こんにちは、ちゃママです。
聞いてください!!
昨日も今日も、息子が超ぉ~朝イチで勉強しています!!
もうね、布団から出て5分以内(笑)
やっているのは、ずっと放置していた進研ゼミ小学講座のワークです。
今日は、どうしてそんなことになっているのかを書きたいと思います。
目次
放置されていたワークたち
以前、ベネッセ「こどもちゃれんじ」やるべきか?という記事を書きました。
一学年上のコースを受講していたので、年長あたりからワークはほとんどやっていませんでした。
いまは、小学講座の1年生のぶん(3月号)まで届いた時点で退会しています。
入学式の時点で、1年生の4月号まではやっていました。
いろいろありましたが、あっという間に5月になり、、、
息子がワークに追いついてしまいました!!
「これって、今やらないと、二度とやる機会が来ないよね?」
「お金を払ったものを無駄にするなんて・・・絶対イヤ!!」(笑)
どうしたら息子は取りかかってくれるんだろぉ~?!
まずは宿題と軽めのジャブ
GW明けから、学校の宿題が出るようになりました。
宿題は、ひらがななどをなぞるプリントが1枚と、音読をすることです。
↑でも書きましたが、息子は「学校から帰ってきたらすぐ宿題をする」と自分で決めました。
毎日帰るやいなや、宿題に取りかかり、明日の準備をして、いち早く公園に遊びに行く息子。
しばらく一緒に公園まで行っていたのですが、息子と一番仲良くしているRくんも進研ゼミをやっていると発覚。
「宿題のあとにワークもやってる」と教えてくれたので、
「すごいね!がんばってるんだね!」
と、褒めてあげました。
そして、帰り道。
「意外と進研ゼミをやってる子が多いなぁ…、Rくんがんばってるんだなぁ~」
なんて、ひとり言のように言いました。(←軽めのジャブw)
息子は、まずは1週間、学校の宿題だけをやりました。
宿題+アルファ
翌週。
相変わらず、学校の宿題はプリント1枚と音読。
それなりに丁寧には書いているけれど、5分程度で終わってしまう息子。。
「この勢いでワークも1枚やったら?」(←ストレートw)
「えぇ~めんどう」
撃沈。。。
ま、そうだよね、遊びに行きたいもんね。。
でも、今日はここで引き下がらないちゃママ!
「これ見て!(息子)の好きなさんすうなんだけど、ステージをクリアしたらメダルシールを貼れて、メダルを完成させるんだって!」
「へぇ~」
コラショというキャラクターが好きな息子。少し興味が出た?(もうひと押しw)
「あ!最初のステージはシールを貼るだけだよ?一緒にやってみない?」
「なにこれ、簡単そぉ~」
と、わたしが問題を読んであげると、
「超~かんたん」
と、1分程度で終了。
すぐに丸つけをして、
「全部まる!って、簡単すぎたかな?はい、メダルシール!」
と、メダルシールを渡すと、喜んで貼っていました。
翌日は、遊ぶ約束をしてきたからと、ワークまではやりませんでしたが、夕食のあとに声がけ。
「あれ?今日もやったらメダルシールだよ?」
「あ!忘れてた!」
という感じで、ワークをやりました。
「もう終わったの!?速いね!3分もかかってなかったよ!?」
と、驚いてみせて、大きな花丸を書いてあげました。
それから夕食後に毎日1ページずつやっていましたが、メダルが”もうすぐで完成する”となると、いっきにやってしまいました。
そう!ゴールが見えると早いのです。
ワークを1冊やり終えたことを、帰ってきた主人に教えた息子。
主人は息子に甘いのでw、すぐに「がんばったじゃん」と、100円あげていました。
(ホントは10円の予定だったけど、なかったからってあげすぎ!)
