みなさん、実は事件が起きていました・・・
おとといの夜、実質まだ1週間ちょいしか小学校に通っていない息子が、
「小学校つらい・・・」
「小学校は子どもを入れる刑務所みたいだー!」
「小学校辞める・・・オレは本気だよ・・・」
と言い出しました!!
(刑務所は笑えたけどw)
新一年生のママのみなさん、お子さんたちは元気に学校に行っていますか?
”つらいこと”とは何なのか、いろいろと話を聞いてみました。
目次 [閉]
座っていることがつらい
まず、登校して自分の席に着きます。
「朝読書」「朝自習」「朝の会」をやってから1時間目の授業がスタートします。
1時間目と2時間目のあいだが5分しかありません。
そしてその5分は「リラックスしてください」などと先生に言われ、トイレに行く以外は、基本的に着席したままだそうです。
ここまで、2時間10分座ったままです。
2時間目と3時間目のあいだには、中休みとして20分の休憩時間がありますが、まだ友達とワイワイ話すような関係は築けていないので、ほとんどみんなが自分の席に座って絵を描いたりしているようです。。
3時間目と4時間目のあいだにも5分休憩がありますが、ここでもほぼ座っています。
というわけで、午前中はほぼ座ったまま。。
この座っている時間が長いのがつらいことの1つのようです。
繰り返しがつらい
今週から「時間割通りの学習道具を持たせてください」と言われているので、その通りに持って行っています。
ところが、帰ってきてからノートを見ると、こくごもさんすうも真っ白。
「あれ?こくごやった?」
「やらなかった」
と、時間割以外のことをしていることがほとんど。。
時間割はあるけれど、先生の時間割で進行しているというのです。
授業に入る前に「返事の練習」「挙手の練習」「整列の仕方」など、基本的に覚えなければいけないことをやっているようです。
このいろいろな基本ルール。
息子は理解力があるほうなので、一度聞いたらできますが(親バカ?w)、できない子ややらない子に合わせて何度も同じことをやるのがつらいことの1つのようです。
先生が怖くてつらい
最初のころは、
「先生が明日どんな服を着てくるのか楽しみ」
「先生は笑顔はかわいいんだけど、怒るとオニババみたいに怖い」
などと冗談で言う余裕がありました。
でも、ここ数日は、
「先生の言い方がイヤ」
と。。。
例えば、返事の仕方を練習しているときに、
「先生は、全員が『はいっ!』って言わないと合格とは言いません」
と言って、もう一度やらせるというのです。
・・・こんな言い方はよくある気もしますが、息子にとっては先生の話し方が、
「全体的にもう少し優しく言えない?って感じ」
なんだそうですw
先生の厳しい雰囲気を感じる言い方がつらいことの1つだそうです。
息子の不平不満発言
他の不平不満を聞いてみると、
3時間目の体育のあとにさんすうなんて、お腹が空きすぎる。
お腹が空いていても、給食の準備でなかなか食べられない。
しかも、先日もう1本の上の前歯も抜けたので、前歯が2本ない状態で食べづらい。
【→一本目が抜けたエピソードも見てね】
朝学校に歩いていくだけで、エネルギーが80%になる。授業をして60%、体育をしたら20%になる。給食を食べてチャージはするけど、5時間目をやって歩いて帰ってきたらエネルギーが切れる。
掃除のときにふざけている子がいて、危ないからと何度注意しても聞いてくれない。
と言い、
「風邪で休んでる子はラッキーだなぁ・・・」
という始末。。。
ただの甘ったれですね(爆)
ちなみに、息子がいろいろ言っているあいだは「そっかー」「そうなの?」などと相づちを打ちながら、ひたすら聞いて共感しています。途中で話を遮ったり否定しないようにしています。
