親と子はあと○年○ヶ月しか一緒に過ごせない!

こんにちは、ちゃママです。

あなたは自分の親や子どもと、あとどれくらい一緒に過ごせると思いますか?

2017年11月3日放送の、NHK「チコちゃんに叱られる」を見ました。

人と別れる時に手を振るのはなぜ?
なぜお線香をあげるの?

など、大人がボーっと生きていると答えられない問題を、5歳のチコちゃんという強烈キャラの女の子が出題するというクイズ番組です。
(声の主は、木村祐一さんです)

答えられないと、

「ボーっと生きてんじゃねーよー!」

とチコちゃんに怒られます。

その中で、

親と一緒に過ごせる残り時間は?

というクイズが出ました。

親と過ごせる時間、子どもと過ごせる時間は一体どれくらいなのでしょうか?

目次

親と過ごす残り時間

親の元に帰り、そして別れる。
季節の節目によく見られる光景ですが、インタビューした人のほとんどは「考えたことがなかった」と言います。

スタジオゲストのナイナイ岡村さんの場合、父親と過ごせる時間はあと13日!

この質問は親の寿命を聞いているのではありません。

親と顔を合わせて一緒に過ごせる時間が、あとどれくらい残っているのかを聞いているのです。

データ分析を元に、現在の家族関係について研究している関西大学社会学部教授保田時男さんによると、

親と離れて暮らしている人が、1年間で親と会う日数は、
例えば、お盆に3日、お正月に3日など、平均すると6日間
(「日本版総合的社会調査 2006年調査」大阪商業大学JGSSセンター)

しかし、親の家にいても24時間一緒にいるわけではありません。

1日に親と顔を合わせている時間は、平均4時間
(「平成23年 社会生活基本調査」総務省統計局)

つまり、親と過ごす時間は、

6日間×4時間=24時間
1年で、たった1日分しかないのです。

では、1年に1日分しか会わない親との残り時間は、あとどれくらいなのか。

保田先生のデータを元に、方程式を作ってみました。

つまり、1年に1日分しか会わない親が、あと何年生きられるのかを計算すると、その年数(平均余命)が親と過ごせる残り日数になるというのです。

※平均寿命と平均余命は違います

 

岡村さん(47)の場合、74歳のお父さんの平均余命は約13年

つまり、一緒に過ごせる残り時間は、およそ13日

これだけしか残っていない計算になるのです。

子どもと過ごす残り時間

では、親から見た場合、愛するわが子と生涯どれだけ一緒に過ごせるのか。

その残り時間は、子どもの成長とともにどんどん減って行きます。

愛するわが子の誕生。いつもそばにいた笑顔。
でも、幼稚園に入る3歳になると、子どもと一緒に過ごす時間の18%がすでに終わります。

日に日に成長し、たくましくなるわが子。
でも、幼稚園を卒業するころには、一緒に過ごす時間のなんと3分の1が過ぎてしまうのです。(32%)

小学生。友達がたくさんでき、子どもだけの世界が広がります。
そして、小学校を卒業するころには、一緒に過ごす時間は半分以上が過ぎているのです。(55%)

思春期。親を遠ざけ始めるわが子。
高校を卒業し、18歳で親元を離れる時点で、一緒に過ごす時間の7割以上が終わってしまうのです。(73%)

わが子と生涯で一緒に過ごす時間は、

母親の場合、約7年6か月
父親の場合、約3年4か月
(「平成23年 社会生活基本調査」総務省統計局より計算)

しかないのです。

限られた親子の時間を大切に過ごしてください。

※紹介されたのは、あくまでも目安です。
あと何年生きられるのかは、ざっくりと考えるのがいいそうです。

ちゃママ感想

親と一緒に過ごせる残り時間は、

親が生きる残り年数=ほぼ残り日数

いまのところ、わたしの両親は健康に問題がないので安心していますが、突然の事故なんていうこともあるわけですよね。

お盆やお正月は6日間も実家にいないので、実際はもっと少ないと思います。
息子の顔を見せがてら、たまに会いに行こうと思いました。

そして、わが子と生涯で一緒に過ごす時間。
母親の場合は約7年6か月

たしかに、365日、24時間、ほぼずーっと一緒にいたのに、幼稚園入園、小学校入学と、だんだん離れる時間が長くなっています。

自分一人の時間があるのはうれしいけれど、息子といられる今を大切にしていきたいと改めて思いました。

時間って、意識しないとあっという間に過ぎてしまいますからね♪

 

ちなみに、冒頭のクイズの答えはこちらです↓

人と別れる時に手を振るのは?

→相手を思って手を振る事により、相手の魂を引き寄せる事ができるから。その魂を引き寄せるしぐさ。

なぜお線香をあげるの?

→人は死後、食べ物を味わったり飲み込んだりできないため、お線香の煙の香りだけを食べると考えられているから。

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