【本紹介】僕が14歳でカナダ名門5大学に合格できたわけ

こんにちは、ちゃママです。

9歳でカナダ政府から「ギフティッド」認定を受けた、大川翔さんの著書を読みました。

「ギフティッド」とは、同年代の子どもと比較して、並外れた成果を出せるほど、突出した才能を持つ子どものことです。

翔さんはカナダにいながら日本の中学受験も経験していて、渋谷教育学園幕張中学校に合格しています。

本自体は、翔さんの話し口調なのでスラスラ読めます。
1つの章が終わるたびに、お母さんが書いた「母の視点」が載っています。

幼児期や5~12歳までにやった教材が紹介されていますので、中学受験をするかたは参考になるかもしれません。

言っておきますが…半端ない量です!

ここには書きませんが、中学受験をするなら普通なのかな?(無知;)

今日は本の内容を少し書いておこうと思います。

地アタマづくりがすごい

勉強ができるようになるには、量やらないとできるようにはならない。
自分に合った方法を見つけ、あとはひたすらやり続けるのが基本。

その前提条件として、「地アタマを鍛える」ことが大切。

子ども時代にはとにかく本の読み聞かせ。そして、五感を鍛えること

※地アタマの鍛え方については、お母さんの著書が参考になると話しています。

勉強を「やらされている感」はなくて、能動的に勉強に取り組めていた。

最も地アタマを鍛える最強の刺激は、中学受験の勉強だと思う。
必要な基礎知識や常識が網羅されているし、やって損だと感じることはなかった。

受験勉強のなかで、一番大事な勉強は「国語」だと思っている。

国語ができるようになるにはどうしたらいいか?
僕の場合、問題を多く解くことで対応しようとした。
たくさん問題を解いていると正解にたどり着く道筋みたいなものが見えてくる。

<地アタマ養成法>

  • 読書
  • 暗記、暗誦あんしょう
  • 算数、数学
  • クイズ
  • 睡眠

地アタマ養成法は、真新しいことはないように思いますが、実際にやろうと思うと根気がいります。

翔さんのお母さんも、

根気よくやり続ける。この小さな成功体験の積み重ねには膨大な時間とエネルギーが必要です。
ただ、いったん習慣化されれば継続するのはさほど難しくない。

と書かれています。

たしかに、わたしも息子への読み聞かせには膨大な時間をかけてきました。
でもやり続けた結果、自分から本を手にとる子になりました。

 

ご両親が共働きで忙しいなかでも、親子一緒にやることを大切にしていて時間の使い方がうまいです。
そして、自分がやりたいからやっているという意欲をうまく育てているのです。

この内なる意欲をどのように育てたのか。

購入した教材を楽しく続けるために、次の3つのことに気をつけたそうです。

  1. ゲーム化する
  2. 競争する
  3. 達成感を目に見える形にする
肝は「続けさせる」のではなく、「続けられる」ようにする
自ら能動的に取り組む姿勢にもっていく。

 

中学受験に関しては、お母さん自身も経験しているうえ、受験指導の経験もあったそうなので、自分でもノウハウの蓄積が平均以上にあった状態だと言っています。

それでも英語環境のなかで、日本の中学受験の勉強をするのは相当な努力がいりますよね。

日本語の学習も、小学校低学年のころは日本語学校に週1回通い、高学年からは日本語図書が置いてある図書館に通い続けるなど、とにかくお母さんの行動力がすごいです。

内なる意欲プラス、それを見守り、後押しする「環境」が大きいと言わざるを得ません。

挑戦する力、やり抜く力がすごい

カナダでは大学の学費は自分でまかなうのが常識。

カナダの大学入試で奨学金(スカラシップ)をもらうためには、成績だけではなく、自分がどんな活動をしてきたか、自分がどんな人物なのかなどをプレゼンし、高校生活全般の活動を総合評価されるのだそうです。

