こんにちは、ちゃママです。
2018年1月29日放送、「天才キッズ全員集合 君ならデキる!!衝撃の英才教育現場潜入&月謝公開」を見ました。
いや~・・・すごかったです!
習い事に、衝撃度でランキングをつけるという形で紹介されましたので、ざっくりまとめました。
ここまで進化している衝撃の英才教育ランキングとは!?
スタジオでは、文教大学教育学部成田奈緒子教授が解説。
目次
第5位 30秒で本を読む「波動読み」
東京都立川市にある「HEGL」。
生徒数は1,000人以上。
茨城県、静岡県、さらに九州から飛行機で通う生徒もいる。
開成や武蔵、慶應義塾などの超難関中学に合格した卒業生も多数いる。
子どもたちに与えられるのは、約200ページの本。
これを何度もパラパラと高速でページをめくる。与えられる時間は30秒間。そのあと何か書いている。
HEGL代表 逸見宇偉子さん
「部分、部分をキャッチするトレーニング。超集中に自分でもっていきながら、字は読まなくてもスコーンと潜在意識でキャッチする。キャッチしたものを文字化して書き出す」
この”波動読み”とは、目に入ってきた文字を右脳に写真のように取り込み、それを引き出すことで本の内容を大まかに理解するトレーニング。
これにより、右脳の働きが活性化されるという。
成田教授
「右脳を鍛える方法ではある。脳に情報が入ってきただけでは脳に固着しない。書き出して(アウトプットして)確認することが重要」
波動読みをしているとき逸見さんは、
「もっと速くもっと速くもっと速くもっと速く全体全体全体もっと集中もっと集中もっと集中がんばれがんばれ…止め!」
とマイクで早口で言い続けていた。
この波動読みのほか、
- 高速でめくられるカードを見た順番に覚える
- パズルを瞬時に解く
- 世界の国と首都を覚えるオリジナルソングを歌う(ダジャレ交じりのフリをつけて踊る)
- 20秒で20ケタの数字を覚える
などの右脳開発を行っているという。
いまでは世界13の国と地域に進出。(37校)
月謝は、20,520円(小学部の場合)。年間246,240円。
第4位 成績がアップする「ノート術」
東京都大田区を拠点とする「RAKUTO」。
入塾希望者は前年比160%。
教えているのは、イギリス人のトニー・ブザンが開発したマインドマップというノート術。
中心の主題から関連する言葉を、枝のようにつないでいく。
これにより、記憶の整理や発想がしやすくなるという。
このマインドマップ、脳科学的に非常に理にかなったことだという。
成田教授
「いまは教育現場でもよく使われている方法。自分の脳の中にあるつながりを視覚化して見るので覚える必要がない。脳の中にあるものを出しただけ。とくにグループワークのときに使うことによって、お互いの考えを視覚化できて便利」
講師高田大樹さん
「主に記憶力が鍛えられる。テスト勉強のときに重要事項を覚えるのに、テスト本番のときに記憶を引き出しやすくなる」
この英才教育により、塾の卒業生たちは名立たる中学校に合格しているという。
月謝は、23,000円(税抜き、STEPコース4科目受講の場合)。年間276,000円。
第3位 通うだけで音楽の天才になれる
東京都足立区。学校法人小泉学園、東京いずみ幼稚園。
入園の申し込みは開始後10分で定員に。
入園希望のキャンセル待ちは100人以上だという。
教室で鍵盤ハーモニカを弾く子どもたち。なんとアイマスクをして弾いている。
また、身体反応といってドレミ~に1つ1つカラダのポーズを決め、先生が弾いたピアノの音がどの音かポーズをとる。
カラダで表現することで、音を直感的に覚えることができるという。
園長小泉敏男さん
「アイマスクをすると耳が立って、感覚的な体験が育つ」
年少の最初は音を楽しむため、ピアノに合わせてダンスをする。楽しんでリズムを覚える。
年少からもアイマスクを付け、高音と低音を聞き分ける身体反応を行う。
年中では、ドレミファソラシドを覚える。
年長で、フラットやシャープまで全音階を感覚的に覚えてしまうという。
すると、一度聞いた曲を再現して弾くことができるようにもなる。
成田教授
「絶対音感は脳科学的に研究されている。絶対音感を持つ人は、言語をつかさどる左脳の近くに生まれつき備わっていると言われている。幼児期から訓練していくと、右脳で処理していた音感を少しずつ左脳で処理しだすという報告もある。トレーニングをすることは意味があると思う」
この音楽教育を受けることで、園児の9割は卒園までに正確な音感を身につけるという。
卒園児は国立音楽大学などに入学。ピアノの全国大会などにも入選など、音楽の才能を次々と開花させているという。
さらに音楽だけではなく、国語教育、漢字の習得にも力を入れている。
毎日必ず行われる朝の会。教室で正座をする子どもたち。
日本古来の月の名前(睦月、如月…)を読むところからはじめ、中学校で学ぶ漢文もみんなで読み上げる。
漢字で書かれた百人一首カルタもちゃんと読めている。
都内私立幼稚園などの平均の月謝は26,564円だが…
(出典:「子供の学習費調査」(文部科学省))
月謝は、30,500円。年間366,000円。(平成29年度の保育費の金額)
第2位 超ハイレベル!英会話ディベートスクール
神奈川県川崎市にある英会話スクール。
やる気スイッチグループ英会話WinBe「Kids Duo advanced」。
教室に入ると、
外国人講師
「アイスホッケーは競技国が少ないのに、五輪競技にするべきですか?」
という英語の質問に、
小学2年生の女の子A
「いいえ、アイスホッケーが得意な国がこれしかないから、それ以外の国の人がプレーしたくても五輪に参加できない」
小学2年生の女の子B
