子どもの「絵」の褒め方にはコツがある

こんにちは、ちゃママです。

卒園、卒業、3学期ということで、まもなく子どもが園や学校で描いた絵や作品を持ち帰るのではないでしょうか。

あなたは子どもの絵を見て、どのような感想を言っていますか?

まさか…

「すごく上手だね~」はたまた「なんでこの色?ここは青のほうがいいんじゃない?」なんて言ってませんよね?

子どもの絵を褒めるということは、会話がはずむだけではなく、子どもの自信を育てることにつながります。

では、どういう褒め方がいいのでしょうか。

目次

最初に感じたことを伝える

もちろん無理やり褒める必要はありません。

まずは、最初の印象を大事にしましょう。

「すてき」と感じたとき、何をすてきと感じたのか。構図なのか、配色なのか、タッチなのか。

その子独自の描き方だなぁというところを見つけて、「あなたらしい」と思ったところを言葉にすればいいのだそうです。

たとえば、

  • ダイナミックだね
  • 目がかわいいね
  • とても楽しそうだね
  • ここの感じがなんとも言えないね
  • 動き出しそうだね
  • かわいいね
  • お母さんはこんなに生き生きと描けないな
  • この色を使ったのがいいね
  • 線が力強いね
  • よく観察しているね

など、最初に感じたことを大事にします。

子どもは一生懸命絵を描いています。

まずはその姿勢を尊重してあげましょう。すると、そこから自然に褒め言葉は生まれてきます。

第一印象が悪かったときの言葉

とても褒めるところがなく、マイナスな印象をもったとしても、プラスの側面から見るようにします。

たとえば普通とは違う色使いをしていたら、「おもしろいね」「ユニークだね」と、プラスの方向にチェンジすることがコツです。

そして、「どうしてこの色にしたの?あ、この部分と同じだからね、おもしろいね」とか、「あなたにはこんな風に見えるんだね、とてもマネできないよ」などと、最初の印象を少しずつ言葉にしていきます。

これがこの子の特徴なのかもしれない、この子の個性であり、こだわりなのかもしれないと思えば、いろいろな方向から作品を見ることができるようになります。

ここで、「上手だね」「下手だね」という二極の評価や、他の子と比較しないようにします。

自分の絵を否定されると、子どもは「自分を否定された」と思いかねないのだそうです。

ちゃママまとめ

絵を描くとき、子どもはとっさのイメージを膨らませて素直に描いています。

でも、大人はそれらしく描こうとして、感じたとおりには描けなくなっています。

お友達の絵が上手だと褒められていれば「自分は下手?」などと、”いい絵の描き方がある”と思いこんでしまい、子どもの自由な発想が少しずつ失われていくといいます。

「こんなふうに見えているんだなぁ」
「こんなふうに感じているんだなぁ」

と、その子らしいありのままの表現を認めて褒めてあげましょう!

余談)瀧本さんの記事を紹介

今さらながらですが、先日書いた記事、「【初耳学】林先生が教える「勉強することのホントの意味」とは」の中で林先生が紹介した瀧本 哲史さんの記事を読みました。

学校では「魔法の基礎」を学んでいる

おもしろかったです!

お時間のあるかたは、ぜひ読んでみてください。
(つづきまで読むとけっこう長いですが…)

↓↓

「なんで勉強しなきゃいけないの?」と子供に聞かれたら、こう答えよ

 

息子にはまだ難しいだろうけど、今度図書館で借りて読んでみようと思います。