こんにちは、ちゃママです。
先日、日経平均株価が歴代最長の16連騰を記録しましたね。
「56年ぶりにここまで来たからさ、みんなで記録を作ろうぜ感」を感じました(笑)
そんななか、わたしは”翌日は下がる”と見込んで、ちゃっかり1銘柄だけ株を売却。
今日は2万2,000円を超えたけど、予定していた額に達したしなと。
株式投資の格言「頭と尻尾はくれてやれ」作戦だっ!
(↑株もプラス思考?負け惜しみ?)
さて、
2017年10月12日放送のBSジャパン「お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学」を見ました。
司会は高橋真麻さん。ゲストはファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。
老後資金 不安なのに行動しない不思議
老後資金について、全体の約8割の人が「不安に思う」と答えた一方、情報収集について「何もしていない」と答えた人が約3割にのぼった。
不安だけれど積極的に行動しない状態が続けば、いつまでも不安がなくなることはありません。
老後不安の解消に向けての第一歩は、まず行動することではないでしょうか。
(『NIKKEI STYLE』2017年3月9日掲載を一部抜粋)
真麻さん
「1,000万円貯めても老後が不安な女性は多いと聞くが、積極的な行動とはどうしたらいい?」
風呂内さん
「複数の戦略を持っていると自信がつく。その戦略のうちの1つが投資だと思う。投資の戦略は年齢によって違う」
というわけで、「年代別 資産運用で不安を解消」と題して、30代と50代の資産運用法が紹介されました。
目次
30代の資産運用
A子さん(35)の場合
手取り月収 | 30万円 |
1か月の貯蓄額 | 2万円 |
1か月の投資額 | 0円 |
総資産額 | 300万円 |
(300万円は普通預金)
風呂内さんによると、この世代は動くお金が必要な世代。
つまり、結婚やマイホーム資金など、近い将来使うお金が必要な世代だと。
真麻さん
「未婚なので、将来結婚するのか、子どもは何人できるのかというライフプランが立てられない」
風呂内さん
「まずは40代までに500万円確保して、老後資金については投資で準備する」
風呂内さんが考えた、A子さんの今後10年の計画とは。
風呂内さん
「手取り月収の15%が貯蓄の目安なので、30万円の15%である5万円を準備する」
そのうちの4万円をこれまでどおり普通預金で貯蓄。残りの1万円を投資で運用する。
すると、37歳には投資で増えたお金が44万円、普通預金は400万円を超える。
風呂内さん
「ここまで来たら、もう少し投資の割合を増やす。同じ5万円でも、3万円を普通預金に、2万円を投資という配分にする」
すると、40歳になるころには、普通預金が500万円を突破し、すぐに動かせるお金500万円をクリア。
さらに投資も合わせると、資産は650万円を超える予定に。
風呂内さん
「40歳からは、5万円をすべて投資にまわす。すると45歳で1,124万円相当になる。貯金は500万円で変わっていないが、投資の部分が620万円に膨れる」
真麻さん
「普通に5万円をコツコツ貯めていくよりも、かなり速いスピードで増えますね」
50代の資産形成
B子さん(52)の場合
手取り月収 | 40万円 |
1か月の貯蓄額 | 5万円 |
1か月の投資額 | 0円 |
総資産額 | 1,000万円 |
(内訳:普通預金300万、定期預金200万、保険500万)
風呂内さんによると、問題は資産の大部分、700万を定期預金と保険にあてていること。
風呂内さん
「いま52歳くらいの方は、普通預金でも定期預金でも金利が高い、預けていればOKな時代だったので、こういう配分で持っているのだと思う。ただ、いまは定期預金の金利は低いので見直したい」
風呂内さんの計画は、60歳までに1,738万円まで増やすこと。
ポイントはここでも投資。そしてもう一つ注目したいのが定期預金。
風呂内さん
「200万円の定期を解約するのがポイント。定期の金利はほとんどない状態なので、お金を固めて持っておくことは本当に意味がない」
真麻さん
「意味ないんですか…もう散々やってきています…」
風呂内さん
「B子さんの場合は、5万円貯めてきた貯金を6万円にする(手取り月収の15%=6万円)。そして、2.3万円をiDeCoにまわす」
定期預金を解約した200万円を、月々2万3,000円ずつiDeCoに移していく。
iDeCoは60歳までしか加入できないが、節税効果があるのでフル活用する。
詳しくはこちら↓
風呂内さん
「その結果、59歳時点で定期預金が0円になる。底をついたら、6万円貯金しているうちの3.7万円をそのまま貯金し、2.3万円はiDeCoに入れるというスタイルにする。すると60歳のときに1,738万円相当を確保することができる」
真麻さん
「9年間で738万円貯められるのはすごい」
風呂内さん
「ここには減税分の50万円は含まれていないので、実際は1,788万円くらいまで増やすことができる」
真麻さん
「iDeCo以外に、50代におすすめの投資はある?」
風呂内さん
「たとえばNISA口座を使ってスポットで買うのもいい」
※スポット購入…好きな時に好きな額を買いつける購入方法
真麻さん
「どれを買ったらいいのか迷う」
風呂内さん
「先週やったロボットでアドバイスを受けて……でも、手数料が高いので本当は自分で買ったほうがいい」
真麻さん
「勉強して自分でやるしかないのかー!今さらですけどw」
ちゃママ感想
未婚か既婚か、子ありか子なしか、都会か田舎かでもかなり変わると思います。
そして「投資でこんなに増える?」「何に投資したのよ?」という疑問が残った方もいると思いますが、ただ貯金をしていてもそれなりにしか増えないということは、わかっています。
iDeCo、NISA、来年から始まる積み立てNISAという国のお得な制度をフル活用しましょう!
iDeCoには元本確保型商品もあります。
それでも「どうしても投資はしたくないし…」という”1つの地銀に100万円”などという定期預金をお持ちのあなたは…
せめて、ネット銀行の定期預金にしましょう。
最近は短期の定期預金がたくさんありますし、人件費がかからないぶん金利がマシです。
「でもネット銀行も怖いし…」というあなたは…
「20万円以上の1年定期をしてくれたら、金利を0.3%上乗せするよ!」という地元の銀行や信用金庫5か所に20万円ずつ入れて、ついでにそれぞれからタオルやサランラップでももらってきましょう。
金利がつかないなら消耗品をもらう作戦!(笑)
この特別に金利を上乗せするキャンペーンの時期は、6・7月、12・1月、4月が多いようですが、銀行によって違うので要チェックです。
お金をただ固めて持っておくのはもったいないです。
スマホでいくらでもお金の勉強ができる時代です。
せっかく持っているお金ならば、お金にも働いてもらいましょう♪
でも投資は自己責任で。