2018年4月生命表改訂!保険の見直しポイントとオススメ3選

こんにちは、ちゃママです。

2018年3月15日放送のBSジャパン「お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~」を見ました。

「見直していますか?あなたの保険」と題して、保険の見直しポイントオススメの保険が紹介されました。

司会は高橋真麻さん。ゲストはファイナンシャルプランナーの國松典子さん

 

真麻さん
「今日はこんな記事で、『生保選びの眼力が試される』」
(日本経済新聞2017年9月18日朝刊掲載)

2018年4月から、新規契約者を対象にした生命保険料が変わる。
寿命の延びなどを反映して保険料算定の基準となる生命表が11年ぶりに改定されるためで、生保各社は商品ごとに保険料を見直す。

生保は消費者にとって住宅に次ぐ人生の大きな買い物とされる。
需要が膨らむ医療保険を中心に新商品が相次ぐなかでニーズにあった保険選びの眼力が問われる。

真麻さん
「変わるということは、高くなる?安くなる?」

國松さん
「両方ある。寿命がどんどん延びている。長生きのリスクに備えて、保険も一生涯続くものは保険料が高くなる傾向掛け捨ては保険料が安くなる傾向にある。改訂の今はまさに見直したほうがいい」

目次

見直そう!保険

まずは保険の種類を目的別に確認しましょう。

國松さん
「保険の役割としては3つある」

1つめは、死亡に備える保険。いわゆる生命保険
2つめは、がんなどの病気やけがに備える医療保険
3つめは、貯蓄目的のものとして、学資保険や個人年金など。

生命保険や医療保険には、終身型定期型があります。

定期型は保障が一定期間で、保険料が掛け捨て。
終身型は保障が一生涯で、解約すると一定のお金が戻ります。

いろいろな入り方がありますが、見直しを考えてほしいのはこんなケース。

國松さん
「保険ミス子さんというかた。40代のキャリアをお持ちの女性です」

保険1 D生命 医療特約付終身保険

⇒死亡保障1,000万円、
医療特約5,000円(日額)

10年前に加入
保険2 T生命 医療保険

⇒5,000円(日額)

10年前に加入
保険3 A生命 個人年金

⇒60歳~10年間 毎年200万円

20年前に加入

3つの保険に加入しているミス子さん。

1つめは、医療特約付終身保険

死亡の際の保障と医療保障の組み合わせで、医療特約部分は掛け捨てです。

問題なのは、加入が10年前ということ。

特約タイプの医療保険は、10年ごとに保険料が更新されることが多いそうです。

國松さん
「10年ごとに掛け金がどんどん上がっていくタイプの保険。歳を重ねるとリスクが高くなるので、掛け金が重くなってくる傾向にある」

4月以降、新規加入なら医療保険は安くなる傾向にあるので、古い医療特約ははずして新しいものに変えるなど、見直しも。

 

2つめの医療保険も、同じく10年前に加入したものなので、見直しが必要。

保険料のこともありますが、理由がもう一つあります。

それは、カバーできる保険の種類です。

國松さん
「以前は、カバーできる保険の種類が約600種類と言われていたが、ここ最近では約1000種類まで保障が広がっていることもある」

真麻さん
「保険料を支払っているのに、いざ病気になったときに、その病気は該当しませんということはある?」

國松さん
「ありえます」

医療保険、昔のままになっていませんか?

 

3つめは、20年前に加入した個人年金。

この時期は、いまより金利がはるかに高いので、キープするのがベスト。

金利の確認をしておきましょう。

國松さん
「保険商品は、時代のニーズによって変わってきているので、健康診断を毎年受けるように保険も定期的にチェックしていくことが大事」

國松さんオススメの保険

ボーナス型医療保険

医療保険は、ほとんどが掛け捨てでしたが、数年に一度お金がもらえるタイプがでてきています。

たとえば、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の女性限定の保険「フェミニーヌ」

乳がんなど女性特有の病気はもちろん、一般的な病気やけがの入院を保障してくれる医療保険です。

そして、最大の特徴は、15万円のボーナスが5回も受け取れるのです。

気になる月々の保険料は?

國松さん
「真麻さんの年齢(36歳)で計算すると、月々8,457円を支払います。3年間でだいたい30万円くらい保険料を支払うことになるが、3年目に15万円もどってくる」

真麻さん
「えー!いいんですか!?もしわたしが病気になったら、保障はしてくれるわけですよね?しかも3年ごと」

國松さん
「はい。女性が待てる年数が3年というのがちょうどいいんじゃないですかね?」(笑)

ただし、この保険は15年ごと更新、保険料は上がっていくので気をつけてくださいね。

がん保険

これまで高度ながん治療は保険のきかないものが多く、患者にとっては負担が大きいものでした。
(先進医療は一部自己負担、自由診療は保証なし、など)

そこで紹介するのが、セコム損害保険の「自由診療保険メディコム」

最大の特徴は、高額な先進医療や自由診療を保障してくれる点。
実質、治療費が0円になります。

さらに、高額な自由診療の場合、保険会社が直接病院で支払ってくれるので、従来の保険のように治療代を自分で立て替えなくてもいいんです。
(協定を結んでいる病院の場合)

保険料は、真麻さんと同じ36歳の場合、

國松さん
「月々2,550円で治療のほとんどができます」

真麻さん
「こんな値段で治療を受け放題ってすごい」

國松さん
「知る人ぞ知るみたいな内容なので、ぜひ知っていただきたいなと」

真麻さん
「がんは完治するまで通院ですとか、治療も長い時間がかかりますからね。これはもしがんにならなかったら…」

國松さん
「がんにならなかったら、これは返戻金のない掛け捨てです」

真麻さん
「あ~難しいなぁどういう選択をするか」

介護保険

國松さん
「介護は長期間になることが多い。出費や家族の負担も大変なものになる」

朝日生命の「あんしん介護」

一時金タイプは一度、年金タイプは毎年一回、介護状態に合わせた金額が年金として受け取れるのは従来どおりですが、一般の介護保険では要介護2以上で保険適用が多いなか、この「あんしん介護」ではもう一つ下のランク、要介護1から年金が受け取れます。

公的介護保険制度の「要介護認定」が必要ですが、認定されれば…

國松さん
「認定されたら、そのあとの保険料の払い込みがいらない

真麻さん
「払わないでもらえるということですか?」

國松さん
「そうなんです。介護の必要がなくなるまで保険料の受け取りができるので、長期の介護状態について備えることができるもの」

真麻さん
「人生100年時代と言われているから、こういう保険があると安心ですね。改めて、保険というのは自分のライフスタイルに合ったものを選ぶのがいいわけですね」

いまの自分に何が必要なのか、保険と向き合ってみることも大切ですね。

ちゃママ感想

一度加入してしまえばそのまま支払い続けてしまいがちな保険。

5年、10年で医療はかなり進化します。

古い保険のままで適用外になってしまうことほど悲しいことはありません…。

いま一度、自分や家族の保険を見直してみましょう。

 

見直す前には、公的な保障制度を確認してからにしましょう!

日本人は保険に入りすぎな場合が多いそうですよ!

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