こんにちは、ちゃママです。
赤ちゃんは胎児のころからすでに母親の会話に耳を傾けていて、母親が話しかけるたびに心拍数が上がり、話し終わると下がるそうです。
脳が言語の習得に最も適した時期は2~4歳くらいと限られているため、たくさんの言葉のシャワーを浴びせることが大切なのだそうです。
目次
読んだ本から総まとめ
- 生まれた直後から赤ちゃんは話しかけられた言葉を分析しているので、早い時期から親子の対話をスタートしましょう。
- 赤ちゃんは本の読み聞かせを通じて単語を覚えるので、生まれた直後から絵本を読んで聞かせましょう。
- 子どもは絵を見たり、親の声を聞くのが大好き。少し大きくなったら本の中の絵を指さして「次はどうなるかな?」「どうしてそう思ったのかな?」などと聞いてみましょう。子どもは絵本の話を通じて、物語の構造を学びます。
- 子どもが関心を示すものについて話しましょう。興味の対象を一緒になって楽しみましょう。
- 子どもが使うよりも高度な言い方で話しましょう。(ただし、理解できないほど難しい表現は避ける)
- 2~5歳は韻を踏む言葉遊びや童謡が大好き。言葉と音の構造を理解できるようになります。
- 赤ちゃんはどんなおもちゃやゲームより、親を見たり親の歌を聴いたりしたがります。
言葉は個人差が大きい
言葉が早く話せるようになることよりも重要なのは、理解力です。
「理解する」とは、答えに至るまでの過程を自分の言葉で説明できることです。
知識の本質に近づくには「受けた説明をそのまま覚える」のではなく「一度自分の言葉に置き換えてみること」が大切です。
なぜそうなるのかという『なぜ思考』は、自分の頭で考える力をつけることになります。
息子のおしゃべり力
生後1ヵ月。里帰り出産から戻ってからは、日中はずっと2人きりでした。
赤ちゃんだった息子が起きているあいだは「何かしら認知的刺激を与えていなければいけない」と思っていたので、たとえば洗濯を干すときは、
「さぁ、これから洗濯物を干すよ~。あ、これはパパの靴下だね~」
など、自分の行動を実況中継したり、考えたり思ったりしたことをそのまま声に出して言っていました。
絵本もこの頃から読んでいたせいか、言葉を話すのは早い方だったと思います。
2歳半ころには、子育て支援センターで「これ使っていいですか?」「〜しますか?」などと言っていたので、
「敬語教えてるの!?」
と他のママさんに言われてしまいました(@@;
恐らく、わたしが支援センターの方やママさんたちと話すのを聞いて覚えたのだと思いますが、あの頃はサザエさんの“タラちゃん“みたいでしたw
(タラちゃんって言語能力がありますよね!あんなに話せる3歳の男の子は少ない気がします)
先日は、朝起きてきた息子が、
「ママ見て!パパがお菓子を食べた痕跡がある!」
「痕跡!?どこでその言葉を覚えたの?笑」
「前にママが言ってた」
「そうだっけ?」
そうなんです…少し難しい言葉でもついついわたしが使ってしまっているようです。
でも、それをそのまま前後のニュアンスや音で覚え、状況に合いそうなときに使ってみているようです。
たまに会話の途中でわたしが言った言葉の意味を聞かれますが、それは簡単に説明したりわかる言葉に言い直したりしています。
ちゃママがやってきたこと
1歳~入園前
日中、ベビーカーで散歩している途中も、見えたものや聞こえたもの、感じたことを話しかけていました。
さらに1歳ころからは、夜の絵本のあとに「今日は何したっけ?」と1日を振り返ることにしました。
もちろんまだ話せなかったので、ほとんどわたしが話します。
「今日は朝起きて、朝ごはんは〇〇を食べたね」
「午前中はしまじろうの〇〇で遊んだね」
「お昼は〇〇を食べて、自転車で(スーパー名)まで買い物に行ったね」
「帰りの河原でテントウムシを見たよね?赤い体で黒丸の模様がついてて、小さくてかわいかったね」
などと1日を振り返ると、聞いている言葉の量が格段に増えます。
1日を振り返ることで、思い出す脳の領域が働きます。
少し話ができるようになってからは、
「お昼は何を食べたっけ?」
「今日の支援センターは何が楽しかった?」
などと聞いて、思い出させたり、自分の気持ちを言葉で言わせたりしていました。
入園後~就学前
幼稚園に慣れてきて自分から園でのことを話すようになってからは、次のことに気をつけました。
- 話の腰を折らないように最後まで聞く
- 話しかけられたら友達との会話のように笑顔で応える
- 「えー!そうなの!?」などと少しオーバーな相づちで乗せるw
- まずは「そうだったんだ」「大変だったね」などと共感する
また、息子は車が好きなのですが、一緒に絵本を読んだり車の話をしているうちに、わたしも車に詳しくなりました。
子どもが興味をもったことを一緒に調べたり、話すことで会話がはずみます。
子どもを「車好き」にすると得られる意外なメリット絵本の読み聞かせをしたあとには、
「このあとどうなったのかな?」
と聞いてみたり、消灯後には、
「前から聞きたいことがあったんだけど…ナポレオンって何をした人?」
(ドラえもんに出てきたそうです)
などという息子からの質問や疑問に答えたり、とにかくいろんなことを話しています。
(わからないことやわたしの知識が怪しいことは「気になるね…明日調べよう!」と息子が寝てから調べています;)
最近は哲学的な話にもなってきて、少し答えるのが難しいときもあります。
という本を読んで、
「天国って気持ちいいのかな?」
と…。
あなたならなんて答えますか??
ちゃママまとめ
小学校の国語の学習指導要領では、低学年のうちからグループで話しあって考えを1つにまとめたり、意見を言い合ったりする活動が重視されているそうです。
子どもは、言いたいときが話したいとき。
「話を聞いてもらえた」「認めてくれた」と思うことで、また次も「話を聞いてもらいたい」「話したい」と話すようになるのだそうです。
つまり、話す力を伸ばすには、親が「聞き上手」になることが大切なのです。
余談)子どもの難問に答える手段
3~4歳ころは「どうして?」「なんで?」という質問が増えます。
「どうして雷が鳴るの?」
という質問に、
「雲の中に電気が貯まってね…」
などとマジメに答えていたわたし。(←難しすぎw)
ある育児本を読んだら「雷様が太鼓を鳴らしているんだよ」などとファンタジーっぽく答えるのでもいいそうです。(なーんだ笑)
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