「共感力」を高めるならミラーニューロンを鍛える

こんにちは、ちゃママです。

昨日はミラーニューロンの話まで書けなかったので、今日はミラーニューロンの話を書こうと思います。

目次

ミラーニューロンとは?

ミラーニューロンとは、他人の動作や行動を見て、理解して、あたかも自分が行動しているかのように働く運動神経細胞です。

赤ちゃんは、生まれてきてから心や身体の内部でいろいろな状態を経験しています。

しかし、その状態を自覚して理解できるようになるためには、周囲の大人がその状態を察知して「暑い」「うれしい」「痛い」などと、その時々に適切な言葉をうまく貼り付けてあげることが必要です。

その積み重ねの中で、子どもは自分や他者の心を理解する力を身につけていきます。

つまり、思いやりや共感性は親が働きかけることで育っていくのです。

真似をさせる

このミラーニューロンは感情を豊かにするだけではなく、子どもに新しい運動や行動を覚えさせるときにも利用できます。

子どもは口で説明されただけのときよりも、見ただけで運動や行動がしやすくなります。

子供に新しい運動をさせるときは、

  1. まず親がやって見せる
  2. 子供と一緒にやってみる
  3. 子供だけにやらせる
これらをできるようになるまで繰り返します。

そして、できたら大げさなくらい褒めてあげましょう

褒めると自信がつき、ドーパミンが出てますますやる気が出てうまくできるようになります。

立って歩いたり手を振ったりすることも、真似をしてできるようになります。

例えば、上手にできたときに拍手をしたり、「バイバイ」と顔の横で手を振っているのを何度も見ることで、「バイバイのときは手を顔の横で振るんだな」と真似してできるようになるのです。

ちゃママは声かけ魔

わたしはオムツを替えたりお風呂に入ったり、何かをするたびに必ず声かけをしていました。

よく笑うようになってからは向かい合って視線を合わせて「アー」「オー」「ウー」などと口元を見せながら高い声や低い声などいろいろな声を聞かせていました。
(口の動きを見せることで発語を促す)

お座りができるようになると、両手に物を持って打ち合わせることや積み木を重ねることを、先にやって見せました。
このときももちろん「カチカチカチ」などと擬音語を聞かせます。

鉛筆やお箸の持ち方、カッターや包丁の使い方、春巻きの巻き方など、何でもやり方を教えるときは先にやって見せます。

教えるときは向かい合うのではなく、隣に並んでポイントを伝えながら行います。
後ろから手を添えることもあります。

家の外で初めてのスポーツをやってみるときも、まずはやり方を見せます。

教えるというよりは、自分も楽しむ気持ちで自然に遊んでいる中で身につけさせるという感じです。

うまくできないときは「最初から上手にできる人はいないからね」などと励まして、また別の日に「やってみようか」などと繰り返すことで上手になっていくと思います。

親の背中を見て育つ!?

大人が本を読んでいたり英語の勉強をしていたりすると、子どもも興味を持ちやすいと言います。

ぜひ、子どもの前で本を読んだり、英語のCDを聴き流したり、大人でも”学ぶ姿”を見せましょう。

なんだか良いことがたくさんあるように思えますが、言葉が話せるようになると、悪い言葉や行動を真似するようになります。

周りの大人は言葉遣いや行動に気を付け、テレビ番組は番組を選んで見せるようしましょう。

ちゃママまとめ

ミラーニューロンを利用することで、子どもの心や言動を育てることができる。

幼少期に心に関する言葉かけを豊かに受けた子どもほど、他者の心をよく理解するという研究結果もあります。

「それをしたら相手は悲しいよ」と気持ちを教えてあげることや、「~したら相手はどう思うかな?」と相手の気持ちを考えさせる声かけをすることで、他者の気持ちに気づかせていきましょう。

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