昨日は、
という記事を書きました。
その前に!
息子の感覚や要領がいいかどうかは、まだはっきりとはわかりません(笑)
でも、何もやらないよりは、小さいころからやるほうがいいのでは?と思っています。
今日は、重さと量の「だいたい」をどうやって教えてきたのかを書きたいと思います。
目次
重さの感覚
重さの感覚を身につけるには、「実際に持つ」「重さを量る」です。
小さいうちは、
「これとこれは、どっちが重いかな?」
と実際に持たせて比べてもらいました。
そして、台所にあるキッチンスケール(量り)を渡すと、何でも量り始めます。
デジタルの表示でも針の表示でも「〇〇グラムだね」と読んであげます。
「トミカの中でも一番重いトミカはどれかな?」
「このラジコンは、このトミカ何台分かな?」
など、見た目に寄らず重いものがあると「あれ?!」と発見します。
重さは見た目ではわからないんですよね。
年長くらいからは買い物中に、牛乳やペットボトルを持たせてみて、
「これが1キロだよ」
「これは2キロくらいかな?」
などと体感させていました。
(物質によっては1リットル=1kgにならないとか、牛乳パックの重さを入れたら…などの細かい話は除外!「だいたい」なのでw)
キャベツとレタスは同じくらいの大きさでも重さが違いますよね。
実際に持ってみないとわからないのです。
テレビや本に出てきたものの「重さ」は、息子の体重をもとにして、
「(息子が)5人分だって!」
と話したり、
「2トントラックの2トンってどれくらい?」
「(息子が)20キロだとしたら、100人分!」
「えぇ!同じ顔が100人いるかと思ったら気持ち悪くなってきた…」
「そこっ!?」
とか(笑)、
わたしたちも持ったことがない物の重さは、想像ですよね。
「とにかく重い」としかわからないかもしれないけど、想像しやすいと思います。
量の感覚
量の感覚も、もちろん「量る体験」が一番いいと思います。
でも小さいうちは、水のかさ(量)を正確に量ることよりも目で見る「だいたい」でいいと思います。
息子は、お風呂で「あふれる?あふれない?」というオリジナルの遊びにハマって、何度もやりました。
まず最初は、容器を2つ用意して、
「緑のコップのお湯は、透明の容器に全部入るでしょうか?あふれる?あふれない?」
とクイズを出します。
これを、逆のパターンにしてみたり、何度もやったりしていると、当てられるようになってきます。
つぎは、容器を3つにします。
「真ん中と右側のお湯が、左の容器に全部入るでしょうか?あふれる?あふれない?」
とクイズを出します。
3つの容器でもパターンを変えて何度もやります。
中が見えない容器を使ってみるのも楽しいです。
中が見えないからと、最初から半分くらい入れておくと、予想外にすぐ溢れて「ずるーい!」って、これは量の感覚ではないですね(笑)
ギリギリ入ったときは「表面張力でセーフ!」と思わず言ってしまいます。
ついでに「表面張力」という言葉の説明を簡単にしますが、
「そのうち小学校で習うよ」
ということで、授業で出てきたときに「これだったのか!」と体験したことが生きて、興味を持てるかな?と思います。
生活の中で一番身近な水のかさと言えば、500mlや2Lのペットボトル飲料や1Lの牛乳ですよね。
テレビや本で、水のかさが出てきたときは、
「牛乳パック〇本分だって」
「2Lのペットボトルが〇本分だよ」
と例えるのがわかりやすいと思います。
今まではこんな「だいたい」の遊びをしてきましたが、そろそろメモリがついた計量カップを与えようかな?
学校の授業で単位の勉強が始まりそうになったら、
「2Lのペットボトルに、500mlのペットボトル4本分の水が入るか」
「1Lの牛乳パックは、1dlのマスの水が何杯入るか」
(マスは牛乳パックで手作り予定)
などの実験をさせてみたいと思います。
ちゃママまとめ
「だいたいこっちのほうが重い」「だいたいこれくらいの量」などは、日常生活の中でどれだけ体験しているかが大きいと思います。
そして、幼児期にさまざまな量に触れる体験をしていれば、小学校の算数や理科の時間に、
「なんかやったことがあるな、できそうな気がするな」
という気持ちになり、意欲的に取り組むことができると思います。
息子が、
「500ミリの”ミリ”って、”ミリリットル”のことだったんだ!」
と言ったことがありました。
ひと言で「ミリ」と言っても「ミリメートル」もありますし、「キロ」と言っても「キログラム」や「キロメートル」がありますよね。
これまでは「だいたい」でしたが、これからは生活の中で少しずつ「単位」を教えていきたいと思いました。