こんにちは、ちゃママです。
昨日は息子と図書館へ行ってきました。
車の中でEXILEのノリノリ系の曲が流れたときに、息子がボトル入りのガムを持って上下に振るやいなや、ガムが散乱!!
「えぇーーーーっ!?」
「マラカス代わりにしようと思って…」
「蓋の閉まり具合が悪かったのね、あはは!ま、着いたら拾おう」
「もったいないね」
「しょうがないね、でもこの太ももの上のはセーフじゃない?w」
「これもセーフかも」
「次は気をつけてね」
というわけで、まだたっぷり入っていたガムの3分の1が飛んでいきました(><)
ま、やってしまったことはしょうがない。次は気をつけるでしょう!!
前置きが長くなりました。
さて、以前ホンマでっかTVで、脳科学の澤口先生が「女性は出産、育児をすることで頭が良くなります」と言っていました。
脳の体積が増えたり、遺伝子の染色体の構造が変化したりと物理的にも変化するのだそうです。
知りたがりのちゃママは、さっそく女性は脳が変化するということが書かれた本を見つけ、調べてみました。
目次
「女性脳」と「母性脳」
小児科医師の白川嘉継さんによると、
- 出産前に「女性脳」だった脳は、陣痛、分娩、母乳育児を経験することにより、脳内物質が分泌され「母性脳」に変化する。
- 女性が「母性脳」に変わると、自分よりも誰よりも子供を優先するようになり、育児が楽しくて仕方がなくなる。
- 逆に、何らかの理由で「母性脳」になれないままだと、育児を必要以上につらいものだと感じたり、子どもの世話をすることが苦痛になったりすることがある。
といいます。
女性脳とは
関心の優先順位がまず自分自身で、趣味や仕事、恋愛などを通じて自己実現を目指すのが「女性脳」の特徴です。
女性脳では脳の視床下部と呼ばれる本能に関わる脳の働きが活発です。
視床下部は、性欲や食欲、攻撃性などをつかさどるさまざまな中枢が含まれていて、気分を左右する箇所でもあります。
思春期以降の女性は、基本的には「女性脳」で生きています。
ちゃママ
「女性脳」は、社会の中での自己実現や自分自身の興味を優先します。また、恐怖や不安に対して反応し、自己防衛します。
母性脳とは
興味の対象が自分自身や自己実現から「子ども」に向かうようになるのが「母性脳」の特徴です。
子どもを妊娠・出産し、母乳を与えているうちに、視床下部の働きが低下します。
視床下部の働きが低下するので、気分の揺れが減って穏やかになり、関心が子どもに向くようになります。
視床下部に代わって、視覚に関わる後頭葉が働くようになるので、認知的にじっと子どもを見つめられるようになります。
ちゃママ
「母性脳」は、子どもを優先します。また、恐怖や不安を感じにくく、子どもを守るために行動します。まさに母は強しですね☆
信頼のホルモン「オキシトシン」
「女性脳」から「母性脳」に変化するには「信頼のホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質「オキシトシン」が重要な役割を果たします。
オキシトシンが脳の視床下部で作られることで、陣痛や出産の痛みに耐えられたり、母乳の射乳反応がもたらされたりするのです。
喜怒哀楽の情動をつかさどっている偏桃体の働きも、オキシトシンが分泌されることによって抑えられます。
出産直後に素肌でわが子を抱いた(カンガルーケアをした)母親のほうがオキシトシンがよく分泌され、その後の育児においてわが子に語りかける時間が長く、6歳時点での子どもの知能指数も平均して高かったという研究結果があります。
「母性」と「父性」
「母性」「父性」といった概念は、本能ではなく、形成されなければ出来上がらないそうです。
女性も男性も子育てをしながら親になっていくのです。(←たしかに、本能ならば虐待などは起きないハズ)
女性の場合は、妊娠・出産が、体だけではなく脳を大きく変化させるきっかけになります。
そして、自分の幼少期に実母との愛着を築けていた人ほど「母性脳」に変わりやすい性質を持っているそうです。
父親も実母とのあいだに愛着を形成できているほうが「父親脳」に変わりやすいそうです。
ちゃママの疑問
出産・育児をすることで「母性脳」に変化することはわかりましたが、育児が落ち着いたらまた「女性脳」に変化するのでしょうか?澤口先生に聞いてみたい(^-^;
そしてこの本を読んで何よりも気になったのは、この本の著者が、
と書いていて、
- 自然な陣痛による出産
- 子供を見つめながらの母乳育児
- 羊水のにおいがしている出産直後からの母子の素肌のふれあい
という3つの要素が重要だと考えられているのです。
と書かれていました。
帝王切開だったり、母乳育児ができなかったり、カンガルーケアをやらせてくれない病院で出産した人は、「母性脳」に変化しづらいの?どうすればいいの?と思いました。。
そして、母性脳に変化したかどうかに関係なく、誰でも一度や二度は、育児が辛く感じたり、お世話を苦痛に感じたときもあるのでは?と思ってモヤモヤしたのでした。。
ちゃママまとめ
母親は自分優先な脳から子ども優先の脳になる。
人間に備わっている脳のしくみ、おもしろいですね。
よく考えてみると「出産、育児で頭が良くなる」というのは、やらなければいけないことがものすごく増えて、頭はフル回転して効率を求め、同時進行の作業を次々こなしてって、頭が良くなるのは当たり前な気がしますよね。
だからたまにはボーーっとしたいし、スマホで遊んでいる旦那さんにも「何か手伝って!」と言いたくなるわけですw
それにしてもオキシトシン。
ちょっと興味が出てきました。もう少し調べてみようと思います。
オキシトシンは愛情と攻撃のホルモンだった 【レポ】NHKおはよう日本「産後うつ」から母親を救え