こんにちは、ちゃママです。
2018年5月20日放送の「林先生が驚く初耳学」を見ました。
今回の白熱教室のテーマは「ながらスマホが学力を破壊する」でした。
なにかをしながらスマホを使うと学力が破壊される!?
これは、仙台市の小・中学生、7万人以上を対象におこなった調査で導き出された、まぎれもない事実。
予備校講師の林先生が共感した「ながらスマホ」による学力破壊とは!?
目次
2時間の学習効果が消える
林先生
「これは、大ヒットした“脳トレ”を監修された川島隆太さんが、最近発表された本のなかで使われている言葉なんです」
林先生
「縦軸が数学のテストの平均点で、横軸が1日におけるスマホなどの使用時間です。スマホの使用時間が伸びれば伸びるほど、数学の平均点が下がっているということは明確。
これは中学生が対象の調査だが、別の調査によると、女子高生のスマホ平均使用時間はなんと6.1時間に及ぶというデータもある。
もっと詳細なデータがある。
青は家庭での学習時間が30分未満、あまり勉強をしない子たちの平均点です。
グレーは2時間以上勉強した生徒たちの平均点です。
ここで注意して見たいのは、グラフの赤の部分。
右は、4時間以上勉強しているけれども、スマホを4時間以上使っている。
左は、30分も勉強していない。ただ、スマホを使う時間が短い。
点数を見ると、勉強時間が短くても、スマホを使っていない人のほうが成績が良かった。
こんなに便利で楽しいスマホを、自分で1時間以内とコントロールできる、そういう生徒は自己管理能力が高いので、スマホを使っても成績に影響しない。
ただ、もっと恐ろしいデータがあります。
いまやメールよりも主流になりつつあるコミュニケーションアプリの使用時間と数学のテストの結果です。
これは、シンプルに右下がりです」
ギャル曾根さん
「スマホを使えば使うほど、成績が下がるということ?」
林先生
「というふうに思うんですけど、学力低下の原因の1つが、勉強中にスマホを使う『ながらスマホ』ではないかと」
スマホで集中力が切れる
ながらスマホが学力を破壊しているという説を裏付ける検証が!
それは、アメリカの大学生548人を対象に行ったこちらの実験。
林先生
「1つのグループは、スマホを机の上に置く。もう1つのグループは、スマホをポケットに入れる。最後のグループは、スマホを別の部屋に置いた。
そして記憶力検査などをおこなった結果、別の部屋に置いたグループの成績が一番良かった。
スマホが近くにあるだけで、もしかしたら集中力が散漫になるのかもしれない。
この研究結果にタイトルをつけて我々は警告している。
『脳からの資源流出』ではないか。
人間の脳というのは、もともと1つのことに集中するようにできている。何か集中しているものがあれば、それ以外のものは自動的に抑制がかかるようになっている。
ところが『ながらスマホ』は、脳の動きにそぐわないことをどうしても引き起こしてしまうから、結局いろいろな面で低下が起きるのではないかと。
ふっと思い出したのが、2017年度の東京大学の現代文の入試問題、第一問。
そこには『科学技術の自己展開する傾向』ということが書かれていた。
つまり、科学技術というのは、何かの問題が起きるとそれを解決しようとして、次から次へとどんどん勝手に展開していってしまう。
(例:ショルダーホンは大きすぎる⇒ガラケーはネット検索しづらい⇒スマートフォン)
だから、スマホ自体が悪いわけではなく、スマホを使うのか?どう使うのか?という全部われわれ人間の決断の問題なんです」
ちゃママ感想
スマホをどう使うのか。
たしかに、一度触るとあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。
勉強系の動画アプリを利用すれば、どこにいてもどんな時間帯にでも勉強ができてしまう現在。
利用している子もいると思いますが、その時間はそれ以外のことを『遮断する力』が大切ということですね。
1日は24時間、1440分しかありません!
息子にも少しずつ時間の大切さを教えていきたいと思いました。
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