こんにちは、ちゃママです。
今日はこの夏はじめてクーラーをつけました。
汗だくで帰宅した息子は「すずしぃ~!!」と言い、外遊びに行くのを取りやめていました;
あまりに暑い日は危険だとはいえ、お友だちは外で遊んでいるので複雑です。
さて、図書館で借りた本を読みました。
- クラスのみんなの前で話すときに、緊張してかたまってしまう。
- 試合や発表会などのときに、本番前に逃げ出したくなったり、普段どおりの実力が出せない。
- がんばって取り組んでいたのに、思ったとおりにならなくてモノにあたってしまう。
子どもによっていろいろですが、これらはすべて子どもの緊張感が高まったときに起きることです。
そんな子どもを見て、親は、
「こんなに緊張しやすくて、この先大丈夫だろうか?」
「性格?それとも育て方のせい?」
「なにか障害があるのかな?」
「他の子はできているのにな…」
などと不安になりがちです。
親は、「極度に緊張しやすい」「あがり症」といわれるような子どもにどう接したらいいのでしょうか?
目次
緊張するのは「やる気」の現れ
緊張することは、悪いことではありません。
「いいところを見せたい」「うまくやり遂げたい」などという気持ちをもっているからこそ緊張するのです。
つまり、「どうなってもいい」と思っている子よりも、やる気があり、力も伸ばしやすいということです。
緊張度は高すぎるのも低すぎるのもよくありませんが、ここぞという場面で実力を発揮できるのは、少し緊張ぎみのときだとわかっています。(ヤーキーズ・ドットソンの法則)
「緊張しなくても大丈夫!」
と言うのではなく、
「少し緊張しているくらいのほうが、うまくいくものだよ」
と伝えることで、子どもの気持ちを落ち着かせましょう。
「あがり」は緊張から起こる不安や心配
誰でも不安になったり、心配になったりすることはありますが、その程度は人によって大きく違います。
普段ならできることが、特定の場面や人と接するときにできなくなってしまうのが「あがり」の状態です。
「こんな状態でうまくいくのかな?」
「失敗したらどうしよう」
などといった不安や心配が、普通ではない状態をつくってしまうのです。
頭のなかが不安や心配でいっぱいになってしまうと、集中力がなくなり、本来の力が発揮できなくなってしまいます。
緊張しやすさ、不安のかかえやすさは、持って生まれた気質に左右される面もありますが、経験を重ねるうちに「これくらいなら大丈夫」と脳が判断できるようになり、体も反応しにくくなっていきます。
どんな経験も、一番はじめが一番緊張します。
不安が強いと体験そのものを避けようとしがちですが、しっかり準備をしたうえで挑戦すれば「なんとかなった」という実感を得られます。
不安や心配はあったけれど「思ったほどではなかった」という安堵感や、「こうすればもっとうまくいく」という気づきや達成感を与えることが大切です。
ちゃママ感想
緊張したり、不安になったりすることは、挑戦しようとしていればこそのことであり、その緊張や不安を乗り越える経験が、子どもの大きな成長につながっていく。
緊張や不安は悪いことではなく、コントロールすることで実力を発揮できるようになる。
「緊張」の反対は「リラックス」です。
この本の後半では「親ができる、子どもができる10の方法」として、緊張や不安を上手にコントロールする「リラックス法」が具体的に紹介されています。
また、緊張しやすい子、不安の強い子のなかには、軽度の発達障害があると考えられる子もいるそうです。
発達のかたよりがある場合、特性に合わせた働きかけが大切になります。
ページ数は少ないですが、発達障害の子への対処法も載っています。
息子もはじめてのことは緊張しがちだし、わたしのような緊張しやすい大人にも使える方法だと思いましたので、参考にしたいと思います。
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