HSP・HSCとは?5人に1人が「〇〇な子」だった

こんにちは、ちゃママです。

衝撃的な本に出会いました。

まだ最後まで読んでいないのですが、まさに点と点がつながるという感覚に襲われています。

なぜなら、息子もHSCの要素があるかもしれないと感じたからです。

HSP(HSC)とは

HSP(Highly Sensitive Person)とは、いまから約20年前にアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が発表した概念で、生まれつきとても敏感な感覚、感受性を持った人たちのことをいいます。

アーロン博士は、2002年にとても敏感な子どもたちの特徴や育て方を詳しく書いた本を出しました。
そのなかでHSPの子ども版のことを「HSC(Highly Sensitive Child)」と呼びました。

HSPやHSCは、医学的な概念として認められていないため、病名でも診断名でもありません。
そのため、病院で診断されることはほぼないのだそうです。(理解のある臨床医が少ない)

5人に1人が敏感な子

HSPやHSCは、その人が生まれ持った気質のひとつです。
人種・民族に関係なく、どの社会にも15~20%くらいの比率でいるとアーロン博士はいいます。

仮にひとクラス30人いたら、クラスに5~6人はHSCがいるということです。

母親自身もHSPであれば、子どもの様子に「あっ、この子も敏感なタイプかも」と気づきやすいのですが、母親が非HSPの場合、子どもがなぜそういう反応をするのか理解できません。
「ちょっと育てにくいところのある子」「難しい子」「わがままな子」に見えてしまうこともあるのです。

子どものときから「人一倍敏感な気質」に対して望ましい対応ができていたらいいのですが、長所として育まれていくか短所になってしまうかは、生育家庭によって左右されるといいます。

HSCかどうかのチェックリスト

次の質問に感じたままを答えてください。
子どもについて、どちらかといえば当てはまる場合、あるいは過去に多く当てはまっていた場合には「はい」、まったく当てはまらないか、ほぼ当てはまらない場合には「いいえ」と答えてください。

  • すぐにびっくりする
  • 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や肌のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
  • 驚かされるのが苦手である
  • しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
  • 親の心を読む
  • 年齢のわりに難しい言葉を使う
  • いつもと違うにおいに気づく
  • ユーモアのセンスがある
  • 直感力に優れている
  • 興奮したあとはなかなか寝つけない
  • 大きな変化にうまく適応できない
  • たくさんのことを質問する
  • 服が濡れたり、砂がついたりすると、着替えたがる
  • 完璧主義である
  • 誰かがつらい思いをしていることに気づく
  • 静かに遊ぶのを好む
  • 考えさせられる深い質問をする
  • 痛みに敏感である
  • うるさい場所を嫌がる
  • 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
  • 石橋をたたいて渡る
  • 人前で発表するときには、知っている人だけのほうがうまくいく
  • 物事を深く考える
13個以上に「はい」なら、おそらくHSCでしょう。
しかし、心理テストよりも子どもを観察する親の感覚のほうが正確です。
たとえ「はい」が1つか2つでも、その度合いが極端に高ければ、お子さんはHSCの可能性があります。

HSCの4大特性

アーロン博士は、人一倍敏感な人には次の4つの面がすべて存在するといいます。
以下は、4つの要素と傾向の例です。

深く処理する

  • ものごとの本質をつくような鋭い質問をする
  • 大人の会話を聞いていて、聞きかじりの言葉を使って年齢のわりに大人びたことを言う
  • ユーモアのセンスがある
  • いろいろな可能性を考えて慎重になるので、なかなか決断ができない
  • じっくり観察してから考えるので、行動を起こすのに時間がかかる

過剰に刺激を受けやすい

楽しませてあげたいと思ってイベントをやったり、どこかに出かけたりしても、ぐったりして元気がなくなってしまったり、「もう帰りたい」と言い出します。
楽しくないのではなく、刺激を受けすぎてそれに圧倒され、疲れてしまうのです。

  • 興奮することがあった日の夜には、いつまでも寝られない
  • 痛みに弱い
  • 暑さや寒さ、手足についた汚れ、濡れた衣服、足に合っていないくつなどが気になってしょうがない
  • サプライズが苦手
  • 人に見られたり、実力を試されたりする場面で、普段のちからを発揮することができない

全体的に感情の反応が強く、特に共感性が高い

物事に対してだけでなく、感情にも敏感です。
よく泣くのも、びっくりしやすいのも、怖がりなのも、かんしゃくを起こしたりするのも、感情的なふり幅が人一倍大きいからです。

その敏感さは、自分のことだけでなく、他者に対しても発揮されます。
人の様子を観察して何を求めているのかに気づくなどいい点もありますが、一方で、悲しみや不安などの感情も強く受け取ってしまいます。

ささいな刺激を察知する

小さな物音、かすかなにおい、ほんのわずかな味の違い、人やものの繊細な変化など、普通の人なら気づかないちょっとしたこと、「たいしたことではない」と見過ごしてしまうようなことが気になってしまいます。

みんなが内向的ではない

このHSP全体のなかでは、いわゆる内向的なHSPタイプが7割、外交的なHSSタイプが3割くらいだと言われているそうです。
HSS(High Sensation Seeking)とは、刺激を追い求めるのが好きなタイプの人です。

  • 好奇心旺盛で新しいもの好き
  • 冒険好き、刺激を求める
  • 退屈さを嫌う

HSPとHSSは対照的なように見えますが、その両面を持つ人もいます。

大人では体外的にはHSSの面を出すけれども、ひとりになると本来のHSPに戻ります。
子どもでは逆に、外ではHSPの面が出て、家では安心してHSSになったりします。

ちゃママまとめ

5人に1人は敏感な子。

親が非HSPだと気がつきにくく、理解しにくいかもしれません。

また、傾向が強く出る子は、発達障害などと勘違いされそうな気がします。

わが子が「そうかも?」と感じたかたは、一度本を読んでみることをオススメします。

 

過去のことも含めると、息子はチェックリストに当てはまるのが10以上ありました。
4大特性もほぼ当てはまる気がします。

掃除機やドライヤーの音に怯えて泣いていたあの日。
学校では、先生にお友だちが怒られていても自分が怒られているように感じて「行きたくない」と言ったことも。

掃除機などの大きな音が平気になるまではかなり時間がかかったけど、耳が敏感だったんだと思えば納得できます。
入学当初は先生が怖かったけれど、今はお友だちが怒られているのを見るのも慣れた様子です。

他にも、はじめてのことは「慎重だな…」「消極的というか客観的というか…」と思うことが多々ありました。

それでも、「この子はこういうことが苦手なんだ、しょうがないんだな…」と強制せず、共感してきました。
(過去記事を見てもわかると思いますが「自己肯定感」を高めることを意識してきました)

本では、敏感な子が中学・高校と進学するにつれてどうなったかなど、実例が載っています。

敏感な子に親ができることは何なのか、非常に興味深く読んでいます。

余談)ちゃママも敏感な子?

本を読んでいると、わたし自身もHSPなのかもしれないと思いました。そしてわたしの母も。
しかもわたしの場合、HSSの要素がある気がします。

この歳になっていまさら気がつくとは…と、ちょっとまだ動揺&理解しきれていないので、ほかにもこの手の本を何冊か読んでみようと思います。

HSCを育てるために大切な13のこととは

息子の「音恐怖症」の話はこちらの余談に書いています↓

天才ピアニスト辻井伸行を育てた母の5つの選択とは

小学校入学から2週間で学校がつらくなっていました↓

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