こんにちは、ちゃママです。
今日は早く伝えたいので、すぐに本題へ!
日本の芸能界で、最も美と若さを追い求めている一人、IKKOさん。
IKKOさんは、週に1度は血管に直接ビタミンCを注入しているとか!
2017年7月18日放送の「美と若さの新常識」では、「若返りの秘薬 ビタミンCの実力」と題して、アンチエイジング法が紹介されました。
スタジオゲストは、高橋真麻さん、かたせ梨乃さん、椿鬼奴さん。
※緑色は医師や専門家の発言です
目次
あなたの老化スピードは加速中?
椿鬼奴さんは45歳。
尿検査で老化スピードを調べてみました。
測定するのは「8-OHdG」という数値。
この数値が大きいほど、老化するスピードが速いということ。
8-OHdGに注目しているのが、東海大学医学部付属東京病院。東海大学教授の西崎泰弘さん。
この病院では、2006年から「抗加齢ドッグ」を開いています。
これまで老化が気になる人を中心に、1,900人が受診。
その積み重ねから、老化スピードを探る手掛かりとして浮かび上がったのが8-OHdGだと言います。
8-OHdGは、壊れた細胞の断片のようなもの。
「8-OHdGというのは、老化の危険因子なんです。例えば、アクセルを強く踏むとスピードが速く出ますが、これは(アクセルを踏む)8-OHdGが高い状態と同じということ」
あなたが車だとすれば、8-OHdGは車(老化)のスピードメーター。
その日、その瞬間、どれほどのスピードで老化しているのか教えてくれるものなのです。
椿鬼奴さんの数値は?
正常値が11以下。
この機械の判定は、5段階評価。
29.1という数値は、その中でも最も悪い評価です。
実は鬼奴さん、この日は朝まで飲み明かしていました。
ここで鬼奴さんに差し出したのは、ビタミンCが1,000mg入った飲み物。
これを一気に飲み干してもらいます。
そして、1時間後。
さっそくもう一度測定してみると・・・
なんと!たった1時間で半減!
「ビタミンCは吸収されやすい。水溶性ビタミンなので、血中に回ってよくないところに到達することができる。非常に即効性が高い」
ビタミンCを消費しやすい生活習慣チェック
「アルコールが肝臓に入っていき、(肝臓で)代謝するときにビタミンCを消費する。飲酒はビタミンCを下げてしまう。
食べ物でビタミンCをとりながら飲んだほうが、ずっといいと言われている」
「実は汗にはビタミンCが入っている。運動するとビタミンCを垂れ流しているということ。
暑くてかいた汗にも入っている。ビタミンCがなくなることを前提に、(運動する前など)前もってとったほうが効果的」
「糖質の代謝自体でビタミンCは消費される。よく食べる、多く食べる、これがビタミンCを消費しやすい非常に不利な状況になっていく」
真麻さん
「風邪をひいたら、ビタミンCをとって温かくして寝なさいって言われた」
「ビタミンCをとっている人は風邪をひきにくいと言われているが、科学的に風邪にビタミンCが効くというデータはない」
ビタミンC不足で寿命が1/4に
100歳の人間に例えるなら、25歳で死んじゃうということ!?
東京都健康長寿医療センター研究部長 石神昭人さん
「ビタミンCは長期的に不足すると、寿命が短くなる。老衰で死んでしまうことになる」
マウスの実験で明らかになりましたが、ビタミンCを調べるには問題がありました。
マウスは人間とは違って、ビタミンCを与えなくても、食べた餌を材料に体内でビタミンCを作ってしまうのです。
そこで石神さんたちは、遺伝子を操作して世界で初めてビタミンCを作れないマウスを開発しました。
そのマウスを2つに分け、片方には十分なビタミンCを。もう片方にはごくわずかな量だけ与えました。
すると、半年後。
ビタミンC不足のマウスが、次々と死んでいったのです。
「ガンとか炎症とか、人に起こるような病気になって死ぬことはなかった。体が痩せ細って、臓器が委縮して軽くなってしまう、人の老衰としかいえないような症状でマウスたちは死んでしまった」
実験から半年後のマウスの写真
右側のビタミンC不足のマウスは、足が衰え自分の体重を支えられていません。
老衰したときに見られる特徴のひとつです。
普通のマウスの平均寿命は24ヵ月。一方、ビタミンC不足のマウスの平均寿命は6ヵ月でした。
なぜ寿命が縮むのか。
老化とは何か。
「老化とは、体をつくる1つ1つの細胞が年をとるにしたがって、働きが落ちてくる。
細胞たちが作っている組織、器官、臓器の働きも落ちてくる。
これが老化。
その原因として最も考えられているのが、酸化(サビ)。
生活習慣もあるが、細胞1つ1つの働きが落ちれば、当然エネルギーをつくる速度は落ちてくるため疲れやすくなる」
そんな体のサビを食い止める力があるのがビタミンC。
切りたてのりんごは切り口がきれいだが、6時間経過したりんごは切り口が茶色くなってくる。
