こんにちは、ちゃママです。
2学期が始まりました。
先週、出校日や始業式があり、今日から通常通りの授業です。
がっ!
昨夜、消灯後に息子と話をしていたら、また「学校行きたくないなぁ…」と言いました。
※はじめに言っておきますが、今日はいつもどおり学校へ行って帰宅しました。
目次
2学期から6時間授業が開始
「あぁ…学校イヤだなぁ…」
(えっ!また”行きたくない病”再発?)
「そっかぁ、、どんなところがイヤなの?」
「全部」
「全部!?」
「6時間授業があるのがめんどくさい」
「ん~…帰ってくるのも遅くなるしね」
「あ~イヤだー」
「1年間で習う勉強が決まってて、土曜日が休みだからしょうがないんだよね…」
「4年生とかの教室で時間割を見たときに”地獄だ!”って思ったんだよね」
「そうなの?」
「はぁ…もう人生真っ暗だ…」
「う~ん…」
「この世の終わりだー」
「…ん??のび太のセリフみたいだね」
「そうだよ、のび太のセリフだよ」
「笑」
そのあともいろいろ話をしているうちに、タオルで顔を隠していたけど息子は少し涙が出てきたようでした。
2学期からは、週に1日だけ6時間授業の日があります。
恐らくあっという間に慣れるとは思いますが、HSCであろう息子は、初めてのことは慎重で、やる前から不安を抱きやすいんですよね。
さらに、席替えで誰が隣になるのか不安ということでした。隣の席の子に困ったこともあったからね…。
考えてもしょうがないことだけど、あれこれ考えて不安になっているようでした。
HSP・HSCとは?5人に1人が「〇〇な子」だった1学期は楽しそうだった息子
1学期のとある木曜日。
「明日学校に行ったら休みだね」
「もう一週間?早いー」
「おっ?前は一週間が長いって言ってたのに、早く感じるということは、学校が楽しくなってきたのかな?」
「楽しいときと、楽しくないときがある」
「楽しくないときはどんなとき?」
「とくに算数がそうなんだけど、もう知ってることをやってるとき。何回も同じことをやるから」
「あー…どうしても大事なところは丁寧に教えて、クラスの全員が理解してから『はい、次に進むよ』ってなるからね」
「うーん」
「もしかしたら、知らないことを言うかもしれないって思って先生の話を聞いていないとね。じゃあ楽しいことは?」
「まだ知らない新しいことを習ったとき」
「なるほど、たしかに知らないことを知るのって楽しいもんね」
「あとは国語のとき、音読発表会っていうのがあって、班のみんなと音読するのが楽しい」
「へぇー!黒板の前に立ってやるの?」
「うん」
「緊張しない?」
「しない」
「そうなんだ!どんなところが楽しいの?」
などと、すっかり学校生活にも慣れたんだと思っていました。
話していると友達関係の悩みではないので、夏休みが自由すぎたため、規律だらけの学校生活に戻るのがイヤなのかもしれないとも思いました。
夏休みはやることをやったらゲームや紙ひこうき作り、好きなときに本を読めるし工作もできて自由に過ごしていました。
学校での息子は、先生に怒られたくない、姿勢を良くしないといけないなど、気を張ってがんばりすぎるところがあります。(2年生になってだいぶ気の抜きかたを覚えたようだけど)
そんなすでにがんばっている息子に「がんばれ!」と言うことはさらにつらくするし、プレッシャーになってしまうかも?と思い、言葉をひとつずつ選んで会話をしました。
最後は泣き寝入り
「はぁ…つらい…」
「……」(黙って背中をさする)
「ねぇ…泣かせて?」
「えっ?泣かせて?」
「うん」
「(頭をなでながら)がんばりすぎなくていいんだよ、(息子)は(息子)のままでいいんだから。ついつい考えすぎちゃうんだよね」
などと言うと、本当に泣いてしまいました。
そういえば、しばらく息子はこんな風に泣いていなかった。
つらいとは言わなかったけど、がんばっていたんだ…。
まだ始まってもいない長い2学期を、勝手に想像して1人でつらくなってしまっただけかもしれないけど、どこかでわたしの声かけや態度が息子にプレッシャーをかけていなかっただろうかと自分をふり返りました。
そして、背中に手をやるうちに眠ってしまいました。
登校時、帰宅後の様子
起きてきた息子は、少しだけ目が腫れていましたが、いつもどおり進研ゼミのワークを1回分やりました。
昨夜のことにはお互いに触れず、一緒に朝食をとり、ゴミ捨てがてらわたしも一緒に家を出ました。
たわいもないことを話しながら、(あれ?こんなに手ぶらでいいんだっけ?)と思ったわたし。
絵の具セットや鍵盤ハーモニカなど、少しずつ持っていくものをすべて忘れたことに気がつきました(爆)
「持ってくるからゆっくり歩いてて!」
と家に戻って自転車で追いかけました。
ついでに大通りまで一緒に行こうと、いろいろ話しながら歩き、横断歩道を渡り終えると、
「おはようございます!」
と声をかけられました。
息子と二人で顔を見ると、担任の先生でした!
学期はじめだからか、登校指導のために立っていたようです。
「(げげっ!)」と思いながらあいさつをして笑顔で通り過ぎたものの、
「あ…自転車のカゴに荷物入れてるのを見られちゃったね」
「げっ!」(あわてて自分で持とうとするw)
「あはは、大丈夫だってw」
結局もう少し先まで一緒に登校し、見送りました。
そんなこんなで帰宅した息子。
「◯◯くんと遊ぶ約束したから急いでいかないと!」
と、汗をかいた服を着替えて水分補給をして、すぐに出かけて行きました。
国語や算数のノートを見ると、さっそく授業をやったようです。
学校に行ってみんなと過ごしたら、つらいと思ったことも忘れたかな?
夜にでも学校の様子をさりげなく聞きたいと思います。
ちゃママ感想
わが子の「学校に行きたくない」という言葉は、何度聞いてもドキッとしてしまいます。
普段息子とは対等に(息子はいっちょ前に)話をしているからか、最近は「甘える」ということから遠ざかっていた気がします。
子どもの心は「安心」と「不安」、「依存」と「自立」の気持ちを行ったり来たりしながら、少しずつ成長し自立していく
泣くこともストレス解消になりますが、「何言ってるの!」「もう小2でしょ!?」などと突き放すのではなく、共感して甘えさせることでまたがんばる力になるのでしょう。
きっと半年後には、
「そんなことあったっけ?」
って言われるんだろうな(+_+;
ちゃママ
大人でも疲れてしまって甘えたくなるときがあるもんね、うんうん