感謝する気持ちを伸ばし「ありがとう」が言える子にする方法

こんにちは、ちゃママです。

ちゃママが住んでいる地域では、月曜日は燃えるゴミの日です。

今朝、

「あれ?お盆中でもゴミの収集ってあるのかな?」

と、ゴミの収集日カレンダーを見ると、バッチリ収集してくれる日でした。

「わぁ~、お盆でもちゃんとゴミを集めてくれる人がいるんだね~」

ありがたいね~と言おうとしたら、

「ありがたいね!」

と息子。

感謝する習慣のある人間は、より幸福で、楽天的で、健康で、ハツラツとしているだけではなく、高い自尊心を持ち、生涯、満足のいく人間関係に恵まれる。

と、以前読んだ本に書いてありました。

たしかに、平凡な毎日の小さなことにでも「ありがたいな」と感謝してみると、少し心があたたかくなるというか、幸せな気持ちになりませんか?

子どもの感謝の気持ちを伸ばし、「ありがとう」が言える子にするにはどうしたらいいのでしょうか?

目次

感謝を理解する能力と模倣

まず、「感謝」を感じるためには、他人や外部から何かいいものが自分にもたらされたことを理解できるだけの能力、脳の発達が必要です。

寝ている赤ちゃんは、「お尻ふき、ありがとう!」なんて思っていませんよねw

生後18ヵ月ころになったら「ありがとう」ということを教えるのが、最初の一歩だそうです。

思い起こせば、わたしもやりました。

息子が歩くのが上手になったころ、

「このゴミをゴミ箱に捨ててくれる?」

と頼むと、きちんとゴミ箱に捨ててくれるんですよね。そのときに、

「捨ててくれて、ありがとう」

と、息子に頭をさげてお礼を言うと、ニコニコっと笑ってくれました。

また、遊びの中で、

「はい、どうぞ」

と息子におもちゃなどを渡すと、まだ言葉が話せなくても

「(ありがとう)」

と、おじぎをしてくれたり、その逆で、息子におもちゃなどを渡されたときに、

「どうもありがとう」

わたしがおじぎをしたり。

親のマネをすること、模倣をすることは、感謝の態度を教えるのに最も有効な方法だそうです。

小さな奉仕行為でも褒める

子どもが大きくなるにつれて、「ありがとう」と言ったときに、どうして感謝しているのか理由を話します

例えば、

「全部食べてくれてありがとう、作ったかいがあったな~」

「食器をさげてくれてありがとう、ママの仕事が一つ減ったよ」

などと、当たり前のことや些細なことでも感謝していること理由を伝えることで、子どもはどのようなことが感謝されるのか自分でわかるようになります。

そして、「ありがとうと言われることは気持ちがいい」「誰かに親切にしてあげることは気持ちがいい」と思えるようになれば、誰かに「ありがとう」と言えるようになります

きちんと言えたときは、

「ありがとうって言えたね!」

と誉めてあげます。

子どもに与えすぎない

親は子供のためなら何でも与えたいという衝動に駆られます。

でも、与えてもらうのが当たり前になってしまっては、感謝の気持ちも育ちません。

欲しいものがすぐに手に入らず我慢する体験をした子どもは、最終的にそれが手に入ったとき、きっと感謝を感じます。

また、欲しいものを得るために、お手伝いなどをして努力することも、感謝の気持ちを感じられるようになるそうです。

ちなみに、欲しいものをすぐに与えられて育った子どもは、人生の不満に対応できない大人になるという研究結果があるそうです。

「自分は職場でも人間関係でも成功する権利がある」という、ゆがんだ感覚の持ち主になってしまうかもしれないのです。

ちゃママまとめ

「ありがとうって言いなさい!」と怒って強制的に言わせるのでは、感謝の気持ちは生まれません。

感謝の気持ちは子どもの成長とともにゆっくりと成長していきます。

誰かに親切な行為をするところを子どもに見せる。

受け取るよりも、与えるほうが気分がよく、いい気分が続くことを体験させる。

これからも、感謝する気持ちをゆっくり育てていきたいと思います。

余談・・・

最初に出てきた

「あれ?お盆中でもゴミの収集ってあるのかな?」

という独り言のようなセリフ。

こういう頭の中で思っていることも、声に出して言ってきました。

だからなのか、息子が大人が使うような言葉を使いこなしているときに、

「その言葉、どこで知ったの!?」

と聞くと、

「前にママが言ってた」

と…(自覚ナシ;)

言葉のシャワーは大事ですね。