「褒め力(ほめぢから)」がアップする、たった3つの方法

こんにちは、ちゃママです。

NHK「助けて!きわめびと」で放送された「ほめ力アップ大作戦」を見ました。

諸富祥彦さんの本も参考にしながらほめ方に関してまとめてみました。

目次

ほめる=ともに喜ぶ

子どもを怒るということの根底には、子どもに関心があって「良くなって欲しい」という強い思いがあります。

この怒りのスイッチを「ほめる」に変えることで「ほめ力」がアップするというのです。

「ほめる」ということは、相手の存在を認めるということ。

ただ、「ほめる」ことは”ごほうび”なので、「ほめられない」と動かない子どもになりかねません。

「ほめて育てる」というのは「ともに喜んで育てる」ことだと意識することが大切なのだそうです。

では、ほめ力をアップさせるにはどうしたらいいのでしょうか?

1.拍手で怒りを抑え込む

ほめたいのにほめられない場合、形から入るのがいいそうです。

いらだってきたときにパチン!と拍手をすることで、自分に区切りをつけられます。子どもも区切りをつけられます。

「はい、終わり!」で怒りのモードを入れ替えることができます。

拍手をしたときに心が入っていなくても、拍手をするという行動に移すことで、心が入ってくるようになるそうです。

2.観察力を高める

ほめるために重要なのは観察力です。

1つ1つ意識してほめる気があれば、観察して探すようになり、探すことが癖になってきます。

「すごい」「えらい」などのワンパターンではなく、子どもの実際の行動を見て「子どもががんばっているところ」「子どもが努力した行動」「子どもの良い変化」を具体的にほめます。

3.怒っても「でもね」を使えばほめられる

それでも、ほめるところが見つからない、むしろ見ていると注意したくなるときはどうほめたらいいのでしょうか。

ほめるポイントを見つけようとするほど逆に悪いところが見えてきてしまうものです。怒りたいけど怒れないとストレスが溜まります。

そんなときは、「でもね・・・」の法則を使います。

怒っても叱ってもいいので、そのあとすぐに「でもね、」と続けてほめる要素を探し出して伝えます。

実は「怒るポイント」は「ほめるポイント」なのです。

「けんかはやめなさい!でもね、元気でよろしい!」などとやめてほしいことに加えて、ほめることを付け加えます。

「でもね」を使えば話を否定で終わることなく、最後は必ずほめられます。

これでお互いにイヤな気持ちを引きずらなくなるというのです。

また、「ほめるハードル」を思いきり下げて、視線を低くすれば、子どもの「小さながんばり」は必ず見つかります。

1回目よりも2回目のほうが上手に書けた、昨日よりも5分早く起きられたなど、前よりも良くなっている点を具体的にほめることが大切です。

ほめ方のコツはこの3つ

ほめるためには、この3つがポイントです。

1.すぐその場でほめる

心理学の実験で、報酬が与えられるまでにタイムラグがないほうが能力が伸びるという結果が出ています。

2.目を見てほめる

目をみてほめるのは、コミュニケーションの基本です。

目を見ないと子どもは「口先だけだ」と受け取ります。

3.頭をなでながらほめる

頭をなでながらほめるのは、10歳くらいまでは効果絶大です。

ほめ言葉が安心感とセットになって子どもの心に届きやすくなります。

ちゃママまとめ

親が気持ちを切り替えて、子どもをよく観察してほめることで、お互いに笑顔が増える。

ほめてばかりいると「自信過剰」になってしまうのでは?と思っていましたが、著者の諸富祥彦さんによると、

男の子は放っておいても、シビアな現実にいずれ、自分自身で直面せざるをえなくなるので、親がわざわざ「あなたはたいしたことない」などと子どもをガッカリさせるようなことを言う必要はなく、受け流しておけばいい。

子どものときにうんとほめて自信をつけてあげた男の子ほど、かえって人に疎まれるような自慢はしなくなるもの。

なのだそうです。

以前息子が遊んでいるときに、なにか新しい発見をしたらしく、

「ちょっと!オレって天才!!でも自画自賛してたらみんなに引かれそう。。」

と言っていました。

わたしは「(自分で天才って言ってる!w)」とおかしくて笑ってしまいましたが、笑っておくだけで良かったみたいですw

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