こんにちは、ちゃママです。
以前、
で登場した、息子が対応に困っていたSちゃん。
しばらくの間、息子が何も言わないので、わたしもあえて触れていませんでした。
でも昨夜、お風呂に入っているときに、
「最近Sちゃんはどう?困ってない?」
「え?だんだん大丈夫になってきた。係のときしか話さないし。
今日はSちゃんに”水やりしなくていいよ、バカ”って言われたんだけど、オレもう慣れてきたw」
「バカ!?」
「うん、また言ってるって感じだからw」
「あ、そっか…悪い言葉が直るといいね」
担任の先生の怒り方にも最初は「怖い」と言っていましたが、「先生はこんな怒り方なんだと思うしかない」と話したら「慣れてきた」という息子。
Sちゃんとは適度な距離をとり、「こういう子なんだから仕方ない」と慣れてきたようですw
さて、今日は本で“子どもにユーモアを教えることは大切”、“ユーモアは身につけられる能力”という話を読みましたので、そのことを書こうと思います。
目次
ユーモアとは
ユーモアとは、
人の心を和ませるようなおかしみ。上品で、笑いを誘うしゃれ。
コトバンクより
ユーモアは、知性の発達、感情の発達、社会性の発達が高まるそうです。
また、ユーモアの芽生えと思われるものを見つけたときに、親が肯定的な反応をすれば、子どもの中で生涯続くユーモアセンスが発達する可能性が高まるそうです。
そして、ユーモアがある人は「相手をもっと驚かせてやろう。もっと喜ばせてやろう」と考えながら仕事をしているので、社会に出ても活躍しやすいのだそうです。
ユーモアは知性
子どもが成長して言葉を覚えてくると、韻を踏むことや、ダジャレが伝わるようになってきます。
「布団が吹っ飛んだ!」
「カエルがうちに帰る~」
などの簡単なダジャレや言葉遊びをすることは、意外と脳を使います。
脳科学者の茂木健一郎さんによると、
ダジャレに必要な連想記憶は、1つの言葉に対して、その言葉の音に似た言葉を瞬時に思い起こす力のことをいう。
高い連想記憶と、豊富な語彙があって初めて生まれるのがダジャレなのだ。
ダジャレの素晴らしさは「意味を超えていること」にある。
人はどうしても意味にとらわれてしまうが、こうした固定観念から離れ、言葉の結びつきと関係性を発見するのがダジャレである。
非常にクリエーティブな脳の働きなのだ。
ダジャレが言える人や語呂合わせが上手な人は、ユーモアがある、つまり知性があるということなのです。
ユーモアの効果
ユーモアを身につければ、自分の失敗を笑い飛ばせるようになるといいます。
そして、ときには「いじめ」をかわし、皮肉っぽい子になるのを予防するというのです。
ユーモアがあれば、からかわれたときに「そのとおり!」とかただ笑い飛ばすとか、うまくかわすこともできるそうです。
また、「それで?」と無関心を示したり、自信満々で何事にも動じない姿を見せると、からかっているほうもからかいがいがないんですよね。
ユーモアを経験する
では、ユーモアはどのようにして身につけられるのでしょうか?
