東大4兄弟を育てた佐藤ママの選択とは「中居正広の身になる図書館」

こんにちは、ちゃママです。

2018年1月22日放送の中居正広の身になる図書館 2時間SPを見ました。

「そのとき親はこっちを選んだ 天才になる分かれ道SP」と題して、ピアニストの辻井伸行さん、卓球の平野美宇さんなど天才と呼ばれている人の親が出演し、それぞれが天才になる分かれ道での親の選択が紹介されました。

その中でも、4人の子どもを東大合格へと導いた母、佐藤亮子さんの部分のレポです。

 

日本の大学の最高峰、東京大学。
さらにその中にあって、毎年わずか100名しか受からないといわれる最難関、理科Ⅲ類に子ども4人が全員合格

佐藤さん
「中高の最終目標は大学。大学に受かるまでは、少しの時間を余分なことに使うと受からないんですよ」

3つの分かれ道

分かれ道1 カレンダーを翌月分も貼った(6歳)

この分かれ道をきっかけに、長男しんちゃんのテストの点が90点を下回らなくなったとのこと。

長男しんちゃんが小学1年生のとき。

せっせと勉強するしんちゃんの横で、お母さんが何気なく壁のカレンダーをめくると、次の月の最初にテストが。

しんちゃん
「テストあるの忘れてた…」

テストの出題範囲とは別の教科を勉強していたしんちゃん。一気に大ピンチに!

 

そこで、カレンダーを翌月分も貼った

佐藤さん
「普通はカレンダーを1つさげている。月末にカレンダーをめくると、翌月の初めのスケジュールに対応できない。準備不足で試験に臨むことになるので、点数が悪くなる。

それを繰り返していくと、結局点数が悪いまま生きていって、大学入試は18歳で受けるから18年間なんてすぐ過ぎてしまう

ボケーっとしていたら通らない。

だから、カレンダーを2つさげて、1月を生きながら2月は何があるな~と先の予定を見越して勉強する。

2月5日にテストがあるなら、1月中旬から準備をしなくちゃいけない」

劇団ひとりさん
「小学校低学年でもカレンダーを見てスケジュール管理できる?」

佐藤さん
「カレンダーを『見なさいよ』じゃダメ。見せておいて、親が全部予定を書き込む

子どもが小さい場合は、『今日は夜7時から7時半まで、漢字テスト用の2ページをママと一緒にやろうね』と、親がスケジュールを立てて管理しなければいけない」

分かれ道2 暗記したいことを壁にナナメに貼る(10歳)

この分かれ道によって、子どもたち4人とも理科と社会の点数が10点ずつ上がったとのこと。

長男しんちゃんが、塾に通うようになった小学4年生のとき。

暗記が必要な教科でなかなか成果が出ないことがあった。

(何か暗記がしやすくなる方法はないものか…覚えられないものは、紙にまとめて壁に貼れば覚えられるはず)

 

そこで、暗記したいことを紙にまとめて壁にナナメに貼った

佐藤さん
「たとえば、紙に覚えたいことを10枚くらい書く。キレイに貼ると、すぐに見慣れてしまって目に入らなくなってしまう。

壁にかけていた油絵が地震でちょっとズレると気持ちが悪い。その感覚を利用して、少しズラして斜めに貼る

暗記はなかなかできないからインパクトがないとダメで、意外な所に貼るのもコツ。

たとえば天井。天井は何もないと思っているから、寝たときに見えて『ママがしつこく貼ってるな』と。

冷蔵庫も開けたら紙がバンと出てくるとか。エアコンの吹き出し口に貼ったら、普通は気がつかないけれどスイッチを入れたらバタバタバタとなるとか」

分かれ道3 1教科の勉強時間を15分(12歳)

この分かれ道をきっかけに、いつも提出日ギリギリまでかかった塾の宿題が3日前に終わるようになったとのこと。

2人のお兄ちゃんに比べ、集中力がなかった三男のかずちゃん。

苦手な科目はとくに集中できないし、すべての科目を満遍なく勉強できる集中力をつけたい。

 

そこで、1教科の勉強を15分で区切った

佐藤さん
「これは小学校のとき。小学生は集中力が続かない子が多い。集中力が続かない3男をよく見ていると、だいたい問題をやり始めて14分くらいに集中力が切れていると分かった。