「空気中の酸素が表面を酸化させている。体の中では活性酸素が酸化させている」
ビタミンCにつけて6時間経過したりんごは切り口がきれいなまま。
「まさしくビタミンCが体の細胞にできるサビ、酸化を防いでいる。体は水分でできているので、その中にビタミンCがあれば同じ状態」
活性酸素vs抗酸化
活性酸素は、わたしたちが酸素を吸って体内でエネルギーを燃やすときにできる副産物です。
体内に入った酸素のおよそ2%が活性酸素になると言われています。
わたしたちをサビさせる活性酸素。そのダメージと戦うための仕組みが抗酸化。
東海大学教授 石井直明さん
「抗酸化の戦略は2つある。1つは抗酸化酵素。もう1つはビタミンCやEなどの抗酸化物質」
「抗酸化酵素は量が決まっている。でも抗酸化物質ならば食べるだけでいい。自分の環境、食生活で改善できる」
では、何を食べればいいのか。
抗酸化物質を多く含む食材といえば、野菜。
どんな野菜にどれだけの抗酸化物質があるのか調査を積み重ねてきた、デザイナーフーズ研究所。
活性酸素が溶け込んでいる液体に、きゅうり、トマト、パプリカを液体状にしたもの注入すると…
最も強い抗酸化の力を見せたのは、パプリカ。
野菜が持つ抗酸化物質は、ビタミンやポリフェノールなどさまざまあります。
その中でも抗酸化パワーが強いのはビタミンC。
しかもビタミンCは水に溶けるため、水分が60%をしめる私たちの体の大部分にいきわたり、活性酸素と戦ってくれます。
食材は全部100g。ビタミンCの含有量が多いのは?
野菜のとり方で気をつけることは?
「生で食べられるものは、量が食べられない。でも茹でたらもっと食べられる。
気をつけなければいけないのは、茹で過ぎればビタミンCは壊れるし、水溶性で水に溶けるから、ビタミンCがどんどん出ていってしまう。
少量の水で短時間に調理すると、ビタミンCが残る」
「ポテトチップス、じゃがいも焼酎、蒸しじゃがいも」一番ビタミンCがとれる食べ方は?
「答えはポテトチップス。ポテトチップスは短時間で揚げて水分が除ける。重さの値だとポテトチップスが一番ビタミンCが多い。
ブロッコリーも茹でるよりはアブラで揚げるほうがビタミンCは残りやすい。ただし、アブラのカロリーには気をつけなければいけない」
若さのためには10倍とれ
厚生労働省は、健康のためにビタミンCを1日100mgは摂るべきとしています。(レモン1つ分)
でもスタジオの先生3人は「1,000mg」必要だといいます。
ビタミンCをしっかりとっていても、体内に活性酸素が増えれば、その除去のためにどんどん消費されてしまいます。
その消費、意外に速いのです。
ビタミンCは、わたしたちの体の中のさまざまな臓器や血液中に含まれています。
33歳の主婦の血液中のビタミンCの変化を調べる実験。
実験スタート前
全身に35mgありました。
1時間家事をしてもらうと・・・
たった1時間で30%近くも減少。
ストレス社会と言われる現代では、通勤電車に乗ってもパソコン作業をしても活性酸素が発生します。
そのぶん、多くのビタミンCが消費されるのです。
「特に働いている方は、ストレスも多いでしょうし、ビタミンCが不足している可能性が高いと思う」
専門家がビタミンCを1,000mg勧める理由
実はビタミンCは体のさまざまな場所で全く違った役割を担っているのです。
その一つは、美肌を守ること。
表皮の下にあるコラーゲン。
コラーゲンの繊維は、3本の紐がらせん状になった構造です。
ビタミンCはこのらせん構造を作り出し、柔軟で弾力あるコラーゲンに仕上げる役割を担っています。
ビタミンCは活性酸素を防ぎ、コラーゲンも作るという二重の働きで美肌を守るのです。
体の中で最もビタミンCが多く存在するのは、副腎という場所。
ここでビタミンCはアドレナリンというホルモンを作るのに使われます。
アドレナリンは私たちのやる気や活力を生み出すホルモンです。
元気であるためにはビタミンCが大切。
逆に不足してアドレナリンが十分に作られないと、元気さのもとを失います。
ときにはうつ傾向になってしまうことも。
この美肌と元気さという2つは、人を若く見せる重要なポイントです。
アメリカで行われた調査。
同じ遺伝子の一卵性双生児を比較して、人の見た目を老けさせる原因を探りました。
研究者が注目した1つが、その人が浴びた紫外線の量の違い。
双子の女性、同じ年には見えません。
右側の女性は、何年にもわたって、一週間に約10時間長く紫外線を浴びていたことがわかりました。
この研究で、同じく人の見た目を老けさせるとされたのが、うつ傾向でした。
うつ傾向になると、その人は元気さを失い、その結果老けて見えてしまうというのです。
肌の老化とうつ傾向の両方に、ビタミンCは大きな助けになります。
その点でもビタミンCは若さを保つ秘薬なのです。
ビタミンCを大量にとることに問題はないのでしょうか?
