こんにちは、ちゃママです。
あなたのお子さんは「土間」を見たことがありますか?
小学校1年生の国語で習った「たぬきの糸車」というお話。
息子が宿題でこの話を音読していたのですが、どうしてもアクセントが直らないところがあったのです。
目次
アクセントが変な言葉
いたどの かげから、ちゃいろの しっぽが ちらりと 見えました。
そっと のぞくと、いつかの たぬきが、じょうずな 手つきで、糸を つむいで いるのでした。
この「いつかの」のアクセントが、「5日の」のアクセントになるのです(笑)
「『いつかの』だと2月5日とかの『5日』になっちゃうよ?」
「えー、『5日の』 『5日の』 『5日の』」
「わざと??(笑)」
と、まぁ正しく読めていないけれど、いいことにしていました。(←ゆるゆる;)
そして、数日後。
国語のノートは、授業の感想などが書かれているのでよく見るのですが、教科書を久しぶりに見てみました。
すると、「たぬきの糸車」の文章に、ところどころ書き込みがありました。
授業で言葉は覚えるけれど…
教科書には、たとえば「きこり」という言葉があれば、その言葉を〇で囲んで、隣に「木をきってせいかつしている人」と書かれていました。
「つむいで」は、「めんまゆを糸にする」。
「こわごわ」は、「こわいとおもいながら」。
「いたの間」は、「いたをしいたへや」。
「土間」は、「ゆかがじめんでできているだいどころ」。
この「土間」を見て、息子に聞いてみました。
「土間ってわかるの?」
「こういうところが地面で、そっちに台所が(あーでこーで…)」
「(怪しい…)…んーとね、トトロでカンタが『ん!』ってサツキに渡したところだよ」(←わかります?)
「あぁ~!あそこかー!!全然違う感じだと思ってた~」
「”百聞は一見に如かず”ってやつだねw」
そう。
教科書に意味は書いていても、頭で想像していたのが全然違いました(><)
そういえば、『5日の』になっていた「いつかの」の横には、「むかしの」と書かれていました。
『5日』ではなく正しい意味がわかったからか、読むときの「いつかの」も直りました(笑)
ちゃママまとめ
読書で語彙は増えるといいます。
たしかに、本を読まないよりは読んだほうがたくさんの言葉に触れられます。
ただ、字を追って読書するだけでは、それは言葉を見て読んだだけで言葉の意味はわかっていない…こともある。
それは言葉をインプットしたと言える?その言葉を自分で使える??
今回は意味をメモしていたけど、実物を知りませんでした。
とくに実物があるものに関しては、実物を知っていたほうがいいですよね?
(知らなくていい物の名前はないわけだし)
息子は恐らく「めんまゆを糸にする」というのも、見たことがないのでわかっていないかもしれません。
「そのうちわかるだろう」でいいのか、ネットや本で見せたほうがいいのか…
せっかく授業で習ったのなら、絶対に見せたほうがいいですよね!?
言葉を類推しながら本を読むことも大切ですが、せめて授業で出てきた言葉は、丁寧に理解していったほうが語彙力がアップするのでは?と感じた出来事でした。