絵本の読み聞かせは感情を込める?込めない?

こんにちは、ちゃママです。

図書館に行って見つけたこの本。

読み聞かせの効果や効能、読み聞かせをするうえでの心構えやテクニックなどが書かれています。

その中に、わたしが以前から悩んでいたことが書かれていました。

ちゃママの気になっていたこと

これまで息子が0歳のときから絵本の読み聞かせをしてきたわけですが、テクニックなどはまったく気にせずに読んできました。

言葉はゆっくりめにはっきりと、絵がよく見えるように読んできましたが、どこまで感情を込めていいのか

ある育児本には、

子どもが自然に自分で感じとるためにも、あまり感情を入れずに淡々と読んだ方がいい

と書かれていました。

いったいどっちがいいんだろう?という疑問が。

育みたいのは想像力か感受性か

軽視されがちなのが地の文、いわゆる説明の部分で、読み方には大きく分けてふたつの方法があるそうです。

「想像力」を育みたいときの方法

想像力とは、目の前にないこと、存在しないものなどを頭の中で作り出すことができる力です。

想像力を育むためには、余分な情報は邪魔になってしまいます。

そのため、読み手はできるだけ感情は込めず、事実や情景のみを伝える必要があるのだそうです。

  • 事実のみが理解できるような話し方をする
  • 情景だけが伝わるようにする
  • 動作の意味だけを話す

たとえば「お母さんの言うことを聞かないと大変なことになるよ」という具体的なメッセージが強く主張されている場合は、子どもにその状況を想像させてあげたら、絵本は自らの役割を果たせます。

ほかにも、美しい絵が多い絵本の場合には、想像力を引き出す読み聞かせが有効なので、セリフも地の文も感情を入れない読み方をします。

「感受性」を育みたいときの方法

感受性というのは、人の気持ちを受け止めたり、共感したり、状況の変化を敏感に感じ取る力です。

感受性を育むには、人の感情はひとつではないし、問題に対する答えもひとつではないということを教えるのが大切です。

そのため、読み手は自分の感情や捉え方を物語に込める必要があるのだそうです。

  • 自分の感情が入った話し方をする
  • 自然にわき出てくるような想いや共感を込めた話し方をする
  • 自分も感じたことを表現する

悲しみ、不安、信じる心、乗り越える力強さなど多くの感情が表現されている場合は、映画のような臨場感を子どもと共感し、感受性を高められるような読み聞かせができたら、絵本は自らの特徴を発揮できます。

また、起承転結がある冒険ものの物語絵本の場合には、セリフにも地の文にも感情を込めて読むほうが楽しめます。

 

もちろん、1冊のなかにいろいろな要素が入っている絵本もたくさんあるので、その場合には、シーンに合わせて読み方を変えていきます。

冊数を重ねるうちに、考えなくてもどちらの読み方が良いかわかるようになってきます。

ちゃママまとめ

絵本のタッチや内容によって、読み方を変える。

同じ文でも読み方を変えるだけで、子どもに想像力と感受性のふたつのものを贈れる。

わたしは借りてきた絵本の内容を先に確認せず、ぶっつけ本番で読んでいましたが、できれば読み聞かせをする前に一度黙読した方が良さそうですね;

 

この本は、家庭だけでなく、小学校などでの大人数向けの読み聞かせのテクニックも満載です。

こんなときどうしたらいいの?というQ&Aもありますので、ボランティアで読み聞かせをされている方は必見の内容だと思います。

年齢別の読み聞かせ方法や、絵本の紹介、付属のCDではそのテクニックを使ったサンプルの読み聞かせを聞くことができます。

おまけ)読み聞かせは親からのプレゼント

この本の中で、「ほんとにそうだな~」と思えた部分がたくさんあるのですが、一部を引用。

体は食べ物で成長しますが、心は「体験」と「周りからの扱われ方」などで成長します。

絵本での恐怖体験は、お母さんやお父さんという、何があっても自分を守ってくれる人の上で体験できる。
いつか現実世界で恐怖を体験してしまったとき、「絶望」を抱くより先に「大丈夫」という想いがわき、「希望」を抱くことができる。

思いやりがテーマの絵本体験は「優しさ」を与えてくれる。
人と力を合わせる喜びがテーマの絵本体験は「人間に対する信頼」「団結力の大切さ」を与えてくれる。
夢を叶えることがテーマの絵本体験は「勇気」「未来への希望」を示してくれる。
昔話の絵本体験は、「知恵と賢さ」、怖い絵本体験は「乗り越える強さ」を教えてくれる。

絵本の読み聞かせは一生分の「人生のリハーサル」をお母さんお父さんの手でさせてあげられるのです。
絵本で「人生のリハーサル」を繰り返すことで、子どもは強くなり、困難を自然に乗り越えるための「生きる力」や「折れない心」を手に入れます。

まだ小さなせまい世界にいる子どもたち。

多種多様な本を読み聞かせることは大切だと思い直しました。

そして、1日10分でも1冊でも一緒に絵本を読むことは、親から大切にしてもらった、無条件に愛されたという体験となり、自己肯定感が強い子どもになるそうですよ♪

 

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