を始めてみる、仕事をしてみる。
努力すれば幸せに近づけるという前向きな姿勢を見せることができれば、幸せな結婚生活の可能性を娘に伝えることにもなります。
ちゃママまとめ
男の子は根が単純なので基本的には「おだてて育てる」が通用しますがw、女の子は「手本やルールを掲示してあげる」ことが基本なのですね。
女の子を育てているママ友が、「女の子って難しい…」と話していたことがありました。
自分の幼いころと重ねたり、母親を意識したりしてしまうのでしょうね。
息子を育てていても思いますが、親は「子どもは親と別人格の人間」「子どもを尊重する」ということを忘れてはいけませんね。
おまけ)ホンマでっかTVより
ホンマでっかTVでも、心理学の植木先生が女の子の育て方について話していました。
ルールが守れたときに、ルールを守ったことをすごく褒めるといい。
「ママとの約束を守ってくれたからすごく助かった。もし約束が守れなかったらコツンだからね」
とあらかじめ言っておく。
女と女の約束事という感じ。
ルール化された中でのペナルティ(コツン)は、すごく温かいもの(愛情)として記憶に残る。
ペナルティを先に伝えておくことが重要。
約束事を作って守らせると、将来子どもが人間関係を築くのが上手くなる傾向がある。
イヤイヤ期にはとくに”女と女の約束”が効くそうですよ♪
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