子どもの「問題解決能力」を信じて見守る大切さ




こんにちは、ちゃママです。

また息子がお友達にグラグラしていた歯を折られました。。

※幼稚園の時に折られたエピソードはこちら↓

プラス思考に育てた結果…!

目次

チョーーップ!

事件?当日。

「そろそろ帰ってくる時間だな~」と思っていたら、アパートの1階から「ママ~」という息子の声。

玄関のドアを開けて、


「どうしたの?なんで上に来ないの?」


と聞くと、


「大変なことが起こった~」


と階下から聞こえてきました。


下に降りてみると、口元を手で押さえている息子。

その横にはいつも一緒に帰ってきている同じクラスの男の子。


「あれ?ケガでもした?」

「Kくんにチョップされて歯が折れた」

「えっ!?チョップ!?」


涙目の息子に顔を近づけて見てみると、左下のグラグラしていた歯が取れていて、唇には流血の跡がっ!少し内出血もしてる!?


「最初は胸のあたりに両手でおりゃ、おりゃって何回もチョップしてきたんだけど、顔にも当たって・・・」

(な、、、なんちゅーうこっちゃ!?)

「あぁ~痛かった~」

「そりゃビックリしたね、グラグラしてたけどまだくっついてたから痛いよね」

「”やめて”って言ったのにやってくるし、ホント頭にくる!」

「”やめて”って言ったのにやるのはダメだよね」

「しかも謝らないし!」

「え!?ごめんって言ってくれなかったの?」

「そうだよ!(怒」

「そっか、、間違ってぶつかっちゃっても謝らないといけないよね」

「ほんとに!(怒」

「とりあえず、うちに入ってきれいにしよう」


と、

一緒についてきてくれた男の子にはお礼を言って、帰しました。

謝れない子

改めて話を聞くと、男の子4人で歩いて帰っていたら、Kくんが胸のあたりに何度もチョップをしてきて「やめて」と言ってもやめてくれず、最終的に口に当たったと。

歯が折れて血が出たため、2人のお友達は「大丈夫!?」と心配してくれたけど、Kくんは何も言わず。。

頭にきた息子は


「もう友達じゃない!」


と怒って言ったと。。

Kくんはツタツタ歩いていくだけで何も言わないので、1人の子が


「オレがゲンコツしてこようか?」


と言ったらしく、追いかけて行って頭をゴンッとやったと…
(暴力はダメですよね;)

心配したもう1人の子が一緒にアパートまでついて来てくれた。


ということで、

息子は帰宅後もしばらく怒っていました。

(私は気持ちを受け止めて「そっか~」「そうだよね」とひらすら共感し、話を聞いていました)

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言いすぎを反省する息子

その夜、お風呂に入る前に息子が、


「ちょっとKくんに言い過ぎちゃったかな?“もう友達じゃない”って・・・」


と言いました。


「ん〜、、でも頭にきてついカーッとなって言っちゃうこともあるんじゃない?」

「うん、、、」

「明日謝ってくれるかもよ?」

「いや、絶対謝らないよ」

「ははは、どうだろうね?」

息子の作戦勝ち!?

翌日、学校から帰ってきた息子。


「ねぇ、宿題やったらKくんの家に遊びに行ってもいい?」

「え?謝ってくれたの?」

「いや、俺のほうが謝った。”昨日言い過ぎてごめんね”って言ったの。そしたら“うん”ってなったの」

「(えぇーー!???)あ、そうなの?」

「うん、俺が先に謝ったらKくんも謝ってくれるかなーと思ったんだけど、なにも言われなかった」


(ズコッ)


「あ、でもその作戦なかなかいいね!謝ってもらえなかったから失敗ではあるけど、自分が言い過ぎちゃったことは謝れて良かったね」


というわけで、

息子の中では解決したようでした。

息子からのアドバイス

さらに翌日。

帰宅した息子が、


「いや~、今日やっとKくんが謝ってくれたよ」

「えっ!?ホント??(まだ終わっていなかったんだw)」

「昼休みに廊下で会ったときに「やっぱり謝ってくれないんだね」って言ったら「ごめん」って言ってくれた」


と!!

これで、お互いにすっきりの問題解決なのであります!


「たぶんKくんは謝るのが恥ずかしかったのかもね」

「そうだね、自分でも血を見てビックリして言うタイミングをはずしちゃったのかもね」

「うん」

「でも、”わざとじゃなくても人に謝らないといけないときがある”っていうことをKくんに教えられたんじゃない?」

「うん、ママもイヤなことがあったら、2、3日してからでもいいから言ってみるといいよ。”やっぱり謝ってくれないんだ”って」

「ははは、そうしてみるよ」


と、最後はわたしにアドバイスしてくれましたw

ちゃママまとめ

「ありがとう」「ごめんね」は、人とコミュニケーションをする上でとても大切な言葉ですよね。

小学生が抱える葛藤で一番大きなものは「対人関係」とも言われています。


幼稚園のときからさまざまな経験を積んできた息子を信じて、今回は具体的にどうすればいいのかというアドバイスはせずに見守ってみましたが、息子なりに自分で解決できたようです。


自分の力で解決する経験を積むことは、その後の自信にもつながりますよね。

”このままでは危険かもしれない”という時以外は、見守ることも大切だと感じました。

自分がやられたらイヤなことは、やってはいけない。

自分が言われたらイヤなことは、言ってはいけない。

わざとじゃなくても、相手に何か迷惑をかけてしまったときは謝らなければいけない。

もちろん、悪いことをしたらすぐに謝る。



などなど・・・

日ごろから親が子どもに教えなければいけないことって本当にたくさんありますね。