近畿大学教授 山田秀和さん
「ビタミンCは水溶性ビタミンなので、多くとってもおしっこから排出されて蓄積があまりない」
1日1,000mgを目安にして若さを守りましょう!
1,000mgは副作用はある?
「今まで報告されている副作用では、1回に8,000mg、8倍の量をとったら下痢をする人がたまに出る。それくらいの副作用しかない」
1回でとるのはダメ?
「ビタミンCは多くとればとるだけ、吸収能力が下がってくる。だから、一回にとりだめをしようとしてもなかなかとれない。
少ない量をこまめにとったほうがいい」
1,500万年前の突然変異
マウスだけではなく、クマやライオンなど肉食の動物もビタミンCを体の中で作ります。
自分でビタミンCを作れないのは、人間やサル。作れないのが例外的なのです。
実はわたしたちも、食べた物を少しずつビタミンCへと変化させていきます。
ところが、ビタミンCになる直前の段階で、そのまま捨ててしまっているのです。
およそ1,500万年前。
わたしたちの祖先がまだサルだったころ、突然変異が起こり、自分の体の中でビタミンCが作れなくなってしまったのです。
いまや食べ物でビタミンCをとるしかないわたしたち。しかし、それが意外に難しいのです。
かたせ梨乃さんのある日の食事。
バランスのいい食事に見えますが、ビタミンCの量は、93.2㎎!
どうやってビタミンCをとればいいのでしょうか?
緑茶を飲む女性は若々しい!
鹿児島県南九州市。
若々しいおばあちゃんたちがいっぱい。
近所で暮らすごく普通の主婦ですが、炊き込みご飯やお餅を作って東京の直売所で販売しています。
集まったメンバーは8人中6人が80代。
彼女たちの共通点。
それは、お茶をたくさん飲むこと。
実は南九州市は、知覧茶(ちらんちゃ)という銘柄で知られるお茶の町。
市町村単位では、お茶の生産量が日本一なのです。
当然地元の人はみんなお茶が大好き。
そんなお茶の抗酸化力に大きな注目が集まっています。
実は緑茶はビタミンCが豊富。
先ほど紹介したフルーツや野菜に比べてもダントツの一位です。
彼女たちは作業中も飲んでいます。
食後や食間など、1日中お茶を飲んでいて、多い時は1日に2リットルくらい飲むそうです。
ここで、肌年齢チェック。
81歳の内野さんの結果は、肌年齢67歳!
最高齢88歳の佛淵さんの結果は、肌年齢75歳!
この日集まった7人全員が実年齢を下回りました。
夕方、上野さん宅。
明日茶畑で飲む、冷たい水出し茶を作っていました。
2リットルの容器に茶葉を大さじ3杯ほど入れ、水を入れて冷蔵庫で一晩入れておくだけ。
2~3回お茶を淹れた茶がらも、ビタミンCはおよそ60%残っています。
<お茶がらのつくだ煮>
1.軽く絞ったお茶がらをフライパンに入れ、乾煎りする。
2.お茶の匂いがしてきたら、しらすを入れてさらに煎る。
3.お茶がらとしらすに火が通ったら、砂糖を入れる。
4.水分が出てきたらしらすをやわらかくするためお酢を小さじ2杯ほど入れる。
5.めんつゆを入れ、汁気がなくなるまで煎る。
お茶がらをおからに入れれば、食物繊維がプラスされ、おから臭さが消えます。
さらに、鍋に大量のお茶を入れ、沸かします。
黒豚のお茶しゃぶしゃぶです。
お茶にくぐらせるうちに余計なアブラは落ちますが、お茶のタンニンがたんぱく質を固めてくれるのでうまみは逃しません。
「ビタミンCを日常的に多くとる場合は、新鮮な、あまり手を加えていない野菜や果物をとる。そして緑茶を多く飲むことが重要」
「食べ物からとったほうがいいが、1,000mgとるためにサプリや飲料からとるのもいい」
「肝心なのは細胞1つ1つを強くすること。細胞が強くなればビタミンCがもっと働くことができる。細胞を強くするためにはビタミンCだけではなくて、体に必要な栄養素をバランスよくとること」
ちゃママ感想
ビタミンCを1日1,000mg!
わたしはたまにサプリを飲んでいますが、1日に2粒を一回で飲んでいました。これからは二回に分けようかな?
そして、緑茶!
朝食後と夕食後は必ず飲んでいます。
日中や外出先に持っていく水筒にも緑茶を淹れて飲んでいます。
粉茶だと急須がいらないし、水でもお湯でも溶けやすいものがあるのでオススメです♪
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