こんにちは、ちゃママです。
さて、以前
という記事を書きましたが、
「小学校に入ったら、どうすれば国語力をアップできるんだろう?」
と、ふと思いました。
息子は読書が好きになったし、「国語好き~」と言っています。
宿題として、毎日音読と漢字(50字)ノート1ページ分の書写をやっていますが、「宿題だけでいいのかな?」と。
そこで、今日は小学校低学年、高学年と分けて、それぞれの国語力アップのための学習法をまとめてみました。
目次
低学年は「書き写し学習」
書き写し学習とは、教科書に載っている物語の一部を書き写す学習法です。
読点や句点なども忠実に書き写すので、文章や会話のリズムが学べ、「書く力」も磨かれます。
この学習法は、毎日続けることが大切です。
文章量が多すぎると大変なので、ひとつの段落のまとまりや1ページ分など、子どものペースに合わせるのがいいそうです。
また、親がチェックするときは、間違いばかりを指摘してはいけません。
「たくさん書けたね」「字がきれいだね」などと、褒めることで子どものやる気を促しましょう。
書き写し学習のポイント
教科書のマス目に合わせ、1字1字ていねいに書く
改行や句読点なども本文に忠実に書き写す
正しく書き写せているかどうか、親が間違いをチェックする
間違えたところは、横に正しいものを赤鉛筆で書いておく
教科書をすべて終わらせてしまったら、つぎは子どもの好きな本を買って(借りて)やらせます。
親は「つぎは〇〇のドリルを…」と思いがちですが、低学年のうちは書き写し学習をあせらずに続けることで十分だそうです。
書き写し学習を発展させる
書き写しが上手にできるようになってきたり、もの足りなくなってきた場合の発展学習法です。
1.見出しをつけたり、わからない言葉を調べたりする
新聞などの例を見せて、各まとまりに見出しをつけさせます。
これは要約の基礎となる重要な学習法です。
また、わからない言葉や漢字があったら、意味や書き方も調べておきましょう。
2.「学習のまとめ」を参考にして、親子で読解を深める
教科書の各単元の最後にある「学習のまとめ」を参考に、各パートの登場人物の心情など、子どもに質問をしましょう。
物語の題材に親子で会話をしながら読解を深めていきます。
高学年は「要約学習」
要約学習とは、物語や小説を読んで、その内容を400字に要約するという学習法です。
読んだ作品を要約する作業を通じて、その作品を注意深く読み取り、正確に理解する力が身につきます。
登場人物の関係やストーリー展開、主要なエピソードなどを、もらさずまとめるのは、最初はとても難しいと思います。
ですが、途中で投げ出さずに続けていれば飛躍的に読解力が上がるのだそうです。
毎日は難しいので、できれば月に1回は本を読み、要約文を書くようにしましょう。
要約学習の進め方
- 内容を言葉で説明させる
- できるだけ簡潔にまとめて話すように意識させる
- 5W1Hの表を作る
- 表を見ながら400字の要約文を書く
登場人物の相関図や「誰が、なにを、いつ、どこで、なぜ、どのように」を記載した5W1Hの表を作るといいでしょう。
表を作ることで内容が整理され、まとめやすくなります。
また、いきなり400字ぴったりに書くのは難しいものです。
最初のうちは、300~500字でもいいので、まずは書くことが大切だそうです。
どんな本を選べばいいのか
子どものやる気を保つためにも、本のセレクトが重要になってきます。
学校の課題に出てくるような名作が理想ですが、まだ読書に慣れていないならば、実年齢よりも対象年齢の低い物語や子どもが好きなジャンルの本でかまわないそうです。
ちゃママまとめ
低学年のうちは毎日書写、高学年になったら月に1回要約文を書く練習をする。
小1のいまは、とりあえず、毎日書写を一字一句、丁寧に書き写すことが大事なようですね。
まずは、宿題の書写を丁寧にやらせようと思います。
そういえば、息子が書いているのを見ていたら、たまに書き順を間違えている漢字がありました。
入学前は書き順よりも「書くこと」を重視していましたが、今後は書き順も気をつけて見てあげようと思いました。
「毎日続けることが大事」
子どものモチベーションを保つ声かけをして、 休みの日でもクリスマスでもお正月でも続ける。
「これが一番難しいかも?」(+_+;
でもがんばろう!
余談・・・
あなたはお子さんのノートを見ていますか??
わたしは息子の国語や算数のノートを見るのが楽しみで、毎日こっそりチェックしています。
国語ではたまに”授業の感想”が書かれているのですが、
(こんなに長い文章を書けるようになったんだな…)
と、しみじみ思いながら読んでいます。
先生からのコメントがあたたかくてホッコリすることも。
そして感想の最後が、たいてい
「またやりたいです。」
で終わるので、
「また同じ感想かいっ!」
って笑ってしまうっていうね(笑)
今後どう成長していくのかが楽しみになります♪
今回の学習法をより詳しく知りたい方はこちら↓
小学生向けのおすすめの本(170冊!)も参考になりますよ。
【国語力】子どもの語彙を増やす6つの方法 【本紹介】本当の国語力を親子で伸ばす方法とは 【オススメ教材】アレがわかれば国語力もアップする!