幼稚園のときは一週間があっという間だったのに、小学校に行き始めた今週はまだ木曜日です・・・
息子にとってもわたしにとっても人生で初めての一週間だから、こんなに長く感じるのでしょうか!?
目次
息子のはじめてのおつかい?
【登下校の練習で危険ポイントを確認する】でも書きましたが、これまで息子は、一人で玄関を出たこともなければ、外出しても公園以外は半径3m以内にいるような子でした。
春休みのある日、息子が「〇〇食べたい」と言うので「自分でスーパーに行って買ってきたら?」なんて言ってみました。(スーパーまでは徒歩10分程度です)
ちゃ「テレビで3~4歳の子がやってるじゃん?”はじめてのおつかい”ってww」
息子「ん~、、、じゃぁ食べなくていいや」
と、その日は食べたいものをあきらめていました。
そして後日、一緒にスーパーに行った時のことでした。
わたしはその日買うものを書いたメモを持って買い物に行くのですが、
「今日はオレが一人で買い物するから、ママはついて来ないで!」
と言うのです。
自分よりも小さい子が買い物できるなら、自分にもできると思ったのかな?
やる気があるときはやらせるべき?
と思い、いつも行っているスーパーだから大丈夫かな?と、任せることにしました。
一人で商品を選ぶ
片手にメモを持ちながらカートを押して歩く息子。
わたしが見守っていると、振り返った息子がシッ!シッ!と手で追い払いましたw
チーズやヨーグルトなど順調にカゴに入れている様子を、万引きGメンのように棚の陰から見守るわたし(笑)
向かい側からカートを押したおばさんが来るとサッと横によけて通してあげたり、メモを見ながら歩く息子の姿を見てニコニコ笑いかける人に全く気がつかなかったり、とにかく必死です。
野菜のコーナーに行ったときは、ブロッコリーの前で腕組みをして首をななめに傾けました。
そっと近づくと、
「あ!ママ!ブロッコリーの選び方を教えて!」
と。
わたしがいつも買い物のときに、野菜を選んでいる姿を見ているからか、目についた物をすぐにカゴに入れるのではなく、よりいい物を選ぼうとしていたようです(笑)
他にも、レタスの選び方やきゅうりの選び方などを教えてあげると、
「じゃ、レジの前で待ち合わせね!」
と、まだ買っていないものを探しに行きました。
わたし自身は、いつも一緒にいたので、姿が見えなくなると急に不安になりました。(親バカ?)
でもこうやって少しずつ離れていかないといけないんですよね・・・
セルフレジでお会計
セルフレジは何度もやってもらったことがあったので、すんなり会計を済ませることができました。
帰る途中、
「明日もまたやりたい!買い物って楽しい!」
と言いました。
“ドキドキするけど、ちょっと難しいことだから楽しい”と思うようで、完全にやる気スイッチがONになっています。
【→子どもにある、4つの「やる気スイッチ」とはも見てね】
達成感を与える
その夜、蒸したてのブロッコリーを試食して、
ちゃ「(息子)が選んだブロッコリーおいしいよ!」
息子「どれどれ、、、(モグモグ)ほんとだ、オレよく見て選んだもん!」
と言いました。
いきなり”一人でお金を持って、スーパーまで行って買ってくる”というのは無理だろうけど、
やってくれたことを認めたり、褒めることで、自信とさらなるやる気を創出できたと思います。
ちゃママまとめ
子どもの「やりたい!」という気持ちをくんであげて、ある程度子どもを信じてやらせてあげることって大切だなと改めて思いました。
まだ野菜の産地や流通のことまでは教えていないけど、買い物をするということは、社会が自分の生活にどうかかわっているのか、どういう場所に、どんな人が、どんな姿で働いているのかなどを、子供自身の目で見る機会でもあると思いました。
これからも少しずつ、本物の社会を見せていきたいと思います!