こんにちは、ちゃママです。
さて、昨日は【親子学習Part2】小学校低学年のうちにやるべき3つのこととして、小学校低学年のことを紹介しました。
今日は、最終章の【小学校高学年編】です。
目次
いかにわかるように教えるか
高学年になると、単純に記憶することが中心だった低学年に比べ、読解力や理解力が試される内容へと勉強の質が変わってきますので、家庭学習も親の腕の見せ所といえるでしょう。
ポイントは、「いかにわかるように教えるか」です。
算数の文章題1つとっても、国語の読解1つとっても、筋道を立てて考えないと解けない問題が増えていきます。
親が教えることに真剣になる必要があります。
もし、子どもが「わからない」と言ったら、きちんと教えてあげてください。
もちろん、いきなりわからないと言われても困るでしょうから、参考書や教科書ガイドを利用し、答えを読んでから子どもにわかるように解説していくなど、教え方を工夫しましょう。
中学に入学すると英語は初歩の初歩、数学も文字式や方程式の基礎など、記憶する学習が中心に戻りますので、高学年は中学1年生よりも学ぶことが複雑な時期かもしれません。
だからこそ、高学年で「わからない」ところがないように、しっかりと勉強しておくことが大切です。
結果を出す勉強法で達成感を持たせる
中学受験をしなくても、受験用の問題集を家庭学習に取り入れるといいでしょう。
高学年になると「結果を出す」ことで、達成感を得る体験を多くさせることが大切になってくるためです。
受験用の問題集を解いてみると、「自分はこういう問題が苦手なんだ」と自分の力や傾向を知る手掛かりになります。
また、「覚えたつもり」でいたことが、実は知識として根付いていなかったことに気づき、「曖昧な理解では実践では通用しない」ことを子ども自身が自覚することもできます。
自分の弱点や苦手なところを知り、それを克服するという目的意識を持った勉強をし、それが達成できれば大きな自信にもつながっていきます。
ちゃママまとめ
就学前、低学年、高学年と3日間に分けて書いてきましたが、どの時期にも大切なのは、達成感を得る体験ということですね。
「自分はやればできる」という自信のもとになるもの。
それは、子どもが小さいうちは、親が一緒に喜んであげる、認めてあげることで貯まっていくものだと思います。
赤ちゃんのころ、初めて笑ったとき、初めて立ったとき、初めて歩いたとき、笑顔で喜びませんでしたか?
成長とともに「初めてのこと」は見逃しがちですが、子どもは間違いなく日々成長しています。
子どもをその気にさせる声かけ、やっていきましょう!
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【やる気UP】子どもが続けたくなる「褒め方」とは 「褒め力(ほめぢから)」がアップする、たった3つの方法 言葉にはパワーがある!子どもを「やる気」にする言葉かけ余談)親切なことができる子にしたい
今日の記事にまったく関係ない話です(^-^;
昨日、あるお店で食事をしたあとレジへ行くと、こじゃれた格好をした”おばさん”、というよりは”おばさま”が先に会計をしていました。
小銭を出すのに手間取っていたようで、レジの人と話をしていたので、足元に5円玉が落ちたことに気づいていませんでした。
わたしは息子に小さな声で、
「拾ってあげて」
と言ったのですが、「え~」という感じでやろうとしません。
そこでわたしがすぐに拾って、おばさまに、
「落としましたよ」
と手渡すと、
「あら、ごめんあそばせ♪」
とお礼を言われました。
(うわっ!なんか「ごめんあそばせ」って久しぶりに聞いたっ!!)
と思っていたら、会計を終えたおばさまが、受け取ったおつりの一部であろう100円玉を、息子の手に渡し、
「はい、ありがとうね」
と言いました。
「えっ!?いやいや、困ります!」
と止めましたが、
「いいのよ、気持ちがうれしかったから」
と…。
「なんだかすみません、ありがとうございます」
とお礼を言うと、おばさまは小さく手を振って、満面の笑みでお店から出ていきました。
そんな帰りの車の中で、
「なんか、わらしべ長者だ!」
と息子が言いました。
「わらしべ長者もなにも、そもそも5円は自分のものじゃないでしょ;」
「そうだけど…」
「良いと思ったことは、率先してやらないとだよ」
「はい、じゃぁこの100円はママにあげる」
「あらま、ありがとうございます」
というわけで、
そのあと買い物に行ったスーパーでの息子のお菓子代になりました。
息子には、知らない相手にでも小さな親切ができる子になって欲しいと思った出来事でした。
「一日一善!」なんて言ったりもするけど、
って感じてくれたかな?
(今回は、思わぬお礼をいただいてしまいましたが…)
1 相手の身になって、その人のために何かをすること。思いやりをもって人のためにつくすこと。また、そのさま。
2 (深切)心の底からすること。また、そのさま。
コトバンクより