子どもがテストで100点!子どもになんて聞きますか?




子どもがテストで100点をとったとき、あなたなら子どもになんて聞きますか?

すくすく子育てなどに出演されることもある、汐見 稔幸さんの本を読んで「はっ!!」と気付かされたことがありました。

親の顔をよく見ている子ども

子どもがテストで100点をとったとき

「何人くらい100点がいたの?」

と聞いて、

「100点がいっぱいいたよ」

と言われたとき、

「な〜んだ」

と、がっくりした表情になっていませんか?

こうしたママの態度は、「他人に勝つことが大事なのだ」と子どもに伝えているようなものです。


「他人に勝て」なんて子どもに言った覚えはなくても、実は本音の価値観は言葉の端々でしっかり伝わっているのです。


「そうか、100点がいっぱいいたのね。みんなよかったね。それであなたが100点じゃなかったら困るもんね」

と、その程度でいいです。

対人信頼感の低い日本の学生

対人信頼感の国別の比較調査によると、「ほとんどの人は他人を信頼していると思うか」という項目で、日本の学生は「そう思う」「ややそう思う」の割合が、他の国の学生と比べてとても低いことがわかりました。

これは、「他人を信頼していない」ということのあらわれです。


他者を信頼せず、頼れるのは自分しかいないから、他者にいろいろなことを打ち明けられない。

「自分の弱点を知られてたまるか」という気持ちも強くなります。

人に勝つより大切なこと

なぜそのような結果になるのでしょうか。

例えば、小学校の体育の授業で逆上がりをやりますが、まだできないわが子から、

「◯◯ちゃんはすごいんだよ。逆上がりを20回も連続で回ったんだよ」

と聞かされたとき、あなたはどう言いますか?

一応「すごいね」と言うでしょうが、「あなたは?」と聞きませんか?


そして、

「そんなに回れる子もいるのに。あなたもがんばらなくちゃだめじゃない」

と続けていませんか?


でも、冷静に考えてみてください。

「クラスメートができたことを我がことのように喜ぶこの子って、考えてみたらすごくいい子だ。共感力のとても高い子だ」

と思いませんか?

「友達のことをそんなに喜んで、あなたっていい子ね」

と言って、心から喜んで欲しい。

そこを見ないで、

「なんであなたは自分ができないのに、他人のことを喜んでいるのよ」

なんて思わないでほしいのです。


人が喜んでいたら一緒になってうれしがる。
悲しいときは一緒に悲しんであげる。


人に勝つなどというより、そのほうがずっと大切だと親自身が本気で思い、子どもにもしっかり伝えてほしいものです。

他人を蹴落とす

今の社会では「自分さえ良ければいい」「自分の子どもさえ良ければいい」と思うことが、きちんと批判されなくなっています。

ゆがみのある社会になっているのです。

でも、人間は自分のためだけには、なかなかがんばれないものです。

みんなががんばっているから自分もがんばろう。

がんばると喜んでくれる人がいるからもうちょっとがんばってみよう、と思うものです。

それに「自分さえ良ければいい」なんて、人間として寂しい。


学力はきちんとつけるべきですが、それは他人を蹴落とすためではなく、世界が見え、他者が見え、自分で何をすべきか見えるようになるためです。


お互いに共感しあい、褒め合うことをしなくなり「自分さえ良ければいい」という感覚や最近はやりの「自己責任」「自己努力」がはびこる。

それは、人が何か大事なことを見失いつつあることの象徴だと思います。

息子の共感力を見逃していた

息子が幼稚園のとき、

「◯◯くんは縄跳びの前回りが400回以上もできたんだよ」

と言ったので、

「すごいねー!普段から外で練習してるのかな?」

と言ったことがありました。


そこで、息子も「練習する!」となればいいなーと思いましたが、縄跳びはあまり得意ではない息子は特に練習をしませんでした。

わたしも「もっと練習したら?」などとは言いませんでした。


そしてそのときは、

「◯◯くんのことを自分のことのように喜ぶなんて、いい子だね」

という発想まではいきませんでした。


この本を読んで「息子は友達のすごいところを認め、一緒に喜ぶことができる子」なんだと気づかされました。

なわとびでも運動会でも、1番になれなくてもなんとも思わない様子の息子。

ひとりっ子で競争する必要のない環境で育っているので「競争心がない?」と思っていましたが、誰かに勝つことだけがすべてではないんですよね。


何か夢中になれるものや、夢が見つかったときに、それに向かって目的意識を持っていかにがんばれるか。

そのためには、自己肯定感や対人信頼感(他者信頼感)を高めてあげることが大切なんだなぁと改めて思いました。


今回図書館で借りて読んだ汐見 稔幸さんの本は、アマゾンで見つけられなかったのですが、汐見さんの本には子育てのヒントが満載の本がたくさんありますので、一度読んでみることをオススメします☆




↑それぞれ”新装版”があります。

余談・・・

息子が「ケーキを作りたい!」と言うので、シフォンケーキなら簡単かな?と一緒に作りました。

がっ!!

ハンドミキサーがないので、ひたすら泡だて器!!

息子もメレンゲを作るために、かなりがんばってくれましたが力尽き、、、

生クリームもひたすら泡だて器!!


ようやく完成し、食べてみて、無事に「おいしいね!」となりました☆


がっ!!!


食べ終わった息子は、


「今度は作らないでケーキ屋さんで買おう」


爆っ!


何事も経験。。

まぁ買ったほうがいいって知ってるからハンドミキサーを買っていないんだよねw

腕も肩も筋肉痛ぅ~~Zzz…