「そうよ、不公平よ。五輪で金メダルを獲れないのがわかってるからつまらないわ」
と英語で答えるなど、小学生同士が超難関なテーマについて英語で議論している。
Win Be事業部係長水谷さん
「ディスカッションの授業を通して、自分で考えて自分の言葉で相手に伝えることを大切にしている」
さらに、海外のビジネスシーンで使えるプレゼン能力まで身につく。
この塾に1年半通っている小学5年生はるやくん(英検2級)が自ら作ったプレゼン。
そのテーマは、周波数の大きさによる音の聞こえ方。
はるやくん(英語で)
「人の耳では聞こえない音も多いです。たとえば犬笛の音は人には聴こえません。人は犬と同じ音域の音が聴こえないからです。犬は超音波の音域を聴くことができます」
元住吉校MG上柿さん
「これから自分で考えて、自分の意見を言うことが重要になってくる。(プレゼン能力は)日本人に足りない部分。自分の言葉でプレゼンテーションしていくことで、表現力や思考力が鍛えられる」
インターナショナルスクールに通っていたなど、幼少期から英語を話すことができ、小学校低学年にして他の英会話スクールのレベルでは満足できない子どもたちが、英語を使った実践的な授業を学びに来ているという。
月謝は、22,680円(週1回100分授業)。年間272,160円。
第1位 最新プログラミングスクール
東京都渋谷区にある「LITALICOワンダー」。
開校約4年で、生徒数が2,000人。
今年新たに2校の新設が決定。(2018年3月時点 見込み)
AIの発達やスマホアプリなど現代の生活を支えるうえで不可欠ともいえるプログラミング。
教室に入るとパソコンに向かう小学生たち。画面には英語が並んでいる。
指導員本多さん
「これはパイソンというプロが使っているプログラミング言語で、ゲームアプリを作っている」
パイソンは、グーグルやYouTubeといったサービスの開発にも使われているプログラミング言語のひとつ。
つまり、第一線で活躍するプロ同様のプログラムが学べる。
小学6年生の作品とは思えない3Dグラフィックのアプリ。
彼が使っているのはポケモンGOの制作に使われたのと同じもの。
自由に目線を変えることができたり、プレイヤーを邪魔するワナをしかけたりなど、8ヵ月以上かけてなおプログラミング中だという。
本多さん
「バーチャルリアリティーでも使われている。こういうスキルを持っていると即戦力になる。いまのテクノロジーはほとんどプログラミングが必須」
ここで学んでいる3Dグラフィックは、医療や都市開発、宇宙事業や防災など、今後さまざまな分野での利用が予想されている。
将来使える技術を身につけさせたいと入学希望者が殺到しているという。
さらに、2020年度から実施される全国の小学校でのプログラミング教育の必修化が追い風になっている。
新しい技術を使いこなし、付加価値の高い仕事に就く人材を増やすことが狙いだという。
月謝は、19,440円(月4回)。年間233,280円。
ちゃママ感想
いかがでしたか?
息子と一緒に見ていましたが、息子は「プログラミング教室おもしろそう!」と言っていました。
周りがやっていて、何かやらないと自分が不安だから子どもに習わせるのではなく、習い事で大事なことは、続けることです。
何をやるにしても、ずっと続けてきたという経験が大きな価値になるのだと思います☆
余談)ちょっと毒舌入り感想w
以下、ちゃママ視点の感想です。(重要度低)
波動読み
…ごめんなさい、ちょっと笑ってしまいました(←×)
わたしは本はきちんと読んで、語彙力、読解力、要約力などをつけることが大切だと思っています。
(⇒【本紹介】多読だけじゃダメ!「読解力」をつける4つの方法)
遠くから通っているなんて…飛行機や電車の移動中は普通に本を読んでね?っていう勝手な心配(笑)
右脳開発は賛否両論あるようなので、検討されるかたは調べてみてください。
幼稚園
音感がそこまで必要かどうかはわかりませんが、9割って、全員じゃないんだ!っていう。
たしかに、3~5歳は絶対音感や相対音感が身につきやすい時期と言われています。
小さいうちに漢字に触れる、素読をするなどという日本語のリズムを覚えるのはいいかもしれませんね。
わたしは「いまは思いきり遊べ~!」と、お勉強いっさいなしの幼稚園に息子を入れたけど。
マインドマップ
検索するとやり方は出てきますし、書籍もたくさん出ています。アプリもあります。
親がやり方を覚えて、子どもと一緒に遊びながらやってみるのもいいかもしれませんね。
英会話スクール
幼少期から英語をやってきた子どもたちが中心ということで、親にインタビューしたところ「インターナショナルスクールに通っている」また「わたしが英語で苦労したから」というね、まさに林先生の言葉を思い出しました。
(「子どもに英語をやらせたい人は、自分ができなかった人が多い」)
日本語であふれる日本では、英語は使い続けなければ子どもは忘れてしまうので、いいのではないでしょうか?(←他人事;)
プログラミング教室
紹介された小学6年生の子は、お父さんがシステム系の仕事をしていて憧れていて、将来は自分で会社を立てたいということでした。
夢があり、環境も整っているようなのですごくいいと思います。
そもそも小学校での必修化は、みんなにゲームを作らせるわけではなく(←当たり前)、プログラミング的思考、論理的思考力を身につけるためなんですよね。
プログラミング的思考ってなに?というかたはこちら↓
子どもが興味を持っていて、本当にやりたいと思っているようならば、やらせてあげるとその興味を深められると思います。
小学校で英語が始まるから英語教室に、プログラミングが始まるからプログラミング教室にでは、林先生の言う「ロバの親子症候群」になってしまいますからね。