【→子どもの「話す力」を伸ばす、意外な方法とは?も見てね】
寝る前の話
布団に入ってからも「つらい・・・辞める・・・」と思い詰めてしまって半泣き状態なので、
「まぁ、、エジソンは小学校に行ってないしね?」
「そうだ!エジソンみたいにママが家で勉強教えればいいじゃん?家で時間割決めたらいいじゃん」
「座っていられる?家にはトミカもレゴもテレビも本もあって集中できないんじゃない?」
「大丈夫!教科書があるから家でやればいいじゃん」
「なるほどー。あれ?でも、一年生の一学期までの教科書しかないよ?学校に行かないと教科書がもらえないしな・・・。一学期じゃぁ・・ひらかなとカタカナで終わっちゃうよw」
「えぇー」
「さすがに漢字が読めないのはな・・・足し算、引き算、かけ算、わり算くらいはできないと、大人になってから大変だよ」
「なんで?」
「大人になってもたま~にかけ算ができない人がいるけど、仕事をしたり買い物をしたり、生きていく上で計算以外にも学校で習うことはすごく役に立つんだよ」
「ん~~(そんな説明では納得できない様子)」
「じゃあさ、何かおもしろいことを見つけるのはどう?」「おもしろいこと?」
「例えば、先生の顔にいくつホクロがあるんだろうって数えてみるとかw」
「・・・つまんない(ふてくされ)」
「(もう最終手段・・・)世界には学校に行きたくても行けない子がいるって前にテレビで見たでしょ?朝からご飯も食べずに裸足でゴミを拾って働いて、勉強したくてもできなくて・・・小学校に行けるっていうことは幸せなことなんだよ」「・・・・・・」
しばらく布団にもぐってしまいました。
でも少ししたら顔を出して、
「わかったよ、小学校行くよ」
と言いました。
次の日(昨日)の朝
目覚まし時計が鳴って起きてきた息子。
やっぱり「学校休みたい・・・」と言いました。
わたしは「そっか~」と言いながらも朝食を準備して、いつもどおりのことをしていると、息子も顔を洗ったり寝ぐせを直したり、いつもどおりのことをしていました。
朝食のあとは、いつもどおり学校へ行く準備をしました。
ランドセルを背負う前に、
「さぁ!勇気とパワーをあげよう!」
なんて言って、息子をハグしました。
すると息子は直立不動になって、
「ねぇ、、もう子どもじゃないんだからやめて」
と・・・
ガーーーーン!!\(◎o◎;)/
爆っ!!
そんなわけで、
「行ってきまーす」
と、今までどおり学校へ行きました・・・Zzz…
帰宅した息子の様子
「そろそろ帰ってくるころだなぁ~」とアパート前の道路に出てみると、
「あ!ママ!」
と手を振り、見たことがない一年生の子と息子が歩いてきました。
「紹介するね、〇〇くん」
と。。
どうやらいつも一緒に帰っているクラスの子と別れたあと、同じ黄色い帽子をかぶった同じジャージの子が歩いていたので
「こんにちは~」
と息子から声をかけて、話をしたら同じ方向だったから一緒に帰ってきたとのことで、隣のクラスの子でした。
家に入ってからも「いや~、今日は新しいお友達が2人もできた」と息子のテンションはなんだか高く、昨夜の「つらい・・・」はなんだったの?と拍子抜け。。。
でも、そのことには触れないようにして普通に過ごしました。
ちゃママまとめ
いろいろと学校での話を聞いていたら、
「そういえば!先生の顔に3個くらいホクロあったよ!数えてたら噴き出して笑いそうになっちゃったw」
あははははっ・・・
って、
これまでも心配していたのに取り越し苦労みたいなことがあったような??
学校での過ごし方や座ることに慣れて、友達が増えていけば、土日でも行きたくなるかな!?
こうして「登校拒否騒動」は、一日にして解決したのでした。。チャンチャン♪
〈後日追記〉
一日では終わりませんでした。。
【再発】また「小学校に行きたくない病」になりました