小1は100点を取らせる「復習」で自信をつけよう!

こんにちは、ちゃママです。

先日、息子が帰宅してアレコレ話をしていたときのこと。

「そういえば、このまえ授業のときにやった算数のテストで、〇〇さんが0点だったんだよ!信じられる!?」

「えっ!? それは名前を書き忘れたとかじゃなくて?」

「いや、全部赤ペンでシュッ、シュッってバツになってたの」

「そうなんだ…」

「テストの答案が返されて、直したら先生に持って行くんだけど、先生に『〇〇さんに教えてあげて』って言われて見に行ったら0点だったの」

「あ、わからない子に教えてあげることもあるんだ」

「うん」

テストが100点だったり、自分の直しが早く終わったときは、自由帳に絵を書いたり、本を読んだり、他の子に教えてあげたりしているそうです。

本当に0点なのだろうか…

耳を疑いましたが、そういう子もいるようです。

 

学校のテストは、今まで学習してきたことを確かめるためのテストが多く、基本的な問題がほとんどです。

1年生では100点をとらせるためのテストも多いと聞きます。

不注意によるミスはあると思いますが、0点では基本的なところが理解できていないということですよね…。

目次

見直して100点を取らせる!

よく、「小学生のころは、復習がすべて」と言われます。

テストを学校で直して、先生から青マルをもらって100点になったとしても、家庭でもう一度やってみることが大切だと思います。

学校で習うことは、

  • 「わかる」… よく理解できること
  • 「できる」…習い覚えてしまうこと
  • 「使いこなす」…自由自在に使って役立たせること

この3つができるようになることが大切なのだそうです。

そのためには学校任せにせず、親が「一緒にやろう」と促す必要があります。

ひらがなやカタカナ、漢字などは、繰り返し書いているうちに必ず書けるようになります。

計算は、すぐに答えを教えないで「なぜそうなるのかな?」と自分で考えることが楽しくなるような雰囲気を作ってあげて100点をとらせたところで終わります。

どうしても100点がとれないときは、別のやさしい問題を解かせてみて、できた時点で終わりにします。

最後に100点満点がとれると、子どもは大きな達成感を味わうので「自分のがんばり」が報われたと感じます。

できない問題はいったん保留して、できる問題を解かせて終わらせるのがコツです。

「自分はできた!」という自信をもたせる。

そうして「わかる」⇒「できる」⇒「わかる」⇒「できる」となった子どもは、さらにやる気を持つようになり、難しい問題にも挑んでいけるようになるのだそうです。

子どものわからないを聞く

ガミガミ言われたり、忘れたことを責められたり、覚えなさいと強制されたりすると、子どもは意欲を失ってしまいます。

自分で考えても答えがわからないときは、どこまでわかるのか、どこからがわからないのかを説明させてみるうちに、自分で考えを整理して「わかった!」ということもあります。

自分がわからないことを説明するのは大変な作業ですが、子どもが言葉を探し出すまで根気よく待つことが大切なのだそうです。

たどたどしく思えても、「要するにこういうことだね」と別の言葉や言い方を教えてあげれば、言語能力も磨かれます。

そうやって「わかる」を「できる」に変えていくうちに、『本当に「わかる」⇔「できる」となるには、ある程度のコツコツを繰り返すのがいいんだ』と気づき、『やることをやれば必ず100点がとれる』という見通しが持てるようになると、自学自習ができるようになってくるのだそうです。

勉強はずっと続いていくので、親はあせらずに根気よく、長い目で見ていくことが大切ですね。

プロセスを大切にする

「わかる」けれども「できない」は、単純なミスによることが多いので次に気をつけることができますが、「できる」けれども「わからない」という場合はいつか壁にぶつかるといいます。

「できる」けれども「わからない」というのは、途中の過程を考えないですぐに計算にもちこんだり、例えばいまの授業で引き算をやっているから大きい数から小さな数を引いておけばいいなどと、深く考えないままできている場合です。

自分から「どうしてそうなるのか」を考えないでやり方を覚えているだけでは、文章題ではどのような式を立てたらいいのか、いずれわからなくなってしまうのだそうです。

点数をとれたことで安心してしまうと、考える力が不足していることに気がつきにくくなります。

これを防ぐには、子どもを先生役にして教えてもらうようにするといいのだそうです。

ちゃママまとめ

学校の教科書を最初から順に見ていくと、とくに算数は「よくできてるなぁ…」と思います。(当たり前w)

親が少し教えてあげるだけで、子どもの「わかる」は増えます。

「わかる」⇒「できる」を続けていると「好き」になります。

テストは「わかる」⇒「できる」を増やして子どもに自信をつけさせるために、利用しましょう!

 

ところで…

息子がクラスメイトにうまく教えられているのかどうかは不明ですが、誰かに教えるということは自分がわかっていないとできないことだし、言葉でうまく説明するには自分がどのように考えたのかを整理してわかりやすく言葉にしないと伝わらないので、「息子にはすごくいい復習になっているのでは!?」と感じました。

先生、ありがとうございます!

余談)1人で登校しています

先日、脱却!朝のイライラを解消できるたった1つの方法という記事を書きました。

あれから毎日、これまでよりも15分遅く、1人で登校しています。

わたしも散歩がてら途中まで一緒にいくこともありますが、わたしが思っていた通り、1人だといろいろと考えながら歩いているようです。

「1人で行くと、友達が隣を歩いてることを想像したり、西郷隆盛や大久保利通が隣を歩いてることを想像してるんだ」

「西郷隆盛!?」

「うん、西郷隆盛が隣にいたらこういうことを聞きたいなーとか、大久保利通にどうして廃藩置県をしたのか聞きたいなーとか」

「へぇー、おもしろいね」

…おもしろい子ですよね…(って、わたしが言うな?)

そういえば、【読書好き】最近借りた本と小1息子が自分で買った図鑑のときに紹介した西郷隆盛の学習マンガを、返却日までに3回も読んでいました。

大河ドラマの「西郷どん」は見ていませんが、総集編は一緒に見ようかな?

総集編って、、年末!?

それまで興味が続いているかしら(^-^;