こんにちは、ちゃママです。
最近、わたしの子育ての方針はこれで良かったのかな?と思った出来事がありました。
目次
下校中の出来事
その日は息子が怒って帰ってきました。
話を聞くと、
同じクラスでいつも自慢話をしてくるというLくんが、隣のクラスのKくんのことを、名字で呼び捨てにすると。
Kくんは名字で呼び捨てにされることを嫌がっているのに、何度も呼び捨てにするので、Lくんに謝るよう促したところ、謝るときも「〇〇、ごめん」とまた呼び捨てにしてふざけていたと。
普段から、人が嫌がることはしてはいけないと話しているからか、Lくんのしたことが許せず怒っていた息子。
それでも話を聞いているうちにだんだん落ち着いてきて、天気が良かったので外遊びに出かけました。
外遊びから帰宅した息子の話
「ただいまー」
「おかえりー」
「今日の公園は大変なことになった…」
「え?どうしたの??」
「公園に行ったらLくんがいて、手に木の棒を持ってたから『まさか殴り合いとかしないよね?』って言ったら、Lくんが『殴り合いするぞー』って言って」
「え!?なんでそうなる??」
「もうね、KくんとTくんと3人で殴り合い」
「はっ!?」
「腕をつかんだりパンチしたりしてて…」
「パンチ!?」
「そしたら下の(部屋の)Yちゃんも、Hちゃん(Kくんの妹)にキックとかしてて」
「なんでYちゃんまで?Hちゃんってまだ幼稚園でしょ?」
「Hちゃんは嫌がってたんだけどね」
「そりゃそうでしょ!?で、(息子)はどうしてたの?」
「オレはブランコに乗って見てた」
「み…見てたの…;」
息子はこれまでもこのような状況のときは一歩引いて見ていることが多く、今回も参加していなかったのでした。。
「どうして止めなかったの?」
「だってLくんは怒るとすっごい怖いんだもん、注意したらオレがやられるし」
「ん~、、たしかにそうかもしれないけど…」
「そのあとHちゃんはオレとブランコで遊んでたんだけど、今度はYちゃんと他の子で、Mくんを追いかけ回してて」
「え?Mくんもまだ年長さんでしょ?」
「それでMくんの腕にガーってすり傷ができちゃって」
「え!じゃぁMくんのお母さんも『どうしたの!?』って思ってるんじゃない?」
「ん~…」
「幼稚園の子は守ってあげないと…『やめなよ』って」
「……」
「Lくんは…Lくんのお母さんを呼びに行くとか?」
「Lくんのお母さんに言ってもダメだよ」
「あ…」
そういえば、以前息子が「Lくんに嫌なことを言われた」とLくんのお母さんに話したら「まぁいいじゃない」と言われたことがありました。
Lくんのすることはなんでも許してしまうお母さんだから、言っても無駄だと思っているようです。
「それに、Lくんが『パパが“やられたらやり返せ”って言ってる』とか、『幼稚園のころに友達を殴って、その子が1時間鼻血が止まらなかったことがある』とか言ってた」
「えっ…(なんだそれ、、)」
Lくんの自慢のひとつ?
そういう本当かどうかわからないエピソードも、息子にとってLくんは強い存在で、少し乱暴な様子のときは近寄らないようにしているのかな?
ちゃママまとめ
翌日は、またみんなで仲良く遊んで帰ってきました。(Lくんはいなかったようだけど)
今回はケンカというよりは、何の主張もない「ケンカごっこ」だったんだろうけど、ただ見ていたという息子…。
Lくんは学校でも何度かキレたことがあるそうなので、言えるときと言えないときがあるようです。
自分が「まさか殴り合いとかしないよね?」と言ったことで、キッカケを作ってしまったのではないかと気にしていました。
“やられたらやり返せ”
わたしは息子が小さいころから、どんなに頭にきても絶対に相手を叩いたりしてはいけないし、口があるんだから「やめて!」などと自分の気持ちを口で伝えることが大事。
それでもダメなら、まだ大人に頼ることも必要だと話してきました。
だから息子も幼稚園では、お互いの主張の違いによる口ゲンカは何度も経験してきたと思います。
でもLくんが言っていた“やられたらやり返せ”は、叩かれたら叩き返せという意味?と思い、わたしの中にはない考え方でした。
やられたらやり返すのも自分を守るための手段のひとつなのかもしれないけど、やり返したところで何になるんだろう?
息子に「やられたらやり返しなさい!」とわたしは言えないな…と。
やり返すことも時には必要なのでしょうか?
これから先が少し心配になりました。
子どもを育てるって、人間を育てるって、本当に考えさせられることがたくさんありますね。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。