それを『がんばって続けなさい』と言っても無理なので、やり方を変えて、15分ずつ教科を変えた

15分算数をやったら、15分国語、15分理科、15分社会とどんどん変える。

最初はダラダラしていて、慣れないうちは15分で終わらないこともあるが、『あなたがゆっくりしてたからでしょ』と取り上げる。そして、次の(教科)を渡す。

そうすると、子どもはやっている最中のものを取り上げられたから、もっと集中するようになる。

15分ずつを2~3ヵ月やったら、1時間ぐらい集中できるようになった。

集中力というのは、ないのではなくてトレーニングで長くできる

番外編 最初に勉強させるべき教科は算数

研究熱心すぎるママ、亮子さんは、普通のお母さんがあまり考えないあることを研究していた。

それは、子どもはどの科目から勉強すればいちばん伸びていくのか

その答えは、まず算数から始めさせる

佐藤さん
「算数は、たとえば計算した自分の答えが『1』だとして、正しい答えが『2』だとしたら、『1』と『2』はほんのちょっとしか違わないが、点数をもらえなかったらその答えは、ただのゴミ

目標は、大学入試のときまでに凡ミスをしない正確さを身につけること。いかに正確な答えにこだわるか。

国語などの科目は、答えがいっぱいあったりする。子どもにはわかりにくい。

算数の場合は、答えがはっきりしているので、自分が間違えた理由を把握しやすい」

中居さん
「算数を一番最初に学ぶのはどういうこと?」

佐藤さん
「丁寧にやらなければ、自分が解いた時間がムダになるし、答えは(正確でないと)ダメなんだというのが身に染みるので、他の教科も丁寧にやるようになる。丁寧さがすごく大事」

中居さん
「速く解くことが大事なんじゃ?」

佐藤さん
「速く解いても間違った答えだったら、ただのゴミ

ちゃママ感想

18年間はあっという間。息子と暮らすのもあと10年程度!?(…淋)

佐藤さんは本もたくさん書かれていますよね。

わたしはまだ読んだことがありませんが、Amazonの評価は賛否両論。

人の子育てをマネしたら同じように育つというわけではないので、いろいろな意見があっていいと思います。

ただ、佐藤さんが子どもと真剣に向き合ってきたことは間違いないですよね。

番組で紹介されたことは佐藤さんがやってきたことのほんの一部だと思いますが、よく子どもを見ているからこそ出てくるアイディアだと思います。

すべてをマネしようとしたり、完全に遮断してしまうのではなく、盗めるアイディアはちゃっかり盗んで(笑)活用していくのがいいと思いました。

番組内の専門家の話まとめ

発達心理学内田伸子先生
「子どもが挫折したり失敗したときに、『ダメじゃない!』『もっと勉強すればよかったのよ』などと言う親がいる。でも、否定叱る言葉は、子どもをより傷つけてしまう。

失敗したときこそ、褒める、励ます、広げる。この3つのHの言葉をかけてあげる。
広げるというのは、次の目標を設定すること。子どもの視野を広げて挫折から抜け出させる」

 

脳科学友田明美先生
3歳から5歳くらいまでは、記憶や感情に最も関係のある”海馬”という脳の領域が一番活発に発達する時期。

大事なのは、そのときに達成感を経験させること。小さな成功体験をさせると「楽しい!」「やったー!」とどんどん先に進んでいける。

ただ、真逆のこともあって、競技を強制したり、友だちと比較したりすると、脳が形を変える。

だから、やっていること自体が楽しいようにしてあげる。それは周りの大人の気遣い」

※友田先生たちの研究による脳が変形することに関しては、「マルトリートメント」とは?子どもの脳を傷つける親たちを見てください。

 

スポーツ科学深代千之先生
「子どもの適性を見極めるには、スポーツでよく使われる動作、走る、跳ぶ、投げる、打つ、蹴る、組むのうちの、得意な動作が発揮できるスポーツを選ぶといい。

投げる動作は、女性はなかなか習得しにくいので幼少期にやるといい。バドミントン、テニス、バレーなどの基礎がつくられる」

 

脳科学友田明美先生
「子どもに『頑張れ!』と過剰に期待やプレッシャーをかけてしまうと、前頭葉の機能が低下して、逆にやる気を失ってしまう。期待は応えられないときに心が折れる

【やる気UP】子どもが続けたくなる「褒め方」とは 【小学校低学年】脳の発達まとめ「やる気スイッチ」を押す方法