【初耳学】マンション購入は要検討?コンクリートは過大評価されている

こんにちは、ちゃママです。

先日、2018年4月1日放送の「林先生が驚く初耳学2時間SP」の白熱教室をとり上げましたが、番組の中で印象深かった方がいました。

それは、「日本の建築事情を否定し、新国立競技場を造る東大生」として紹介された東大大学院卒、建築家の隈研吾さんです。

隈さんといえば、現在建設中の新国立競技場を手がけていますよね。

コンクリートは過大評価されている

人生で最も大きな買い物、マイホーム。

購入条件で多いのが、デザインや立地の良さ。そんなイメージばかりに目が向いていませんか?

実は隈さんは、いま設計に携わっている新国立競技場を、木材を使って造ろうとしている。

隈さん
「日本は、一級建築士はコンクリート技術、二級建築士は木造技術といって木造を低く見ているが、実はコンクリートのほうが図面が全然描きやすくて、大学生レベルでもコンクリートの設計はできる」

 

実はここに隈研吾さんの強い意思がある。

林先生
「隈さんの本を何冊か読ませてもらったが、『コンクリートのマンションは完成した瞬間から劣化が始まる』と。弱くなるいっぽうだと」

日本人はコンクリートを過大評価している。

隈さん
「日本は関東大震災があって、第二次世界大戦があって町が燃えてしまったから、コンクリートで町をつくり直せば強い町ができるというある種の幻想をもったと思う。

みんなコンクリートは硬くて強いと過信しているにもかかわらず、実質はもろいところがコンクリートの1番の問題。

コンクリートは見えないところでサビたりビビ割れたり問題が起きる。

しかも傷んだところだけを替えるのはすごく難しい」

 

さらに、住宅のデータ偽装問題が起きるなど、わたしたちが外見で強いと思い込んでいるコンクリートは、実は中で何が起こっているかわからないという怖い素材なのです。

隈さん
「住宅ローンで一生縛られて、でもその結果として建設業は潤うし、住宅産業は潤うしというのが20世紀の構造だった。

結局家を造らされた人は犠牲者だった」

だからこそ、隈研吾さんは「木材を選ぶべき」だと提唱します。

隈さん
「木の場合は、たとえば法隆寺が1400年前の建築だというくらいに、観察して傷んだところをうまく取り替えていけば、1400年でも持つというのが木のすごいところ」

未来永劫残っていって欲しいという思いを込め、新国立競技場の素材にもを使っているのです。

 

林先生
「隈さんの言葉をそのまま引用すると『イメージは日常を支えたり命を守ったりしない』

つまり、コンクリートはイメージ的には非常に丈夫。でも実際には案外もろい素材。とくに耐久性には疑問がある。

だとしたら、イメージで選ぶのではなくて、実質で自分たちの日常、命を守ってくれるものを選ぶべきというメッセージは、我々全員がしっかりと受け止めていいのではないかと考えている」

ちゃママ感想

いろいろな考え方があるのでしょうが、新国立競技場の建設になぜ木材を使おうとしているのかがわかりました。

何百年も何千年も残るような建物になったら素敵ですね。完成が楽しみです。

そして、イメージは日常を支えたり命を守ったりしない。

「ここまで津波はこないだろう」という思い込みもあった東日本大震災を思い出しました。

 

田舎では“マンションを買う”という人はほぼいませんが、古くなったマンションや公営住宅の話題がテレビでもよく取り上げられていますよね。

住民の高齢化が進み、若い人たちは古いマンションや不便な街には住まない。

もう売るに売れなくなった老朽化が進んだマンションを修繕するお金もなければ、解体するお金もないなど…

これからさまざまな問題がどうなっていくのか気になります。

 

NHK おはよう日本 2017年5月13日(土)放送
「あなたの住まいは大丈夫!?急増する限界マンション」
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/05/0513.html

NHK クローズアップ現代+2017年10月19日(木) 放送
「追跡!マンション修繕工事の闇 狙われるあなたの積立金」
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4049/index.html

NHK あさイチ 2018年3月14日(水)放送
「どうする?老朽マンション」
https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180314/1.html

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