翔さんはそのために、日本に一時帰国したとき、学費を稼ごうと出版社巡りをします。
そのときは断られましたが、のちに出版することになりました。行動力がありますよね。

そして、学校で1番の成績をとるために猛勉強したといいます。

勉強のほかに、ボランティア活動や図書館の高校生活動メンバー、生徒会役員、日本語セミナーの企画など、とにかく活動的な翔さん。

ボランティアをやるっていうのは、人と接触する機会を増やすってことでもある。
人と接触する機会が増えれば増えるほど、コミュニケーション能力を高められるって思うんだよね。

お母さんも、コミュニケーション能力はどれだけの量、人と接して話をしてきたかが大切なので、親子の会話が第一歩だと話しています。

翔くんが思う「天才」

先天的だろうが、後天的だろうが、天才と呼ばれる人たちが、とてつもない努力量をこなしているということ。

サッカーの久保建英くん、ピアノの牛田智大くん、将棋の藤井聡太くん、卓球の平野美宇さんなど、共通しているのは適性があったこと、環境が整っていたこと、そして圧倒的な努力量ということ

僕は「努力の人」なのだ。
だから、僕に限らず、秀才にしろ、天才にしろ、もちろんギフティッドにしろ、努力なしに成果を上げられるなんてことはありえない
最初からできるのではなく、最初からできているように見えるだけだ。
「好きこそものの上手なれ」。
大事なことは自分の適性を見つけること
適性を見つけることができれば、あとはやるだけ。

翔さん親子が一緒に過ごしてきた時間はとても濃く、本人は楽しみながらやってきたけど、振り返ってみたらそれは「努力の積み重ね」で手に入れたものだった、ということですね。

ちゃママ感想

「とてつもない努力量」。

ギフティッドは先天的な天才というイメージがありましたが、全然違いました。

その努力を努力と感じさせなかったのは、ご両親が与えた環境が大きく、子どもをフロー状態にしたということだと思います。

「天才」には誰でもなれる!1万時間「努力」を続ける3つの方法

家庭のなかが明るくて前向きな様子がうかがえ、翔さんの行動力もきっと親の背中を見て育ったんだろうなと感じます。

そしてその積み重ねてきた努力が、カナダの教育環境に巡りあえたことで、さらに才能が開花した。

千里の道も一歩から。継続は力なり。そして、自分から動くことって大切。

 

本のなかで、翔くんのいじめに対する考え方も良かったです。
いじめをゲーム理論「囚人のジレンマ」に当てはめて考えているのです。

今後、息子に使えそうな気がしています。
そのことは、明日書こうと思います。

余談)ギフティッドの特徴とは

「NAGC(全米ギフティッド教育協会)」によると、アメリカの学齢期(幼稚園から高校まで)の子どもの6~10%、300~500万人の子どもがギフティッドであると推定されるそうです。

仮に10%だとしたら、40名学級のクラスに4人いる計算になるとか。

翔さんは、日本にも実はかなりの人数(10%以上)いると思っているそうです。

一般的に言われている特徴を書いておきます。

<ギフティッドの特徴>

  • 記憶力が非常に高い
  • すぐに物事を学び判断できる/学習スピードが並外れて速い
  • 年齢のわりに語彙が多く、複雑な文章構造で話せる
  • 感情の起伏が激しい、神経質
  • 社会環境への姿勢が厳しい/社会や政治、不正に関して関心がある
  • 好奇心・探究心が強い
  • 想像力があり、空想に夢中になる
  • 集中力が高い
  • 独創性が高い
  • 責任感やリーダーシップがある
  • 感覚と感情が過敏
  • 完璧主義
  • 並外れたユーモアのセンスがある
  • 数字やパズルなどの問題を楽しむ

翔さんのお母さんは、「子育てを積極的に楽しもう」と書かれています。

「玉磨かざれば光なし」
原石のままでは美しい光を放つことはない。丹念に磨くことではじめて宝石としての輝きを発することができる。

子どもの才能を見出す一番身近な存在は親。

まだまだ息子に働きかけていこうと思いました。

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