「えぇ~!こんな簡単なワークをやっただけで100円ももらえるの!?いいなー!ママがやれば良かったな~」
と、うらやましがる私。(これは演出作戦w)
ちなみにこの「かずばっちりドリル」は、かなり薄いドリルです。
最初は薄いものを与えて、「自分でやり遂げた!」という達成感を与える作戦なのです!(キリッ)
次はご褒美作戦
この調子で、宿題の後にでも、夕食の後にでも、5月号のワークをやってくれたら本望。。
なんて、思っていたのですが、この5月号のワークはどうしてもやる気が出ないようでした。
ここで、中室牧子さんの「学力の経済学」という本の
テストでいい点数を取るなどのアウトプットにご褒美を与えるよりも、本を読んだり、宿題をしたりするインプットに対してご褒美を与えた方が良い
というのを思い出しました。
わたしが言っても効果がないことはわかっているので、こういうときは主人を使う!(←言い方×)
「ワークが1冊終わったら、何かご褒美あげるよ」
と言ってもらいました。
具体的にはまだ決めていないけれど、息子と話をして”毎日1枚はやる”と約束しました。
それから、運動会の練習などもあり、遊ぶのにも忙しく、1日サボった日がありました。
「今日はやった?」
「やってない、明日2ページやろうと思って」
「ふ~ん」
わたしも主人もとくに「やれ」とは言いません。
でも次の日、きちんと2ページやっていました。
その翌日から今度は2日間、サボっていました。
「明日3ページやろうと思って」
「ふ~ん」
学校の宿題はきちんとやっているので、もちろん「ワークもやれ」とは言いません。
また、”毎日1枚はやる”が最初の約束でしたが、最終的に1冊終えることがゴールなので、ペースは本人に任せて強制はしませんでした。
具体的なゴールを決める
日曜日に息子とサイエンスイベントに行った帰り、古いトミカや中古のトミカなどが売っているリサイクルショップに寄りました。
たくさん見ているうちに、自分で組み立てるフェラーリのミニカーシリーズを発見。
何種類か並べて、腕組みをして悩むこと20分。。
わたしがCDコーナーを見に行って帰ってきてもまだ悩んでいる様子。
「どうしたの?」
「いや~、、どのフェラーリがいいかな~と思って」
「え?買うの??見に来ただけでしょ?」
「ん~~それはそうなんだけど…貯金箱におこづかい貯まってるし…」
「もうミニカーはたくさん持ってるから、買っても買ってもキリがないんだよ?」
「それはわかってるけど…」
わたしが簡単に買ってくれないことはわかっているので、自分の欲求と戦っていますw
でもそろそろ帰りたいわたし。
「いまできることは、3つしかないよ。1つは自分のおこづかいで買う。2つ目はママがいま立て替えて、帰ってからママにお金を払う。3つ目は、ワークをがんばってパパにうまいことおねだりするっていう”買ってもらう作戦”(笑)」
・・・この提案、1つ目と2つ目は、結局自分で買うことになるので同じことですよね(笑)
でも、息子は一所懸命考えています。
そして悩んだ結果、
「じゃぁさ、ママもオレがパパにおねだりするときに応援してよ?」
「うん、いいよ」
という3つ目を選んで帰宅しました。
その夜、わたしが家事をしているあいだに息子は主人に話をもちかけたらしく、一人で無事に交渉を終えていました。
そして、月曜日。
夕方、タブレットでゲームをしているときに、突然、
「この時間にワークやろう!」
「え!?いま!?」
「いまデータのアップロード中だから、この時間がもったいないじゃん」
と。
そして、昨日と今日は、朝起きてきてからすぐに、
「朝ごはんができるまでにやればいいんだ!そうすれば帰ってきてからやらなくてもいいし!」
と。
今朝は5ページも一度にやり、
「見てー!ゴールがだんだん近づいてきてる!はぁ~フェラーリが近づいて来てる、、グシシw」
と(^-^;
「(すっかりご褒美作戦にハマってるぞ、、グシシw)」
前にも書いたことがありますが、
人が行動を変えるのは、具体的で実行可能な行動の形で未来が見えたとき
って、本当ですね☆
ちゃママまとめ
前に読んだ本の中で、
「小学校高学年になったら、週に2回は親子でゴールセッティングをする」
なんていうことが書かれていたので、密かにメモしていたのですが、
自分で計画を立てるのが未熟なうちは、ご褒美であっても”ゴールを決めてあげること”って大切なのかも?と思いました。
進研ゼミのワークに関してですが、本来ならば、4月の下旬に5月号が届くので、先取りしてやりがちです。
でも、いま息子がやっているところはすでに学校の授業で終わったあたり。
学校でやったことなので、簡単にできます。
この「できた!」が、「自分はやればできる!」につながっていくと感じます。
息子の場合、勉強を先取りしてやらせてしまうと「学校がつまらない」になりかねないので、今のように復習で使うのが合っていると思いました。
ただ、いまは学習習慣をつける目的もあってご褒美を与えていますが、このままでは「ご褒美がもらえないならやらない」となりかねませんよね。
ある程度の時期に来た時、どのような方向に持っていくのかを今から考えておかなければっ!?
続けているうちに「自分でわかっちゃった快感」みたいなものをわかってくれたら、ご褒美なんかなくても「自分の頭で考えること」が楽しくなるんだけどな~と、期待しています。
余談・・・
息子が朝イチで自分からワークをやったのには驚きましたが、時間を意識するのは、わたしの日々の小言のせいかもしれません。
わたしは夕食後など「茶碗はつけおきしてから洗ったほうがいいよね~」なんて言って、「よし、10分だけ本読もぉ~」と本を読んだりします。
息子はタブレットでゲームをしたり、絵を描いたりしているのですが、10分経ってから、
「ゲームをしてても10分、本を読んでも10分だね」
と、ひとり言のように言って立ち去ります(笑)
お風呂の準備をしているあいだや、何かのすき間の時間に、
「あ!このあいだに〇〇しちゃおう!」
と、別の用事を済ませるときにも、自然に声に出しています。
かなりおしゃべりな母親ですが、そんなのを見たり聞いたりしているから自分でもそう考えるようになったのかもしれませんね☆