こんにちは、ちゃママです。
2018年6月26日放送「美と若さの新常識」では「声のアンチエイジング」と題して、声について紹介されました。
声が低くなった、高音が出なくなったなど、「年齢は声に出る」なんて言いますよね。
ところが、声に若さを取り戻せる極意があるというのです!
目次
声の老化の原因
心理学の世界で40年前に発見された声にまつわる有名な法則、「メラビアンの法則」。
相手の印象を決める判断基準を調べたところ、見た目についで声が4割近くを占めました。
声は、肺から出る空気が声帯をとおるとき、声帯が振動することで発生します。
女性の場合、1秒間に200回も振動します。
ところが、この声帯が年とともに老化していくのです。
声帯が痩せていくと、声帯の幅が狭くなっていきます。
すると、声帯にすき間ができ、空気がもれてうまく振動できないため、かすれ声になっていきます。
男性はほぼ100%痩せていくため、年をとるとハスキーなかすれ声になります。
女性ホルモン
女性は加齢で女性ホルモンが減ると、声帯がむくんできます。
むくみや炎症などで声帯が腫れると、分厚くなります。
声帯が分厚くなると振動がにぶくなって、低い声になっていきます。
胃酸
女性は閉経すると、体にアブラが溜まるようになります。
お腹の周りに脂肪がついて胃を圧迫すると、胃酸が逆流しやすくなります。
すると、のどが焼けてしまいます。
水分補給が命
老化すると声帯は潤いを失っていき、動きが悪くなる原因になります。
声帯は水分をしっかりとって、内側からみずみずしさを保つことが大切なのです。
1日に1.5リットルの「水」を飲むことで、声帯を潤すことができます。
※緑茶やコーヒーなどの利尿作用やカフェインが入ったものではなく、水やイオン水、カフェインゼロのものがいいそうです。
声帯のストレッチ
「チューブ発声法」は、声帯をやわらかくするストレッチの方法です。
使うのはストロー。
1.声を長く出すための訓練
ストローをくわえ、5秒以上「ウー」と声を出し続けます。
2.高い声を出すための訓練
ストローをくわえ、徐々に声を高くしたり低くしたりします。
いきなり高い声を出そうと無理をしないように気をつけてください。
口に対してストローの穴は小さいため、声帯に対して圧力が高まります。
ストローを使うことによって、口の中が広がる効果と声帯のストレッチ効果があるのです。
3人の女性に、1日それぞれ50回を2週間やってもらったところ、3人とも発声の持続時間が長くなり、声の幅(高低)も広がりました。
声はカラダ全体でなおす
声は声帯で出しますが、全身の筋肉が固いとのどが自由に動きません。
全身をストレッチすることによって、声の伸びが出てきます。
声優の日髙のり子さんに最適なストレッチを教えていただきました。
声のストレッチ
腰に手をあてて胸を開き、あごを上にあげる。(ヨガのラクダのポーズ)
両手を組んで腕をあげ、少し揺らしながら上に伸ばす。
発声トレーニング
パ行を使った発声で口の周りの筋肉を使う。
「パピパピプペッペぱぴぷぺぽ」
「パパピピププペペぽぽぽぽぽ」
いい声の秘訣は笑顔
いい声とは、人の耳に届きやすい声のことです。
同じ音量でも「ア」よりも「イ」のほうが、遠くまで声が届きます。
それは、口角があがって口が横の形になったとき、舌が前のほうに出てのどに空間ができるため、声帯で作られた音源がその空間に響き渡るからです。
笑顔で話すだけで音色が明るく変わります。
相手も笑顔になって印象が良くなるので、周りの反応が変わり、自分に自信が持てるようになります。
胃酸から声帯を守る料理
ここで、和田明日香さんの料理レシピが紹介されました。
「いい声バーニャカウダ」のレシピはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/124/300487.html
ちゃママ感想
「声帯を潤す」という概念がなかったので、驚きました!
そして、笑顔で発声することが美声には大切ということ。
相手が見えない電話でも意識したいことですね☆
ちゃママ
もう10年くらいカラオケに行ってないけど、昔のように歌えなくなってるんでしょうね;
たまには大声で歌いたいけど、一人で行く勇気がないちゃママでした♪( ´▽`)