こんにちは、ちゃママです。
「時間がある夏休みだからこそできる体験を…」
と息子と出かけたり遊んだりしているので、更新が不定期になっております(^-^;
工作教室、海、祭り、公園、花火大会などいろいろ出かけているうえに、朝から晩までいろいろ話しているのに消灯後の話が止まらなくて、毎晩遅くなってしまうんですよね…(言い訳;)
さて、夏休みの宿題にもある音読。
以前、音読は教科書の理解を深めるという話を書きました。

教科書を何度も音読すると予習や復習にもなるから国語力がアップするよという話でした。
それでも子どもが問題文を読んだあと、何を問われているのかわかっていないようならば、「見る力」が不足しているのかもしれません。
目次
「見る力」とは
学校では先生の話を「聞く力」が必要になりますが、同時に板書を読んだり教材を読んだりする「見る力」も必要になります。
文章を読んで理解するには、書かれている文字を見て、その言語情報を記憶として定着させる必要があります。
テストで問題文を読み、何を聞かれているのか理解するためには、文字を「見る力」が必要なのです。
「見る力」を鍛えるには音読
この「見る力」は音読をすることで訓練することができます。
黙読では、目で文字を追っていても頭の中に言葉が入っていかないことが多く、読み飛ばしが多くなります。
音読では、”読み飛ばし”や”ななめ読み”は起きません。
学校では教科書を何度も音読する宿題が出ることがありますが、実は「見る力」をつけるためには初めて見る文章をスラスラ読めることが大切なのです。
音読で集中力アップ
文章を読むというのは、いま読んでいるところの字面をただ追っているのではなく、読み終えたところを頭の中にイメージとして残しながら、その先を読んでいく「先読みの感覚」が必要です。
そして、文章全体を俯瞰して読むことで、初めて感想を言うことができます。
初めて見る文章を読んだあとは最後に感想をひと言でも言う、または親に最後に何か聞かれるとなれば、読むときの集中力も違ってきます。
あまり細かいことに注意していると音読嫌いになったり、ていねいに読みすぎる習慣がついて、テストのときに時間切れになってしまうこともあるので気をつけましょう。
1分間速音読ドリル購入
というわけで、「見る力」をつけるには教科書以外の読み物を用意するのがいいと思い、1分間速音読ドリルを購入しました。
以前から齋藤孝さんの本には「名作・名文に触れる」ことの大切さが書かれていて、これに関しては全くやってこなかったなぁと思っていたわたし。
この本には「走れメロス」や「徒然草」など、小学校低学年には難しいと思われる作品も入っています。
でも、文字が大きくて漢字にひらがなもふってあるので、低学年でも十分読むことができます。まだ習っていない漢字に触れることもできます。
さらに、素読(意味を重視せずに音読すること)は、脳機能が活発になるという研究結果があります。
多少わからない言葉があっても、教科書よりもレベルの高い名文を目で追い、口からは少し遅れて言葉が出てくるという作業を繰り返す。
しかも少しずつでも速く読めるようになるということは、文字を見る力が付いていることになりますよね。
低学年ではまだリズムよく読めなくても、親子で一文ごとに復唱したり、読むリズムを確認して繰り返すうちに、スラスラ読めるようになるそうです。
このドリルでは、スラスラ読めるようになってから秒を計ることをすすめています。
百ます計算もそうですが、時間を計るとなれば集中力もつきます。
また、速く読めば読むほど、脳の活動が活発になることが分かっているそうです。やらない手はないですよね。
ちゃママまとめ
「初めてみる文章をスラスラ読む」ことが、文字を「見る力」を養う。
「見る力」は音読をすることで身につけられる。
電子図書館ライブラリーやドラえもんのマンガをスラスラ読んでいるように見える息子ですが、読み飛ばしていることは十分考えられます。
「国語力向上の最大の秘訣は、早い時期によい日本語に出逢うことです」
という齋藤孝さんの言葉を信じてw、ゲーム感覚で取り入れてみようと思います。

それにしても、最後のほうは「1分で読めるようになるの!?」という文章が並んでいます。。
”小学校全学年対応”ということなので、焦らず気長にやってみようと思います。





