こどもちゃれんじの効果?息子の算数力

目次

エデュトイで遊ぶうちにつく力

【ベネッセ「こどもちゃれんじ」をやるべきか?】の記事を読んで下さった方ならご存知とは思いますが、我が家では4月生まれということもあり、ずっと1学年上のコースを受講してきました。

現在は進研ゼミ小学一年講座の5月号付近で放置ぎみですが、放置しているのは主にワークで、エデュトイなどの付録では遊んでいました。(昨夜は急にワークをやっていましたがw)


「ちゃれんじスタートナビ」ではひらがなの書き順や時計の見方、算数の足し算などをゲーム感覚でやっています。


「おふろでたのしく! かん字こくばんセット」(11月号)では、1年生で習う漢字の表をお風呂の壁に貼って、プラスチック製のミニ黒板にチョークで書いています。

漢字を練習するための黒板なのですが、息子は算数が好きなようで「ママ、足し算の問題出して」と、すっかり算数用の黒板になっています。


そして、先日「まだ難しそうだから、そのうち出そう」と思っていた「くり上がり・くり下がりけいさんマスター」(10月号)というエデュトイを出しました。

“算数のくり上がりやくり下がりをゲーム感覚で覚えられる“というものなのですが、すっかりハマって遊んでいるうちに、日に日に計算が速くなってきました。

計算(暗算)はやればやるほど速くできるようになって、脳の海馬の容量が大きくなるんですよね。
【復習したい方は、入学前に算数力をつけるコツを見てね】

息子の算数力

息子は、簡単な足し算や引き算はできます。

と、思っていたのですが、

1月(6歳9ヵ月)に、ドライブ中に前の車のナンバーの”語呂合わせ”をすることに飽きたので、

前の車のナンバーを足してみる?

と言ってみました。

「36-97」というナンバーだったので、「3+6+9+7」「25」という答えを待っていました。

しばらく無言だったので「ふふ、、考えているぞ・・」と思っていたら、

133!!

と言いました。

「えっ?」

と言ったら、

36+97=133でしょ?

と。。。

正直驚きました。。そして、

一桁の計算より、そっちの方が難しくなるから楽しいんだよ

と言いました(@_@;

「どうやって計算したの?」

と聞いたら、

まず36+97だから(一の位の)6を1+5、7を2+5と考えて、
1+2=3、5+5=10、3+10=13と(一の位の答えを)出して、
30+90=120と(十の位の答えを)出して、
120+13=133

と出したのだそうです。

大人だと6+7=13とパッと答えを出せますが、一の位の数字を分解するなんて「息子なりに頭を使ったんだなー」と思いました。

そんなわけで、息子は簡単な計算しかできないと思っていましたが、二桁の足し算ができました。

さらなる息子の算数力

昨日、ひょんな話から「1975年からだと、今年で何年たったことになるんだろう?」という話になりました。

みなさんならどうやって計算しますか?

わたしが答えを出すのとほぼ同時に、息子が

42年

と言いました。

わたしはそろばんを習っていたので、頭の中にあるそろばんで(20-19は瞬時に引き算できるので)「117‐75=42」で42年と出します。

あまりに息子が早かったので「どうやって計算したの?」と聞きました。

すると、

まず1975に30を足すと2005、さらに10足すと2015、2017年まであと2年だから、42年

と出したそうです。

「そんな出し方もあるのか~」と思いました。

算数って、解く過程はいろいろあるのに答えは1つだからおもしろいんですよね。ちゃママは算数が一番好きでした。

頭の中で計算をすること、すなわち暗算をするということは、ワーキングメモリが働いている証拠ですね。
【→遺伝より環境に影響をうける「ワーキングメモリ」を鍛える方法も見てね】

補数を瞬時に出す

息子は「くり上がり・くり下がりけいさんマスター」で遊びながら、いつのまにか「10に対する補数」を繰り返し練習していたことで、1975に30を足すという発想が生まれたのかな?謎(笑)


「10に対する補数」とは、「足して10になる数」のことです。


7ならば3が、8ならば2「10に対する補数」です。


そろばんを習っていた方はご承知のとおり、10桁と10桁の足し算であろうと引き算であろうと、補数を次々と瞬時に出してそろばんをはじきます。

この「10に対する補数」が瞬時に出るようになれば、くり上がりとくり下がりの計算がとても速くなります

ちゃママまとめ

これまでもエデュトイで遊びながらごっこ遊びをしたり、すごろくをしたり、ゲームをしたり、普段の生活の中でもたくさん数字に触れるようにしてきました。

算数力は計算ができることだけではないけれど、息子の数に対する発想力はおもしろいなと思いました。

「10に対する補数」はクイズとして遊びに取り入れるのもいいですね。
(「問題!3に何を足したら10になるでしょう?」など)

余談・・・

先日、おやつに8枚入りのチョコビスケット「クアトロ」を「食べよう!」となったのですが、

「パパと三人で分けたら一人何枚になる?」

とクイズを出したら、一生懸命考えていました。


そして、パパに3枚、ママに3枚、自分に2枚と分けていましたが、わたしの1枚を自分のものにするかどうか悩んでいました(笑)

そこでわたしは、

「パパはお仕事がんばってるから3枚、ママと(息子)は仲良く分けるのがいいから2枚ずつで、残る1枚を半分に割ったら?

と言うと、

まさに息子には”アハ体験”だったようで「あぁーーー!」と納得した様子。

ちゃ「2.5枚ずつだと仲良く食べられるでしょ?」

息子「なるほどねー」

とおいしくいただきました。
(わたしが1枚あげても良かったんだけどw)

チョコビスケットだから分けられたけど、こんな小さな知恵でもいつか役に立つかな?