こんにちは、ちゃママです。
2018年3月22日放送のBSジャパン「お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~」を見ました。
「デビットカードの便利な使い方」と題して、デビットカードとはどういうものかが紹介されました。
司会は高橋真麻さん。ゲストはファイナンシャルプランナーの國松典子さん。
真麻さん
「今日はこんな記事。『アメリカで注目、子供用デビット 使用店舗や金額、親の管理機能付き』」
(日本経済新聞2017年12月14日掲載)
日本でもいま注目のデビットカード。
アメリカでは、親が管理できる子供用のデビットカードが注目されているそうです。
記事によると、親の銀行口座からスマホのアプリで入金でき、使用可能な小売店や金額を指定できるのだそう。
子どもがカードを使うたびに、リアルタイムで使用状況がスマホに通知されるというのです。
國松さん
「いまはクレジットカードや電子マネーなどたくさんあるが、今日はシンプルにデビットカードというスタイルもライフスタイルに取り入れたらどうかなということで話したい」
真麻さん
「デビットカードはCMでもよく見るが、いまいちよくわからない」
目次
デビットカードの便利な使い方
デビットカードとは、金融機関が発行するカード。
JCB、VISAの加盟店で使用できるのですが、クレジットカードとは違います。
お店でデビットカードを使うと、自分の口座から代金が即時に引き落とされます。
現金感覚で使えるカードというわけです。
真麻さん
「それなら子どもに渡したら、バンバン使われてしまう」
國松さん
「デビットカードは、口座の残高までしか使えないようになっているので、そこまでしかお金を入れておかなければそれ以上使えない」
真麻さん
「だから子ども用に作って、月3,000円とか入れておけば3,000円までしか使えないと」
國松さん
「しかも使ったら、どのお店でいくら使ったとメールが届く。決済できたことがすぐに分かる仕組みになっている」
真麻さん
「今まで現金を使っていた人が、このカードがあることによって現金を持たなくても良くなるということ?」
國松さん
「そうですね」
手元に現金がないとき、ATMに走らなくて済むのは、クレジットカードと同じ。
しかも、口座残高が利用限度額なので、使いすぎる心配がありません。
さらに、デビットカードは預金口座を開くことができる人であれば誰でも作ることができ、ネットショッピングでも使用OKなのです。
真麻さん
「でもポイントはつかないんでしょ?」
國松さん
「いえ、付きます。カードの種類によって違うが、例えば大手の銀行(みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行VISA)だと、0.2%のキャッシュバックがある。楽天銀行は1%のポイントがつく」
真麻さん
「ポイントがつくならいいですね」
海外で便利?デビットカード
カード利用で気になるのは、海外での使い方。
デビットとクレジット、どちらが便利なのでしょう?
國松さん
「真麻さんが海外で、素敵なバックを見つけました。このときにクレジットカードとデビットカードの両方を持っていたとしたら、どちらを使いますか?」
真麻さん
「100%クレジットカードです。そのほうが補償がありますよね?」
(※デビットカードも種類によって海外ショッピング保険があります)
國松さん
「わたしがオススメするのは、デビットカード。海外で買い物をするということは、値段がその国の通貨になる。
デビットカードは即時決済なので、今日買うバックは当日のレートで値段が確定する。
クレジットカードの場合は、数日後のレートになるので、思っていた値段より高かったり安かったりする」
真麻さん
「たしかに結構、為替は変動する」
続いては、海外で突然現金が必要になり、お金をおろそうとATMへ。
デビットカードとクレジットカード、どちらを使いますか?
真麻さん
「わたしはデビットカードを持っていない。でもクレジットカードでお金を借りると利息がすごく高いと聞いたことがあるので、友だちに借りる」(笑)
國松さん
「わたしのオススメは、デビットカード。クレジットカードだと非常に高い利息になるのと、キャッシングなのであくまでも借りていることになるので返済しなければいけない」
デビットカードは、自分の口座から現地の通貨で引き出せます。利息はかかりません。
(※海外事務手数料とATM手数料は発生します)
ホテルやレストランでチップが必要な場合、すぐに現金を調達できます。
真麻さん
「クレジットカードだと金銭感覚がなくなってしまうけど、デビットカードは使いすぎないことがメリットですね」
便利なJデビット
國松さん
「カードを新しく作らなくても、実はデビットカードの機能をほとんどのカードが持っている。たとえば、みずほ銀行のキャッシュカード。裏をよく見ると…」
國松さん
「Jデビット。『J』と書いているので、日本のみ使用可能なデビットカード。ほとんどのキャッシュカードにこの機能がついている」
意外と知られていない金融機関のキャッシュカードについているJデビット。
- 新たな申請が不要(ゆうちょ銀行など一部要申請)
- マークがついていなくても利用可能
- 自分の口座から即時決済
- Jデビット加盟店で使用可能(デパートや家電量販店など)
國松さん
「家電量販店で購入するとき、現金とクレジットカードとでは還元ポイントが違う。デビットカードは現金扱いになるので、ポイントの還元率が高くなる」
真麻さん
「現金主義の人こそ同じ感覚で使えるから、Jデビットを使った方がいい」
國松さん
「冷蔵庫を買うときに現金の方がいいといってATMに走っていって現金を引き出さなくても、キャッシュカードをその場で出してJデビットで払えばいい」
真麻さん
「ATMの手数料のぶんが浮くということ」
國松さん
「それもあるし、走る労力も(笑)」
これまで、デビットカードを紹介してきましたが、もっと進んだカードレスが話題になっている。
『カードが消える日、すぐそこ 手や顔をかざして決済』
(日本経済新聞2018年1月20日電子版掲載)
その一つが指紋認証。
指を専用の端末に置けば、支払は完了。インターネット上で現金をチャージして利用します。
「生体認証の普及でカードレスがさらに加速しそうだ」と記事は言っています。
真麻さん
「アメリカでは、手にチップを埋め込んで自動販売機で買ったりできるという実験をやっていた。買ったものの履歴がバーッと出ますよね?」
國松さん
「出ますね。真麻さんがビールばかり買っているとか」
真麻さん
「あはははは(笑)」
キャッシュレスやカードレスが進んでいきそうですが、自分に合ったものを使って、便利な生活が送れるといいですね。
という放送内容でした。
ちゃママ感想
デビットカード、昔々…それこそ20年近く前w、わたしも使ったことがあります。
でも当時は、何の還元もありませんでした。
それ以来、ポイントが貯まるほうがいいとクレジットカードを使っていますが、いまはだいぶ変わったようですね。(調べていません;)
以前、初耳学でもキャッシュレス派のほうがお得という話をしていましたよね。
日本はまだまだ現金派のかたが多いようですが、現金派のかたこそデビットカードですね。
即時決済!口座残高が限度額!そしてATMに行く時間の節約!(笑)
まずはメリットを知って、やってみて、自分に合った使い方を見つけられたらいいですね♪
わたしはやっぱりクレジットカードを使うだろうけど(^-^;