【美と若さの新常識】5分で読める「ダイエットにも!マインドフルネスの力」

こんにちは、ちゃママです。

2018年6月5日放送「美と若さの新常識」では「ダイエットにも!マインドフルネスの力」と題して、マインドフルネスについて紹介されました。

えっ!?
マインドフルネスで美肌?ダイエット?
ストレスや痛みはが作ったまぼろし?

これを見たら、マインドフルネスをやらずにはいられなくなりますよ☆

目次

マインドフルネスとは

今から三十数年前、アメリカ・マサチューセッツで医者から見放されたような慢性うつ・不安な状態の人たちを集めて、ヨガと瞑想で治療をしました。

アメリカ流に宗教色をなくし、科学的に治療に利用したというのが始まりだそうです。

マインドフルネスとは「気づき」のこと

いま自分が考えたことに気づく。
いま感じていること、色や音などすべてに気づく。
そしてそれにとらわれない状態になることです。

ダイエット

マインドフルネスでダイエットすることができるといいます。

私たちの脳は「このチョコレートはどんな味か」という予測を立ててから、実際に口に入ってきた感覚刺激と予測を照合して味を作っています。

そこで感覚刺激に注意を向けると、脳へ入ってくる信号がシャープになります。

すると、最初の予測とズレが起きるため、驚きが生じます。

2粒目、3粒目だと1回目ほどの驚きが少ないので、それほどおいしさを感じなくなり、食べる量が減るといいます。

つまり、感覚に“集中”して食べることで、“満足”に「気づく」のです。

 

実際に1年で10kgの減量に成功した女性がいます。

食事をするときは、料理の内容(材料)を確認し、噛む感覚や舌の上で食べ物が動く感触などに意識を集中して、味もしっかり味わって食べるそうです。

ただ何も考えずに食べていたときよりも、少ない量で満足できるようになったといいます。

このマインドフルネスのダイエットで肝心なのは、“十分満足した自分”を知ること

自分の状態を知れば、必要以上に食べることがなくなります。

空腹感や満腹感はまぼろしなのです。

衝動的な食欲に対してマインドフルネスでコントロールすることができれば、減量だけでなく、リバウンドも防止できるのではないかという調査も始まっています。

ストレスフリー

マインドフルネスでストレスから解放されるといいます。

自分の手のひらの一点に、細く長く均一に息を吹きかけることだけに意識を集中させると、おのずと他のことには気をとられなくなります。

このように、外側のことには意識を向けず自分の感覚にだけ意識を研ぎ澄ませるのが、マインドフルネスの「集中状態」です。

 

なぜマインドフルネスをするとストレスを感じなくなるのでしょうか?

わたしたちの脳は「集中」が苦手です。

ともすれば、ついつい心ここに在らずという状態になってしまいます。

そうした状態を専門的に「マインドワンダリング(心のさまよい)」と言います。

この状態に陥ると、過去のイヤな出来事を思い出したり、将来の不安をアレコレ考えたりしてしまい、悲観的なほうへ考えがとらわれて重度なストレスになってしまいます。

このマインドワンダリングは、マインドフルネスによって抑えることができます。

その役割を担うのが、”脳の中の脳”とも呼ばれる「dlPFC(背外側前頭前野)」という場所です。

dlPFCを活性化すれば、ストレスを避けることができるのです。

ストレスは肌にも悪影響。マインドフルネスによって美肌も手に入れられるといいます。

マインドフルネスのやり方

  1. イスに浅く腰かけ、腰と足が直角になるように座る。
  2. 胸を張ってあごを引き、天井からつられているような気持ちで背筋を伸ばす。
  3. 集中する対象は、自分の「呼吸」。
雑念が浮かんだら、それに早く気づき、また自分の呼吸に意識を集中させます。

慢性腰痛を軽減

マインドフルネスで腰痛が軽減するといいます。

腰が痛むと、その痛みは脳に伝わり、痛みの回路と呼ばれる神経細胞を興奮させます。

この興奮が”痛い”という感覚を引き起こします。

腰の痛みがなくなれば、当然この興奮はおさまるはずです。

ところが、痛みがなくなっても不安やストレスなどが原因で、いつまでも脳の興奮がおさまらないケースがあるというのです。

マインドフルネスで脳の前頭前野が活性化すると、痛みを感じる脳の興奮をおさえることができると考えられています。

 

実際に、マインドフルネスを意識した散歩で、腰の痛みが改善した人がいます。

毎日1.5km。足の裏で地面を感じ、景色や空気を味わいながら歩くことに集中します。

いまでは、ハーフマラソンを2時間で完走するまでに回復したそうです。

※横向きで寝てじっとしていてもうずく、手や足がしびれるという場合は、病院を受診しましょう。

五感で味わう新料理

ここで、和田明日香さんの料理レシピが紹介されました。

和の香りを閉じ込めた白玉椀(わん)

詳しいレシピはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/123/298998.html

ちゃママ感想

美肌、ダイエット、腰痛、肩こり、メンタル、睡眠など、全般的な健康対策に役立つというマインドフルネス。

いつでもどこでも、30秒だけでも自分の感覚にだけ意識を研ぎ澄ませる

そして、いろいろなことが頭に浮かんできたら「いま雑念を感じている」という自分に気づく

だんだん訓練しているうちに、いつでも(集中状態に)“入れる”ようになるそうです。

ちゃママ

たとえばコーヒーを淹れたら、目を閉じて香りを感じ、カップの温かさを感じながらゆっくりと味わう。

なんだか毎日できそうな気がしてきました。

いつでも”入れる”ようになりたいな♪

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