子どもへの怒りをコントロールする裏ワザ

目次

魔のアンガーサイクル

昨日は「やってはいけない!こんな子供の怒り方」という記事を書きました。

子育てをしていると、ついイライラしてしまうことも多いですよね。

魔の2歳児

悪魔の3歳児

宇宙人の4歳児

なんて言う人もいますが、どの時期もあなたの子どもです(笑)


生まれてから寝てばかりいた赤ちゃんが、イヤイヤしたり、大泣きしたりするなんて、

「自己主張ができるようになったんだな~」

「成長したな~」

としみじみ思えれば、愛しいし、かわいいものです。


でも、とくに2歳ころのイヤイヤ期には、まだ子どもはうまく自分の気持ちを話せないこともあり、毎日の生活の中ではママのイライラの元凶になることがありますよね。


イライラする→爆発する→罪悪感にさいなまれる→後悔する→自己嫌悪→我慢する→イライラする・・・


このアンガーサイクルを繰り返してしまうのは、心身ともに本当に疲れます。


ではどうしたらイライラしないでいられるのでしょうか。

沸点からの6秒をガマンする

ずばり!

怒りをコントロールすればいいのです!!


人間の怒りの感情は、6秒がピークなのだそうです。


この6秒間をコントロールできれば、無駄に怒らなくてもいいし、怒ってしまったことを後悔しなくて済むというのです。


怒りをコントロールすることは、アンガーマネジメントと言われ、怒りを書き出したり、点数化したりといろいろな方法があるようです。


でも、忙しいママが簡単にできることは、ピークの6秒をどうにかやり過ごすことです。

6秒間の過ごし方の具体例

では、実際にカーーッときたときに6秒間をどう過ごせばいいのかを、ちゃママがやっていることも含めて考えてみました。

その場を離れる


他のことに集中する
(頭に血がのぼっているときは難しい?)


目を閉じて大きく深呼吸をする
(落ち着け自分…と言い聞かせるなど)


手首にゴムをつけておき、パチンパチンとはじき、別の刺激を受けてみる


数字をカウントする、100から7ずつ引いていく


一時、幽体離脱して、今の状況を上から見てみる
(客観視する)

どうでしょう?

自分に合ったやり方を見つけておくのがオススメです。

ちゃママはどうしてた?

息子もイヤイヤは何度もありました。

何を言っても、どう提案しても「イヤ」「〜しない」って、発声装置が付いているのかというくらい。。


二人きりで、どうしていいのかわからなくなり、いつもなら「あらららら〜」と、とことん付き合って乗り切れることでも、疲れがたまっていて自分がいっぱいいっぱいのときは

「ぬぉーー!!」

心で叫びました(笑)


息子はイヤイヤで泣いていたけれど、わたしは安全を確保して、トイレにこもったこともありました。
(6秒どころじゃないですね…)


息子にトイレのドアを叩かれても開けません(笑)


そして、こもってから息子と同じように泣いてみたこともあります。

「もぉー!どうしたらいいんだよーーー!!!!」

すると不思議なことに、涙を流したことで

 

「よし、こうしてはいられない!」

 

と前向きな気持ちになれたのです。


泣くことってストレス解消になるんですよね。


距離を置くこと、泣くことで冷静になれて、息子にも「離れてごめんね」と優しくなれました。

つまり、私の怒りのコントロール法は「その場を離れる」ですね。


離れられないときやトイレに行く気力さえないときは幽体離脱」してひたすら黙り、時が過ぎるのを待ちます(笑)


あ!あとは、泣いたフリをして顔を伏せて、しばらく顔を上げずにいました。


これらも意外に効果があって、子どもはママが無反応でいつもと違う様子だと気がつくと「あれ?」と泣きやみます


ただかまって欲しくて泣いてみたのに「ママが無反応?」「なんで何も言ってくれないんだよー」「泣いてるの?」異常を感じるようです。


「ママ?ママ?」近寄ってきたらチャーンス!


ガバッと抱きしめて「ビックリした?」なんて気持ちを切り替えてあげると、グズグズしていたことも忘れてお互いに笑顔になれます。

ちゃママまとめ

喜怒哀楽を教えるために?たまーには感情的に怒ってもいいのかもしれませんが、アンガーサイクルに陥っては笑顔になれません


子どもはママの笑顔が大好きです。


怒りを上手にコントロールして「喜」「楽」を増やしていきましょう!

余談ですが・・・

わたしはほぼ感情的に怒りませんので、我が家はヒートアップする夫婦喧嘩にはなりません。

それは、わたしが一方的に怒られているから…ではなく(笑)、主人が怒っているときにわたしが「幽体離脱」しているからかもしれません!


怒っている相手にこちらが怒って意見をぶつけても、ますますヒートアップしてさらに疲れるだけなので。

相手の怒りが鎮火してきてから「自分はこう思った」ということを冷静に伝えています。


(たまに精神的に傷つくこともありますが、自分なりの癒し法で解決します笑)


ホントは夫婦喧嘩はした方がいいなんていう話もありますが…

建設的ではない話をしても疲れるし…


このいつからか自然に身についていた「幽体離脱」ですが、どうやらこれは脳科学的には「メタ認知」というものらしいです。


「メタ認知」とは「自分の状態がどうであるかを認知する」ことなのですが、自分の感情を客観視して分析することで、適切な言葉を見つけて相手に伝えることができるようになります。


マインドフルネスをすることで、この能力を向上させることができるそうですよ。


ホンマでっかTVなどに出演されている中野先生のインタビュー記事を見つけました。

参考記事はこちらっ!


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