わが家の場合ですが、息子と自然にやっていたことを紹介します。
1.喜劇を見る
5~6歳になってから、ドリフやバカ殿を見るようになりました。
わたしも小さいころに見ていたけれど、ある程度パターンがわかっているのにおもしろいんですよねw
6歳になってからは、ミスタービーンを見て笑っていました。
Eテレのサムキャットやサンダーマンなどのアメリカのコメディー番組も大好きで見ています。
2.マンガを読む
ドラえもんの単子本を読みながら、声を出して笑っていることがあります。
かいけつゾロリのイシシやノシシも、息子にはツボのようです。(ほとんどオナラネタですよねw)
3.謎かけをする
親子だけで謎かけをするのは、とても難しいと思います。
でも、最近Eテレの0655の火曜日に、お笑い芸人のねずっちが「ネズミのネズっち なぞかけチューズデー」をやっていますよね。
あれを見て「なるほどねー!」と、息子と感心しています。
日本語の同音異義語はたくさんあることに気づかされますし、語彙も増えますよね。
4.冗談を言う
これはもちろん、笑える冗談でなければいけません。
「10秒以内に~しないとコチョコチョしちゃうよぉ~」
などと冗談に替えれば、子どもを叱らなくてもいいですよね。
冗談の中には、子どもを驚かせすぎたり、怖がらせすぎたりと、全く笑えないものもあります。
ユーモアどころではなく、嘘に近いものもあります。
(ちゃママの経験は余談に書きますね)
NGワード
子どものユーモアの芽を潰すのは親の言葉です。
「なにバカなこと言ってるの」
「全然おもしろくない」
などと、子どもがふざけることやバカげたことをするのを否定してしまっては、ユーモアの力はつきません。
息子もクレヨンしんちゃんのマネをして、「ぶりぶり~ぶりぶり~」とお尻を出していたことがありました!
でも、かわいいお尻だな~と笑って見ているわたしw
安心してください!
大人になっても「うんち、おしっこ、おなら~」なんて言ってふざけたり、バカげたことをしている大人はいません!
ユーモアの種類によっては、
「あはは!家ではいいけど、外では恥ずかしいよ」
くらいにしておいて、一緒に笑っておきましょう!
からかいとの違いを教える
からかいには、楽しさを助長するものもありますが、ミスや誤りに関するからかいは、人を困惑させたり恥をかかせたりするものもあります。
とくに身体的なことや自分ではどうすることもできないこと(名前など)についてからかうのは、いけないことだと教えなければいけません。
からかって人を傷つけることは良くないことであり、犠牲者が出るような笑いは、ユーモアとは呼べませんよね。
また、誰かがそんな受け入れられないからかいをしていたときは、過剰反応しないことも教えたいところです。
ちゃママまとめ
わたしの周りでも、一緒にいて楽しいなと思う人は、基本的にプラス思考で、ユーモアのセンスがある人が多い気がします。
ユーモアのある人って、人を楽しませようというサービス精神が旺盛なんでしょうね。
そんな人の周りには、人が集まってきます。
知性、感情、社会性の発達が高まるというユーモア。
生涯、子どもや子どもに関わる人の笑顔が増えるのならば、ぜひ身につけさせたい能力ですね!
ちなみに、ちゃママの父は、変顔やモノマネはしませんでしたが、親父ギャグはよく言ってたかな?
それも結構ハイレベルなので「おぉ~!なるほど~!」って納得しちゃったりしてw
ナンバープレートの語呂合わせ対決をすると、必ずわたしよりも一枚上手でしたし、父と話をするのが楽しかったです。
(過去形だけど、まだ生きてます笑)
余談・・・
息子が3歳くらいのときに、主人の親戚の家に行ったときの話です。
いろいろと話をしている中で、親戚のおばちゃんが、
「今日は(息子)だけココに泊まっていくんだよ」
と言いました。
もちろん息子はとても不安な顔になっていました。
(なんでそういう、子どもを不安にさせることを言うんだろう?)
と思い、おばちゃんがいないあいだに、
「あれは嘘だからね、ママたちと帰るよ」
と息子にこっそり言いました。
そして、車で帰るというときに、
「ヨーカドーに寄っていくの?あとでおばちゃんも行くからね」
と言いました。
(また!?なんで来ないのに言うんだろう)
と思いました。
車が発車してから息子が、
「あとでおばちゃんも来るって」
と言いました。
「あれは冗談なんだよ、本当には来ないよ」
と息子に言いました。
冗談というか、ウソだけど…
(なんなんだろ?なにが楽しいんだろう??)
子どもを無意味に不安にさせたり、ウソを言ったり。
以上、未だに理解できない、誰も笑えない冗談の話でした。
思い出してもモヤモヤするわ…