こんにちは、ちゃママです。
昨日までは道路のアスファルトが見えていましたが、いっきに真っ白になりました。
さて、今日は短めに?
図書館で借りたムック本を読んでいたら、気になる記事があったので紹介します。
東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之さん。
瀧さんはかつて、一つの疑問を大手学習塾の講師にぶつけたことがあったといいます。
それは、
小学校低学年のときに同じくらいの学力でも、その後ぐんぐん伸びる子と伸び悩む子がいるが、両者の違いは何なのか
という疑問。
その答えは、
好奇心の有無。
伸びていく子は、何にでも興味を示す特徴があり、その親たちも、子どもの好奇心を敏感に察知して対応するという点で共通する
と言われたそうです。
では、親が子どもの好奇心を察知して対応すると、子どもが伸びるとはどういうことなのか。
目次
子どもの意欲を刺激する
大人が子どもにする「将来何になりたい?」という質問。
実は、これが好奇心のありどころを知る糸口になるといいます。
”宇宙飛行士になりたい”など、一般的に考えてあまり現実的ではない答えや、ぼんやりした答えでも、少なくともその方面に関心があることがわかれば十分なのです。
子どもの関心がわかったときに、子どもと一緒に宇宙に関する本を見ていくうちに、本気で興味を抱くこともあります。
宇宙飛行士にはなれなくても、それをきっかけにロケット工学や天文学の道に進むかもしれません。
好きなことなら何も言わなくても子どもはどんどん動いていくものです。
そうすればやがて道はひらけるのです。
自らを動かすエネルギ―。
それを生み出すのは「好き」というシンプルな感情なのです。
何かを一生懸命勉強すると脳全体の機能がアップする
”好きなことにばかり夢中で、他のことに興味がなく心配”という悩みはよく聞きます。
でも、何か一つの能力が伸びると、それに直接結びつかない能力も伸びていく、「汎化」という特徴が脳にはあるそうです。
たとえば、電車が好きで電車の本をたくさん見ているうちに、解説文を理解するために言語能力も向上していきます。
つまり、得意科目を徹底的に伸ばすと、学力が総合的に引き上げられやすいというわけです。
あることがわかると、次にまた別の「知りたいこと」が出てきて、それも知りたくてしょうがなくなる。
新しい知識を獲得するごとに、子どもは一歩ずつ夢に近づいていきます。
学問は、自分が将来なりたいものになるための手段。
好きなことを極めようとするとき、子どもは大人も驚くような工夫を編み出すこともあります。
好きで続けてきたものの、大成しないという場合もあるでしょう。
しかし、脳にとって無駄なことは何ひとつありません。
次の夢ができたとき、それに向かって動き始めれば、脳はまた新しい能力を獲得するのだそうです。
ちゃママまとめ
親が子どもの好奇心の対象を知り、学びの意欲を刺激するとぐんぐん伸びる子になる。
子どもは知りたいことを調べる方法や、どんな本が世の中にあってどんな本がいまの自分に適しているかまではわかりません。
親の手助けがとても重要ですね。
東大理Ⅲに双子を現役合格させた天野ママも、子どもが興味を示したことを上手に伸ばしてあげていました。
(記事⇒【必見】林修先生「子を東大に入学させたい親」が意識すべきたった2つのポイント)
「知ることは楽しい!!」
子どもにそう思わせることができたら、自ら勉強するようになるそうですよ♪
息子も車好きからいろいろなことを覚えました。
車が好きになって良かったね♪